毎日同じものを食べながら健康に。料理が面倒な一人暮らし女のコツ。
料理が面倒で、毎日ほぼ同じものを食べている。しかしそんな食生活でも、割りと何とかなるものだ。
お金と手間をかけず、なるべく身体によい食事を摂るにはどうすれば良いのか?試行錯誤の末、私が辿り着いた食事のスタイルを紹介したい。
1.毎日の食事はオートミールと雑炊のみ
毎日の基本メニューは、
・朝…オートミール
・夜…雑炊
の2食のみだ。これが一番手間もかからず、栄養も割りと摂りやすいんじゃないかと思う。
オートミールはただお湯をかけるだけで食べられるし、雑炊も具材を水と煮込むだけで出来る。調理の手間を極限まで省いた結果だ。
朝のオートミールは、ネットで安くて栄養のある食材を探していて行き着いた。小麦に比べて、ミネラルやタンパク質が多いと評判だ。
巷だと「マズい」との声もあるが、慣れればイケる。さらに、はちみつなどを入れると食べやすくなっておすすめだ。
私が普段食べているものは、こちらで詳しく紹介中⇒自炊はするが料理じゃない。ズボラな一人暮らし女の超手抜き貧乏飯。
2.比重は「米<<野菜」
メインの食事は、夕飯の雑炊だ。比率は、米よりも野菜の方が圧倒的に多い。我が家の食卓では、米半カップにもやし1袋(約200g)を入れて煮込む雑炊がメインだ。
雑炊は作るのが激楽なうえ、野菜をたくさん食べられるのがメリットだ。野菜は生よりも、火を通した方が食べやすい。
炊飯器が自宅にあった頃は、こんな煮込みも作っていた⇒野菜を切るだけ。炊飯器でラタトゥイユ風煮込み~実録・一人暮らしの節約料理(29)~
弱火で煮込んでいる間に、お風呂などの用事を済ませられるのも時短になって良い。忙しくて料理を作る気力がないという人ほど、雑炊メインの食事をおすすめしたい。
3.タンパク質も忘れずに
食費の節約を考えたときに、さけて通れないのがタンパク質の問題だ。理想は肉を食べることだが、毎日買うと高い。
さらに我が家には冷蔵庫が無いので、安い肉を買い置きという方法も使えない。そこで行き着いたのが、「たまご」「高野豆腐」の2品だった。
の2品だった。
この2つは、
・値段が安い
・二週間は余裕で保存できる
という節約派には嬉しいメリットがある。
卵1パックと高野豆腐1袋で、およそ5日は持つ。お値段は、2品で500円ほどだ。
一応これで糖質・タンパク質・ビタミン類は摂れているはずだが、それでもお腹が異様にすくときがある。やはりたまには、ガッツリ肉を食べないとダメだ。
私が好きな安売り食材はこちらでも紹介中⇒食費の節約ならこれを買え。月6,000円を達成した一人暮らし女の買い物リスト
4.具材を変えてバランスよく栄養を
雑炊の中身はいつも「たまご・高野豆腐・もやし・とり肉」が主だが、野菜がもやしだけだと流石に栄養が偏る。そこで3日に1回くらいは、もやし以外の野菜も買うようになった。
その日その日スーパーで見かけた見切り品をゲットするから、食材が何になるかは全く予想できない。ちょっとしたくじ引きのようで、なかなかスリリングだ。
夏ならトマトで洋風リゾットが美味しいし、秋冬はカボチャやごぼう、大根などの根菜が美味しい。旬のものを積極的に食べるのが、食費の節約には良いのかもしれない。
5.良い塩で様々なミネラルを摂る
食事の味付けは、シンプルに塩のみだ。今は、知り合いからもらった良い塩を使っている。
今までは意識してなかったが、塩のおかげで貴重なミネラルが補えているんじゃないかと思う。天然の塩には、カリウムなど人体に欠かせないミネラルが含まれているからだ。
味だけなら安い塩でも良いが、そういう品は99%塩化ナトリウムのみ。天然の塩でないと、栄養的なところでは期待ができない。
特に夏は汗をかいて塩分が足りなくなるから、よけいにミネラルは大事じゃなかろうか。そんなにひんぱんに買うものでもないので、次も良い塩を買おうかと思う。
6.たまに実家に帰る
たまに実家に帰ると、質素な雑炊とは比べ物にならない豪華メニューが食べられる。世間的に見れば普通の食事なのだが、普段が普段の私にとっては大いにごちそうなのだ。
長めに実家のお世話になった月などは、心なしか調子も良い。栄養が身体に行き渡るためか、生理もいつもより早く来たりする。
7.野菜ジュースも取り入れると良い?
最近考えているのは、「野菜ジュースで雑炊を作ったら、もっと栄養が摂れるんじゃないか?」ということだ。
野菜ジュースは「栄養がない」などとバッシングもあるが、いつも卵と高野豆腐ともやしオンリーの食生活では確実にプラスになってくれるだろう。普段は食べない野菜の栄養も、気軽に摂れるのがありがたい。
ネックはやはり、値段の問題だろうか。1週間の1本としても、大体1,300~1,500円はかかる。地味に高い気がしなくもない。
ここはまずスーパーでリサーチして、良さげなものを試してみるしかなかろうか。
毎日凝ったものは作りたくないが、健康はそれなりに心配。どちらも譲りたくないズボラが行き着いたのが、雑炊がメインの食事であった。
雑炊のおかげで、面倒くさがりな私でも自炊が続けられている。てっとり早く栄養のある食事を作りたいときは、雑炊を強くおすすめしたい。