【一人暮らしの掃除】まるで新品。汚れた雑巾はセスキで煮洗いしよう
半年分の汚れが溜まったびわこふきん
私が今回煮洗いした雑巾は、2枚のびわこふきんです。
1枚は食器などを洗うときに、もう1枚はキッチンやテーブルを拭くのに使っていました。これは4ヶ月以上前に撮った写真なので、まだ2枚ともキレイです。
びわこふきんは「洗剤を使わずに食器を洗えるふきん」として人気があります。こちらで詳しく紹介しています⇒びわこふきんで洗剤なしの食器洗い。1年以上愛用してるカレジョの使い方。
引っ越し当初キッチンにものを増やしたくなくて、ネットで探し当てたふきんです。これ1枚で食器洗いが済むので、洗剤とスポンジは必要なし。もうスポンジの水気に悩まされることもありません。
キッチン用品のお金が節約できたことはもちろん、シンクのものが少ないお陰で掃除も楽。びわこふきんは、枯れ女ライフになくてはならないものとなりました。
その後も食器はもちろん、油まみれのフライパンを洗うときにもびわこふきんは大活躍。毎日使い倒した結果、最近では油のベトベトが気になるようになりました。
洗う直前の写真を撮っておかなかったのが、痛恨の極みです。ただ、最初の真っ白さが見る影もなく、油汚れで茶色に変色した姿は見るからに哀愁を漂わせていたのを覚えています。
セスキ炭酸と共に煮洗いする
今までも浸け置きなどをたまにやっていたのですが、それではどうも汚れが落ちきらない。そこで今回は、雑巾の頑固な汚れもたちどころに落とすという「煮洗い」を試すことにしました。
煮洗いは読んで字のごとく、布を煮て洗う洗濯方法です。丈夫な綿や麻の生地をきれいにするのに、良く使われます。
漂白剤などを使う方法もありますが、そんな気の利いたものは我が家にはありません。今回はいつも洗濯で使うセスキ炭酸ソーダを採用しました。そのほか手持ちのもののみで、自己流で進めた様子を見ていきます。
まず、手持ちのフライパンにいっぱいの水とセスキを大さじ1投入。そこに2枚のふきんを入れます。
うえのふきんが、食器用に使っていたものです。下の拭き掃除用と比べると、その汚染レベルがどれだけ高いかが良く分かります。
次に、このセスキ水+ふきんを火にかけてグツグツと煮ます。途中、吹きこぼれなどがないように火加減を調節する必要があります。
煮洗いの途中経過がこんな感じです。
20分ほど煮ただけで、これだけの汚れが。このままではしっかり汚れが落とせなさそうだったので、セスキ水を取り替えて煮洗いを続けました。
トータル時間にして、40~1時間ほど煮続ければ洗濯は完了です。
専用の鍋をちゃんと用意しておこう
しかしフライパンで煮洗いというと、「食事用なのに汚い」と思われそうです。これは本当にその通りで、本当は煮洗い専用の鍋やトングを用意してやるべきです。
しかし我が家で煮洗いに使えそうなものは、このフライパンしかなかったのです。無論、食事に使うときは念入りに洗ったことは言うまでもありません。次やるときはぜひ専用鍋が欲しいところです。
(こういうゴリ押しができると、身軽な独身で良かったと思います)
びわこふきん、煮洗いしてきれいに復活
そうして煮洗いした結果、びわこふきんの汚れはここまで落ちました。
たたんだ様子はこんな感じです。
茶色の油汚れが落ちて、新品の頃の白さが戻ってきました。もう、ベトベトや臭いが気になることもありません。
油汚れがひどかったときは「もう買い替えどきか……」と思いましたが、手間を惜しまず洗濯すればちゃんと元通り復活しました。たかが雑巾1枚ですが、使えるものは限界まで使い倒したいです。