やりたいことを素直に楽しめてる?自分に言い訳ばかりする心理に勝つ方法。
「最近は忙しかったら、これは自分へのご褒美」
「たまには、息抜きくらいは必要だ」
自分に言い訳をしつつ、スイーツを食べたり遊びに行ったり。言い訳ばかりしながら何かをやるのは、かえってストレスが溜まらないでしょうか。
自分に言い訳ばかりする心理を乗り越え、やりたいことを純粋に楽しむにはどうすれば良いのか?もう、自分への言い訳は止めにするときです。
言い訳=罪悪感の現れ
自分で自分に言い訳するのは、「悪いと思っている」心理の現れです。「やりたい」という気持ちと、「やってはいけない」という気持ち。この矛盾した2つの心を解決するために、人は言い訳をします。
ダイエット中にお菓子を食べたり、節約の最中に買い物するのは(世間的には)良くないこと。良くないことと分かっているからこそ、言い訳をしつつやるのです。
しかしどんなに正当化しても、「悪い」と思う自分の心は変えられません。その瞬間は楽しくても、結局は「止めておけばよかった」と後悔することになります。
自分で自分を責める「罪悪感」ほど、心を疲れさせるものはありません。そのストレスから、余計に「やってはいけないこと」をやりたくなることも。言い訳は、自分で自分の首を締めるだけではないでしょうか。
自分で自分に言い訳しない方法は、2つしかありません。
・「やってはいけない」と思うなら我慢をする
・「やりたい」と思うなら素直にやる
2つの気持ちのバランスを取ろうとするのでなしに、どちらか一方を取る。それぞれ詳しく説明します。
「悪い」と思うならやらない
悪いと思うことをやるから、罪悪感でストレスが溜まるのです。やってはいけないことなら、やらないに越したことはありません。
私が普段やらないように心がけているは、こんなことです。
・余計なお菓子を買わない
・加工品、お惣菜を買わない
・仕事中にネットサーフィンしない
・寝る前にスマホをいじらない
特に「食べ物」に関しては、余計なものは極力買わないように気をつけています。お金の無駄遣いになるだけでなく、健康に悪いものが多いからです。
日本の加工品は、植物油脂が多すぎます。油脂の実態はこちら⇒植物油脂を減らして変わったこと。トランス脂肪酸の影響とは?
無理に我慢しているというより、やらない方が良いことだからやらないという感覚です。己の健康を考え、進んで買うことはしなくなりました。
(それでもネットサーフィンやスマホは、度々失敗します)
楽しむときは純粋に楽しむ
とはいえ、完全に植物油脂を断っているわけでもありません。ごくたまに菓子パンを買うこともあるし、実家から食料をもらうことが度々あるからです。
食料をもらえるのは純粋にありがたいです。知り合いに配りきれなかった分は、自分で平らげます。
このとき「植物油脂が……」などと考えては、せっかくの食料が楽しめません。「それはそれ、これはこれ」で、楽しむときは頭を切り替えます。
どうしても我慢できないことなら、「私はこれをやりたいんだ!」と吹っ切れた方が良いです。中途半端に悪いと思いつつやるのが、一番良くありません。
吹っ切れるというのは、「太っても構わない」「どう思われても関係ない」など、何か執着を捨てることです。自分の中の執着を捨てれば、ものごとはもっと純粋に楽しめます。
やりたいことなら考えずにやる
やりたいことをやるのに、許可や言い訳などは果たして必要でしょうか。やりたいと思ったことは、頭で考える前にやってみるのがおすすめです。
言い訳する前に、やった方がスッキリします。すぐやるコツはこちら⇒新しいことを始めるときは、まず動くことが習慣化のコツ。
それで失敗したなら止めれば良いし、上手くいったならしめたもの。考えるエネルギーがあるなら、その分身体を動かした方が生産的です。
言い訳よりも反省する
やらかした後で罪悪感を感じるならば、やるべきは言い訳よりも反省です。次はどうしたらやらずに済むのか、対策を考える必要があります。
私の場合、仕事中にネットサーフィンで時間をつぶしてしまうのが悩みです。やらなければ良いのに、ついついやってしまうのです。
今も脱ネットサーフィンは試行錯誤中ですが、今は「タイマー」を使って仕事しています。制限時間内に終わることはほぼありませんが、限られた時間の中で集中力が増したように思います。
言い訳や後悔は、なにも生みません。失敗の経験は、次に活かしてこそです。
自分に言い訳ばかりしてしまうのは、自信のなさの表れでもあります。常に「許可」がなければ、動くことができないのです。
しかし何か行動を起こすのに、許可も言い訳も必要ありません。やりたいことなら、堂々とやって良いのです。
(ただし、犯罪などは絶対にダメです)