その買い物、損してるかも。まとめ買いをお得にする7つのコツ

2018年3月25日

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まとめ買いは、本当にお得なのか?まとめ買いで損をしないための方法をお話したい。

節約のノウハウを見ていても、まとめ買いは損という声と得だという声、両方ある。これは半分正しく、半分間違っているのだ。

まとめ買いはうまくやれば得だが、下手な買い方はかえって損する。まとめ買いが好きな人ほど、自分の買い方は大丈夫かどうかチェックしてみてほしい。

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1.まとめ買いの節約効果は小さい

実際のところ、まとめ買いはどれだけの節約効果があるのか?個人でまとめ買いしても、金額に大した差はないんじゃなかろうか。

たとえば洗剤の「アリエールイオンパワージェル1.62kgつめかえ用」は、楽天だとこれくらいの値段で売っている↓

・1個のみ…598円

・6個入りケース…3,375円

ここからどれくらいお得かを計算すると、

・6個入りの1つあたりの値段…562.5円

・差額…598ー562.5=35.5円

・35.5円×6個=213円お得!

その差額、200円前後。数百円の節約であればまあまあにも思える。

しかし洗剤など、一般家庭ではそんな大量に使わないだろう。6つもあれば、半年から1年は持ちそうだ。かりに半年で使い切るとしても、1ヶ月の節約金額は35.5円にしかならない。

個人のまとめ買いでは、月数十円の節約がせいぜいということになる。大量に注文する業者とは違い、まとめ買いの恩恵はそんなに大きくないのだ。

2.通販は送料も込みで考える

しかしネット通販の場合、送料というやっかいなコストがある。送料も込みで考えると、まとめ買いも悪くはない。

先ほどのアリエールの場合、1つだけ買うときは送料648円がかかる。対して6個入りケースを買ったときは送料無料だ。まとめ買いの差額と合わせると、

213+648=861円もお得!

送料込みだと、なかなか無視できない金額になる。

私もネット通販で買い物するときは、送料を節約するためまとめ買いすることがある。手作りポップコーン用の種(1kg入り)をよく買うのだが、1回540円の送料がかかってしまうのだ。

もし1袋づつ買うとなると、

・199円+540円=739円

せっかく商品は安いのに、送料のせいで割高になってしまう。

しかし3kgをまとめて買えば、

・199×3+540=1137円

・1137÷3=379円

1袋あたり400円以下になる。ポップコーンの種は1kgあたり500~900円くらいするから、なかなかお得だ。

送料分を考えても大きな節約にはならないのだが、削れる部分は削りたい。ネット通販とまとめ買いの相性は悪くない。

だがネット通販自体、無駄遣いが増えやすいので注意だ。対策はこちら⇒ネット漬けの一人暮らし女が、ネット通販で節約するために気を付けていること。

3.食料のまとめ買いは危険度大

ネット通販以外の、じっさいの店での買い物はどうか?

店頭でまとめ買いするときに気を付けたいのは、食料のまとめ買いはなるべくしないことだ。とくに生鮮食品は、無駄遣いになる危険度大である。

理由はお察しかと思うが、単純に腐りやすいからだ。食べきれずに捨ててしまうなど、お金をドブに捨てるに等しい。

食料品の買い方のコツはこちらでも紹介中⇒あなたはお金を捨ててない?スーパーで食品の無駄買いをなくすコツ

冷蔵庫がいつもいっぱいな人は、買いすぎと思っていい。まとめ買いにしても、せめて中身をスッカラカンにしてから買いたいものだ。

かくいう私は食料のまとめ買いをよくやるが、必ず1週間で食べ切れる量だけにしている。経験上だが、1週間以内ならほとんどの食品は腐らない。

確実に1週間でゼロにするには、自分が食べる量を知っておかないといけない。まとめ買いの前に、どんなものをどれくらい食べているかメモしてみるといい。

4.不用なものまでまとめ買いしない

腐らせるのがダメならば、保存の効く食品はまとめ買いしてもいいのでは?確かに一理あるが、その食品は本当に必須か考えないといけない。

たとえば、こんなものをよくまとめ買いしてはいないだろうか?↓

・インスタント、レトルト食品

・おかし、おやつ類

・缶づめ類

・調味料

・お酒

どれも、無ければ生活できないというものでもない。

保存の効く食品ほど、必要度がひくいものが多い。たとえ腐らないにしても、必要じゃないものを買うのは無駄遣いだ。

節約の秘訣は、シンプルに買わないことでもある。詳しくはこちら⇒一番の節約、それは買わないことだ。カレジョおすすめの対策7つ

5.ストックがあるうちは買わない

生鮮食品でも保存できる食品でも、家にストックがあるなら買わなくてもいい。まとめ買いは、ストックがゼロになったときだけにすると安全だ。

ストックがたくさんあると安心という気持ちも分かるが、余分にあるとついたくさん使いたくなるのが人情だ。結果、消化スピードが早くなって支出が増えてしまう。

家にどれくらいのストックがあるのか、買い物の前に限らず、まめにチェックするといい。ストックしたいものだけメモにまとめておけば、無駄買いの危険性も減る。

また、ストックを増やしてしまうのには、収納スペースがたくさんあるという理由もあると思う。収納をギッチギチにしたいという人は、多少スカスカを心がけるといい。目安は7割収納だ。

6.使い切れる自信はあるか?

大量のストックは、使い切れないというリスクもある。まとめ買いは、絶対に使い切る自信があるものだけに限りたい。

私はポップコーンの種をまとめ買いしていると前に言ったが、これは週に1回、ずんどう鍋いっぱいのポップコーンを食べるからだ。1kgの袋が、およそ5回のポップコーン作りでカラになる。最後は必ずなくなるのだ。

だがほとんどの人にとって、1kgの種を消化するのは大変なはずだ。私のようなポップコーン狂いだから、まとめ買いしても大丈夫というのはある。

誰でも使い切れるものというと、

・ミネラルウォーター

・トイレットペーパー

・洗剤

・シャンプー、リンス

などだろうか。洗濯やお風呂などで、毎日使うものは安全そうだ。

7.保存場所のことまで考えて買う

しかし日用品のストックは、とにかく場所をとる。買うにしても、収納スペースを確保するのが先だ。

ストックをゼロにしてから買えと前に言ったが、これは収納スペースの問題とも関わってくる。とくに消化スピードがおそい洗剤類は、油断すると棚いっぱいになりがちだ。

まとめ買いは、家のなかの荷物が増えるということでもある。よけいなものを増やしすぎないよう、よいバランスを保ちたい。

まとめ買いは確かにお得だが、実際は損するまとめ買いをしている人の方が多いんじゃないか。まとめ買いで節約するには、ちょっとしたコツと慣れがいる。

自分がやっているまとめ買いは、本当にお得なのか?お金が貯まらない人は、一度見直してみるのもいい。

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Posted by yayoi