独身なのに家計が赤字?月収10万以下で黒字を出すカレジョが節約のコツを紹介
お金を貯めやすいはずの独身世帯なのに、毎月赤字が出ている。どうすれば黒字家計にできるか、節約のコツを紹介したい。
私も長らく収入が少なく赤字続きだったが、最近ようやく数千円ていどの黒字が出るようになった。まだ10万に満たない収入ではあるが、それでも家計の黒字化はできる。
外食を止めて自炊する
まずは定番の食費節約から。外食が多い人は、自炊メインに変えるだけで支出を大幅カットできる。目安は自炊代と外食費を合わせ15,000円以内に抑えることだ。
食費が抑えられない人は、
・コンビニでの買い物を見直す
・お惣菜を買う頻度を減らす
・高級食材にこだわるのを止める
など、自分がどこでお金を使っているか意識してみてほしい。店のレシートを1ヶ月取っておいてまとめて計算すれば、おおよその金額が分かるはずだ。
さらに買い物のしかたも、こんなことがあれば見直したい↓
・買ってきたものがまだ家にあった
・冷蔵庫のなかに傷んだ食材がある
買い物は冷蔵庫がカラになるまで待つのがいい。食べずに腐らせるのが一番もったいないことだ。
さらに頑張れば、食費を月10,000円以下に抑えることも。コツはこちらで紹介中⇒【月6000円】ズボラでも一人暮らしの食費を節約できる、超具体的な14のコツ。
どうしても自炊が無理でも、月15,000~20,000円以内に収まれば安い方かと思う。詳しくはこちら⇒【目指せ月15,000円】一人暮らしの食費を、自炊なしで節約する方法
水道・光熱費は月8,000円までに抑える
水道・ガス・電気代は、月8,000円を目安に。水道代が3,000~4,000円、光熱費が4,000~5,000円だ。
もし水道・光熱費が月10,000円を超えている人は、それぞれの使い方を見直してみてほしい。シャワーが長い・自動お湯はり機能を使っている・エアコンなどの使いすぎなど、心当たりがあるはずだ。
ガスの場合、プロパンガスは高い。詳しくはこちら⇒ガス代を節約するなら必見。プロパンガスと都市ガスで料金は3倍の差が出る。
地方によってはしょうがない面もあるが、できるだけ都市ガスの物件を選びたい。
原因が分からないのに光熱費が高い場合、漏電などの可能性もある。そのままだと危ないので、電気会社にチェックしてもらうといい。
家賃の安いところに引っ越す
固定費で一番高い家賃。引っ越せるなら安い賃貸へ引っ越せば、それだけで月数万円は削れるだろう。セキュリティなどの問題はあるが、月10万を超えるなら考えてみるといい。もし可能ならば実家もありだ。
格安スマホに乗り換える
月10,000円を超えることも多い通信費。ここは格安スマホに乗り換えれば、ほぼ解決する。私もかつては月8,000円の携帯料金が悩みだったが、今では月1,600円だ。
一人暮らし向けの通信費節約法はこちらから⇒激安!一人暮らしの通信費を月1600円に節約する方法
乗り換えの手続きが面倒という人は多いが、節約効果を考えると乗り換えの価値は大きい。自動的に月5,000円以上も家計が浮かせるチャンスは、なかなか無いものだ。
また手続きといっても、新規の申し込みならネットだけで済む。MNP(ナンバーポータビリティ)を利用して乗り換えるときは現キャリアの窓口へ行かなきゃならないが、10分もあれば手続きは終わる。
格安スマホに乗り換えるときのコツなどはこちらから⇒格安SIMって大丈夫?乗り換えるときの疑問や不安を徹底解消。
私は格安スマホに変えて3年ほどになるが、とくに不自由は感じていない。なぜ皆乗り換えないのか、疑問に思うほどだ。
買う服は1シーズン3着までにする
独身女性の場合、ファッション費に月数万円をかける人も少なくない。これでは毎月赤字でもしょうがないなと思う。
よく言われるのは、「ファッション費は多くても収入の4%まで」という話だ。もし月収が20万の人なら、20万×0.04=8,000円となる。月1万円も使えないのだ。
月8,000円のファッション費で済ませるには、買う服を厳選しないといけない。店で服を買う前には必ず試着、ちょっとでも気に入らない部分があるなら買わないなどの意識が必要かと思う。福袋で散財するなどもってのほかだ。
メルカリなどで中古服を買うのもいいが、試着できないのが難だ。私は「だったらアウトレットで新品を買った方がいい」と思う人間なので、メルカリで服を買ったことはない。
美容代は1000円カットで済ませる
ファション費のほかに、美容代も女性にとっては大事な支出かもしれない。だが毎月美容院へ行くのもお金がかかる。髪を染めているならなおさらだ。
だが髪を染めるのはダメージが大きい。お金をかけて髪をボロボロにするのも、ちょっとどうなのかとは思う。黒髪じゃダメなのか。
ショートカットならば、1,000円カットで毛先だけ切ってもらえばキレイな髪型を保てる。個人の好みもあるが、ロングよりショートの方が節約しやすいと思う。
前髪くらいなら、自分で切るのもいい。セルフカットの話はこちら⇒髪を上手にセルフカットするコツ。私はこうやってショートカットにした。
お付き合いの支出を減らす
友人付き合いは大事だが、家計が赤字になっているなら問題だ。遊ぶ頻度を見直した方がいい。会社での飲み会などもそうだ。
以前読んだ「1,000万円以下でも老後は暮らせる」でも、定年後に交際費が減らないことが家計が赤字になりやすい原因の1つだと書かれていた。黒字家計にするなら、収入に合わせて交際の中身も変えなきゃならないのだ。
本の感想はこちらから⇒老後サバイバル術の決定版。畠中雅子さん「1000万以下でも老後は暮らせる!」感想
本の中では、「付き合う友人を変えるのも1つの方法」とも紹介されていた。浪費癖のある友達と付き合うと、自分まで赤字になりやすいのかもしれない。やはり「金の切れ目は縁の切れ目」なのだ。
自身が友達と遊ぶのが好きな場合は、自分が意識して頻度を減らせばいい。今までの半分ほどに減らせば家計も楽になるんじゃなかろうか。
家計が赤字になるのは、どこかでお金を使いすぎているからだ。当たり前のことだが、支出を削らない限りは貯金もできないし、老後の蓄えも作れない。
だが数字はハッキリと目に見えるから、対策も立てやすい。まずは家計簿を付けて、どこに一番お金を使っているのかチェックしてみてほしい。