思い出の詰まった制服や、学生服の断捨離が簡単になる方法
今回は、思い出の詰まった学生服、制服の断捨離が簡単になる方法をお話しします。中学、高校のセーラー服やブレザー。クローゼットの中を見るたび、「どうしよう?」と悩んではいないでしょうか。
ただ捨てるにしても、制服などのしっかりした衣類は「もったいない」と感じて手放すことができません。そんなときは、ゴミに出す以外の方法で断捨離すると手放すのが簡単になります。
リサイクルに出す
「手放したいのだけれど、高かったし、生地はしっかりしてるし、ゴミに出すのが偲びない」。そんなとき一番良いのは、リサイクルに出すことです。私も、長年しまっていた制服はリサイクルに出しました。
リサイクルでもゴミに捨てるでも、処分するのは同じです。けれどリサイクルには、「まだ有効活用される」という希望があります。その希望が、「もったいない」という気持ちを和らげてくれるのです。
買取サービス
リサイクル業者の中には、制服の買い取りをしているところもあります。「学生服 買い取り」で調べると、色々な業者が買い取り募集をしています。
無料でダンボールを貰えるところ、自分で紙袋などに詰めて送るところ、送料がかかるところなど様々です。荷造りの手間を減らすのなら、ダンボールを送ってくれるところにお願いするのがおすすめです。
私の場合、制服は送料のかかるリサイクルに出しました⇒部屋の片付け。服の断捨離で、節約も抜け目なく?
制服以外にも、買い取りしてもらえなさそうな服をまとめて送りました。送料がかかるのが痛かったですが、いらない服を一斉に処分できたのは良かったと思います。
宅配買い取りは便利なのですが、「この服はA社」「この服はB社」と細かく分けすぎると断捨離が面倒くさくなります。時間をかけず簡単に処分するなら、買い取り先はせいぜい1~2社にしぼるのが無難です。
近所の知人などに譲る
知り合いに制服を探している人がいれば、その人に譲ってはどうでしょうか。自分は制服が断捨離できるし、相手は制服を買うお金が浮くしで、いいことづくめです。
特にずっと地元で暮らしている場合、中学校や高校の制服を探している人がいると思います。掲示板サイトの「ジモティー」などで募集をかければ、直接会って引き渡しができます。
捨てる前に使い倒す
捨てようとすると、青春時代の思い出が蘇ってきて手放せない。それは、その制服にまだ「心残り」があるからかもしれません。であれば、捨てる前に心ゆくまで使い倒すのはどうでしょうか。
飾る
まずは、部屋にインテリアとして飾ってみる。壁のハンガーに引っ掛けて、毎日眺めるだけでも良いです。見るたびに楽しい思い出が蘇るのなら、クローゼットにしまっておくのはもったいないです。
逆に毎日見るたびに気が重くなるのなら、それはそれで「もう処分しよう」と思えます。ネガティブな思い出がある制服なら、手放した方がスッキリします。
良い思い出にしろ悪い思い出にしろ、毎日眺め続けていると「もう気が済んだ」と思える日が来ます。「断捨離しようか」と迷う時点で、それは捨てた方が良いと心の底では思っているからです。
目に見える場所に置いておくと、毎日否が応でも「捨てるべきか、残すべきか」という問題を考えることになります。その積み重ねの先に、断捨離の決断はあります。
捨てる前に着てみる
ただ眺めるだけでは飽きたらなくなってきたら、実際に1度着るのはどうでしょうか。自分の家で着る分には、誰に遠慮することもありません。
鏡の前で自分の制服姿をチェックする、そのまま部屋着として何日か着続ける、制服を着た自分を写真に撮るなど、思いつく限り活用してみてください。
これは学生服以外にも、習い事のユニフォーム・イベントの仮装などにも使える手です。「もったいない」と思うのなら、気が済むまで着倒し続けるのが良いです。
思い出のある学生服は、手放すのが難しいかもしれません。けれど、手放すのを難しくしているのは「自分の心」です。
「もったいない」「懐かしくて愛着がある」。手放せない理由は人それぞれだと思います。その理由に合わせて、自分が納得できる方法で断捨離するのが処分を簡単にするコツです。