古い洋服を断捨離しないと、ダサいファッションになる3つの理由。
今回は、古い洋服を断捨離しないとダサいファッションになってしまう理由をお話します。「まだ着れるから捨てられない」という考えは、ファッションをダサくする恐れがあります。
クローゼットの中に、何年もしまいっぱなしになっているワンピースやコートなど。「また着れるときが来るかも」と取ってある服があれば、すっぱり断捨離する方が良いかもしれません。
1.リバイバルブームの服は「古い」
10代の頃に流行ったファッションが、30代、40代になってから再び流行る「リバイバル」。けれど、それを見越して「また流行ったときに着よう」と考えると、痛い目を見ます。
リバイバルブームのファッションは、昔の服がそのまま流行るわけではありません。昔のスタイルを再現しつつ、素材やシルエットは「今風」に上手くアレンジされてよみがえってきます。
昔の服と今の服を見比べると、生地の厚さ、柄の大きさ、細かい縫製など、色々な部分で微妙に違いがあるはずです。その微妙な違いが「古い」、ひいては「ダサい」印象となるのです。
昔に流行った服は、当時の流行が終わった時点で役目が終わっています。「もう着ない」と判断した時点で、潔く断捨離する方が安全です。
2.昔からの「お気に入り」を手放せない
初任給で買った記念のコートや、若い頃にお気に入りだったジャケットとスカートなど。昔からのお気に入りがずっとクローゼットにしまわれてはいないでしょうか。
着ていない洋服をずっと取っておくのも良くありませんが、「久々に着てみよう」と現役に戻すのはより危険です。若い頃の服が、今の自分にも似合うという保証はどこにもないからです。
記念や思い出として取っているなら、堂々と部屋に飾るか写真に撮っておくのがおすすめです。せっかくの思い出も、クローゼットにしまいっぱなしでは見たいときに見れません。
3.定番ファッションも進化している
流行ファッションの服と同様、定番ファッションも日々進化しています。ずっと収納にしまわれていたコートと、今着ているコート。昔のコートの方が、どことなく野暮ったい印象がないでしょうか。
特に女性の場合、髪型やメイクの方法も今と昔では雲泥の差があるもの。20年前の髪型やメイクが時代遅れになるように、20年前の服も「時代遅れ」になります。
デザインの古い服は今の服とも合わせにくいので、引っ張りだしても着る機会は少なくなります。あまりに古い服は、持ち続けてもあまりメリットがありません。
クローゼットには「今着る服」だけを残す
「昔流行った服」「思い出の服」「若い頃に買った定番ファッション」。これらの服に共通するのは、「今は着ていない服」ということ。つまりは、その服がなくても「一切困らない」ということでもあります。
むしろ、今着ていない服を取っておくのはストレスの元です。古い服がぎゅう詰めになったクローゼットを見て、気分が明るくなる人はほとんどいないと思います。
収納スペースに困るほど洋服を持っているなら、着ない服から優先的に減らすべきです。昔の遺産はもう収納から出して、今活躍している服だけを残す方がおしゃれを楽しめます。
「ダサいファッション」に陥らないためには、古い洋服を断捨離するのが一番です。おしゃれに近づく道は、「着ない服」の処分からです。
もしクローゼットに「昔の服」が眠ったままなら、この機会に手放すことをおすすめします。