節約系ミニマリストの料理術。フライパン1つでご飯からおかずまで作るコツ
今回は、フライパン1つで料理を済ませるコツをお話しします。鍋やキッチン家電がなくとも、主食のご飯からおかずまで作ることはできます。
キッチングッズは始めから色々買うより、まずはフライパン1つだけで作ってみてください。他のものを買い足すのは、それからでも遅くはありません。
フライパン1つで大抵のことはできる
フライパン1つあれば、大抵のことはできます。基本の焼く・炒める・煮る・茹でるの調理で、色々なものが作れるからです。工夫次第では、揚げる・蒸すなどもできるようです。
ネットで「〇〇 フライパン」と調べると、大体の料理の作り方が出てきます。鍋やオーブンにできることは、フライパンにもできるということです。
フライパンは大きめの方がおすすめ
フライパンを買うときは、作り置きしやすい大きめのサイズの方がおすすめです。最低でも26cm~30cmのサイズであれば、数日分の料理がまとめて作れます。
私のフライパンは24cmですが、これだと2日分の料理を作るのが精一杯です。なるべく料理の回数を減らしたいのなら、最初から大きいフライパンを選ぶ方が安全です。
お米は炊いてストック
炊飯器がなかった頃は、ご飯もフライパンで炊いていました。24cmのフライパンだと、400mlくらいまでなら余裕で炊飯できました。400mlで、3~4日分のご飯が炊けます。
フライパン炊飯のやり方はこちら⇒炊飯器なし。フライパンでご飯を炊くことに挑戦~実録・一人暮らしの節約料理(4)~
炊いたお米は、タッパーに移し替えて冷蔵庫へ。食べるときは、再びフライパンで温めます。
タッパーは、お米の量を計るときにも使えて便利です⇒一人暮らしの料理で役立つ、タッパーやジップロックコンテナの便利な使い道
包丁を使わない食材を選ぶ
食材選びに気をつければ、包丁を使わず料理を済ませられます。以下の様な食材を選ぶと、ごはん作りが楽です。
・たまご
・もやし
・ほうれん草、にら、小松菜などの葉もの野菜
・唐揚げ用とり肉
・魚の切り身
・ひき肉
・小麦粉
手で簡単に細かくできるものや、包丁でカットせずにそのまま使えるものを選ぶことがポイントです。
最後の小麦粉は、フライパン以外にボールが必要になります。それでも水や調味料と混ぜあわせるだけなので、そこまで手間はかかりません。
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ご飯を使ったメニューは、具材ごと煮る
チャーハンやピラフなど、ご飯を使ったメニューは「具材ごと煮る」のが一番簡単です。フライパン炊飯の応用で、後は水加減などを変えれば上手く作れます。
最初は生米を炒めたりしていたのですが、ご飯がカッチカチで上手くできませんでした⇒ご飯を炒めたら、おこげだらけの謎チャーハンができた話。~実録・一人暮らしの節約料理(1)~
代わりに具材ごと煮るようにすると、ちゃんとした仕上がりに⇒生米からフライパンで作る、チキンカレーピラフ~実録・一人暮らしの節約料理(13)~
米と食材を煮る調理は、自炊初心者でも失敗しづらいのでおすすめです。最初は、シンプルなおかゆから作ってみるのが良いかと思います。
おかゆのレシピはこちら⇒自炊初心者にも簡単にできる、フライパンで作るおかゆ。~実録・一人暮らしの節約料理(3)~
料理を作る→ご飯を温める
我が家には電子レンジがないので、料理の温めもフライパンでやっています。そのときは、「料理を作る→ストックしていたご飯を温める」の順番にしています。こうしないと、ご飯が冷めるからです。
温めたご飯には、フライパンの料理の焦げがつくことがあります。それでも、臭いや味まで移ることはありません。
フライパンごと冷蔵庫へ
料理が余ったときは、フライパンごと冷蔵庫へ。ついでにフタをしておけば、パサパサになる心配もありません。翌日に食べるときは、「残り物を温める→ご飯を温める」だけで済みます。
(数日分の作り置き予定の料理は、専用の容器に移し替えます)
一度にたくさんのキッチングッズを揃えると、使いこなすのが大変です。まずは少ない道具から始めて、後から必要なものを揃える。それが、すっきりした台所を保つコツです。