人がファストファッションブランドの洋服を買い続ける、その理由とは。

2016年9月10日

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なぜ人は、安いファストファッションブランド洋服を買い続けるのか。その理由について考えてみました。

ファッション費に予算をかけられない人以外にも、あえて「プチプラコーデ」を好むおしゃれ人がたくさんいます。私も節約は好きですが、ファストファッションはむしろ「無駄遣いでは?」と感じるのです。

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店に寄るのが習慣化している

外に出る度に、洋服を見るのがセットになっている。これが習慣になっている人は多いと思います。

今は街のいたるところに服屋があるので、用事のついでに見て回るのは簡単です。通勤経路に店があれば、仕事帰りの気晴らしに寄ることもできてしまいます。

店に行って商品を見続ければ、そのうち欲しくなるのが人情です。大して必要じゃないのに服を買ってしまう裏には、「習慣」も絡んでいるのではないでしょうか。

習慣とは恐ろしいものです。「それが当たり前」と思うと、人は「なぜ?」という疑問すら持たなくなります。

「服が必要でないときに、なぜ服を見て回るのか?」。自分なりに理由を考えるだけでも、無駄に服を買わない予防線になります。

服を買う頻度が多すぎる

服を買う頻度が多すぎるから、1回の予算がどうしても安くなる。結果、お手頃なファストファッションばかりになることは多いです。

シーズンごとに買わないと落ち着かない?

店の服はシーズンごとに入れ替わるので、それに合わせて皆服を買います。しかしこれも、単なる「習慣」のせいではないでしょうか。

別に去年の服を着たって、何ら問題はありません。何なら、2年でも3年でも同じものを着続けて良いはずです。

私も、手持ちの服は大体数年ものです。クタッとしてきた感はありますが、大穴などは空いてないのでどれもバリバリ現役で活躍中です。

別にトレンドの最先端を追うファッション業を生業としているワケでも、流行大好きなおしゃれ好きでもありません。そんな枯れ女に、毎年服を買う必然性はゼロでした。

1回の予算を贅沢にしてみる

その代わり、1回に使う予算は潤沢です。ここぞとばかりに1着1着を確かめ、気に入ったものは多少高くても買います。

(その「高い」にしても、アウトレットで半額以上値引きされたものです。本当は数万円する服を5,000円で買うときなどは、枯れ切った心がしばし潤います)

1,000円で5回買い物するよりも、5,000円で1回買い物する方が「ものを買った」という気分にも浸れます。同じ金額なのに、普段ケチっている分心がスカッともするのです。

服作りにかかるコストを気にしてない

私も最近知りましたが、服作りにはべらぼうにコストがかかります。1着数百円のファストファッションでも、それは同じです。そのコストを極限まで削るためのカラクリが、ちゃんとあるのです。

開発途上国に安い給料で作らせたり安い染料を使ったり、農薬を使って綿を大量生産するなどです⇒「THE TRUE COST~ファストファッション 真の代償~」感想。安い服の裏側とは?

元々ペラ生地のファストファッションは避けていましたが、この実情を知ってからはもっと避けています。いくら安かろうが、裏にそんな事情があると知っては心楽しく着れません。

月収が数万円の貧乏枯れ女でも、年に1~2度、1万円のファッション費を用意するくらいの蓄えはまだあります。適正な金額を払うだけで妙な後ろめたさがなくなり、良いものまで手に入るのなら逆に安いものです。

安い服を買う=節約だと思っている

「節約=安いものを買う」。これは半分正しくて、半分間違いです。いくら安く買っても、ちゃんと使いこなせなければ無駄に終わります。

プチプラは、何故かしっくりこなくて着こなせませんでした⇒安い服はダサい。おしゃれで悩みたくないなら、安物買いの銭失いは絶対に止めろ。

プチプラコーデは人気ですが、実際に真似するのは難しいのです。高いものと安いもののメリハリコーデは、高度なおしゃれスキルがあって初めて完成するG難度スタイルです。

ましてやこちとら、トレンドやコーディネート研究に一切興味のない枯れ女。そんな私に、ファストファッションをおしゃれに着こなすセンスはありません。

ならば最初から、ただ着るだけでおしゃれに見える高い服を買う方が無駄にならないのです。あえて高いお金を出すことで、「少しでも長く着ないともったいない」という気持ちも湧きます。

ファストファッションは使いドコロが肝心と言われます。しかし「その使いドコロ」を見極める時間とエネルギーを、趣味のオタクカルチャーに費やしたい枯れ女です。

そして自分のお金を使うのなら、1円でも無駄にはしたくありません。厳選した服を着倒せば、それはお金を有効活用したことになると思っています。

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Posted by yayoi