お金を貯めるにはどうしたらいい?貯金が増える発想力を鍛えるコツ。
世の中を見ると、実に様々な節約術が紹介されています。にも関わらず、多くの人が節約に悩みつづけているのはなんででしょうか。
色々な節約方法を試して続かないのは、ルールに縛られすぎているせいかもしれません。お金を上手く貯めるには、「曲げる」ことも大事です。
お金を貯めるには、ときに柔軟な発想力も必要なんじゃないでしょうか。資金を増やす発想力を鍛えるコツを考えます。
ときには曲げることも大事です
「曲げる」とは、すなわち「臨機応変」ということ。何もかもを100%忠実になぞるのではなく、自分の状況に合わせて修正をするのです。
例えば私は、お金をケチるために洗濯機を使わず手洗いをしています。その他「暖房は電気毛布だけ」「1日2食で食費を削る」など、持たない暮らしならではの節約方法を実践中です。
だからと言って、私と同年代の30代独身女性の皆が同じことをできるワケじゃなし(むしろマネは勧めません)。私の生活スタイルは、ある意味私にしかできないものです。
私がこういう生活をできるのは、在宅ライターで朝洗濯ものを手洗う時間の余裕があり、食に関してかなり適当な人間だからです。食にこだわりのある人は、続かないかもしれません。
節約の本を読んでも、それを全部真似するのは無理です。本の中の2~3つ、気になる節約術を取り入れればそれで十分なんじゃないでしょうか。
紹介された方法をうのみにするのでなしに、自分の性格やライフスタイルに合わせてみる。そうやって自分の頭を悩ませることで、お金を貯める力も鍛えられるんだと思います。
色々な方法を試して見つける
自分の頭を悩ませるというのは、「自分に合った方法を探す」ということにも通じます。節約に限らず、「続けやすい方法」を探すことが一番大事なんじゃないでしょうか。
Aという節約術が合わなかったからといって、「自分には節約の才能がない」ということにはなりません。BやCという方法も試すなかで、やりやすい方法も見つかるものです。
特に実感したのは、「家計簿をいかに続けるか」を考えたとき。今までは手書きの家計簿も試しましたが、途中で挫折してしまいました。
そこで今は、ネットで自動に登録される家計簿サービスを使っています⇒
けれどなかには、「手書きでシンプルなものが一番」という人もいます。2つは真逆の意見ですが、どちらが間違っているという話でもありません。
私がネット家計簿を続けられているのは、レシート登録の手間が少なくて楽だから。口座からの引き落としは自動で記録されて、とても便利です。
逆にもし現金で買い物する主義だったら、昔ながらの家計簿の方が楽かもしれません。いちいち日付と金額と項目を選ぶのは、地味に面倒です。
なんでも「ほどほど」が長く続けるコツ
何かを長く続けていると、突然のアクシデントに見舞われることもあります。そういうときは無理せず、臨機応変に考えるのも楽に節約を続けるコツです。
例えば「月の食費は10,000円」と決めたとき、たまたま忙しくて外食が増え、12,000円の食費がかかってしまったら。真面目に考えすぎると、一度のミスで嫌になってしまいます。
こういうときは、食費の予算を年間で考えるとやりやすいです。月平均で10,000円、1年で12万で収まれば良いとすれば、翌月の節約でオーバーした分を取り戻せます。
前の家計簿でも、1円単位まで合わせようとするなどはとてつもなく面倒。私なら1ヶ月でリタイアすると思います。最大100円のプラスマイナスなら、あまり気にしません。
間食なども我慢しすぎると、ストレスが溜まってイライラしてくることが分かってきました。今は月に1~2回、パン屋の100円セールを狙って「プチ贅沢」を楽しんでいます。
節約でお金を貯めている人は、それを楽しみながら続けています。長く節約を続けるには柔軟な頭で、厳しく考えすぎないことが大事なんじゃないでしょうか。