ファッション性と快適さ、どちらも大事なミニマリストのボトムス選び
今回は、私のボトムス選びの基準についてお話します。基本は快適さを重視しつつも、デザインやファッション性にも自分なりのこだわりがあるように思います。
ただ過ごしやすいだけなら、ジャージやスウェットが一番良いです。けれど楽な方へと流されると、ついダラダラしてしまいます。少ない服で済ませるためもあり、今は部屋着と外着を分けていません。
トップスは最悪、上着を着ればごまかせます。が、ボトムスはそうはいきません。どんな場合にも対処できるよう、動きやすさと同じくらい、デザインにも注意しています。
パンツ(主にジーンズ)
これは完全に好みですが、選ぶボトムスはもっぱらパンツです。その中でも、ジーンズは今も昔も履き続ける必須アイテムとなっています。
ジーンズは丈夫で動きやすく、場所を選ばず履けて便利です⇒私がジーンズファッションを続ける理由と、そのメリットとは
パンツスタイルにこだわるのは、元々「女の子らしい格好」が苦手だからです。昔から、スカートやフリルは避けるような子供でした。
シンプルなデザインの服を選ぶのも、中性的な格好の方が落ち着くからかもしれません。私にとっては、女性らしさよりも自分らしさの方が大事なのだと思います。
が、「じゃあパンツならなんでも良いのか」というと、そうもいきません。每日履くものであるからには、生活のなかで不便を感じないことが大事だからです。
楽に正座ができる
まず、正座が楽にできるかどうか?私の中では地味に重要な部分です。我が家にはイスがないので、いつも床に直座り。正座でパソコンに向かい合うことも多くあります。
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あまりに細すぎるスキニーやサイズがキツキツのものだと、履いていて辛くなってきます。手持ちにはありませんが、ガウチョなどの幅広のパンツは座りやすいかもと思います。
素足が出すぎない
パンツの中には素足がバーンと出るショート丈もありますが、私はせいぜいハーフ丈が限界です。
これは足を出す格好に抵抗があると理由以外に、寒さの問題があります。お腹周りを冷やすと胃腸の具合や生理に良くないので、足全体を覆ってガードしています。
足の防寒ならタイツという手もありますが、あのぴったり感がどうも苦手です。パンツでほどよく覆うくらいが、私には楽です。
綿素材
ボトムスに限らず、選ぶ服は綿素材が多いです。アラサー・アラフォー世代には「とろみ素材」が人気ですが、着心地はやはり綿が一番快適です。
素材によっては、季節感が強くでてしまい年中着回せない服も。綿素材なら、その点は心配がありません。
季節ごとに洋服を揃えると、どうしても数が増えます。少ない服を着回すなら、やはり1年通して使える生地の方が有利です。
ベーシックな色
手持ちのパンツを見ると、黒・ネイビー・グレーなど、ベーシックな色が多いです。明るい色もあるトップスに対し、合わせやすい基本の色がそろっています。
トップスには、ビビッドなピンクなどもあります⇒ミニマリストを目指す私の秋冬ファッションコーディネート。おしゃれは少ない洋服から
ボトムスはトップス以上に、色選びが難しいです。あまりに派手な色だと、ボトムスだけが全体から浮き上がった印象に。トップスのように上着で隠せないので、余計に目立ちます。
ボトムスは「柱」のような存在感があるので、どんなアイテムとも合わせられる度量が大事だと感じます。全体をまとめ役と考えると、ベーシックカラーの方が使いやすいです。
ちょっと凝っている
色が普通な代わりに、デザインは少し凝ったものが好みです。バックの飾りポケット、裾部分のジッパー、さりげないステッチなど、目立たない部分に凝っているとおしゃれに感じます。
目線が集まりやすいトップスと違い、ボトムスは注意して見ないと工夫に気付きません。そのため、少々凝っていても主張が前面に出てこないのが良いところです。
ボトムスはトップス以上に、動きやすさを大事にしています。それに加え、全体の着こなしをまとめるデザイン性があることが理想です。
ボトムスが変わると、全体のイメージが大きく変わります。いつものTシャツでも、違うボトムスを合わせればまた新たな発見があるのではと思います。