着たい服を着よう。少ない服でおしゃれに着まわす一番のコツ。
少ない服で自分らしいおしゃれな着まわしをするには、どうすれば良いのか?メインの服が10着以下で暮らす、私の場合を紹介します。
私が意識しているのは、自分が着たい服を着ること。これが一番のコツだと思っています。
なぜ着たい服を着ると、服が少なくても大丈夫なのか?自分が着たい服はどうすれば見つかるのか?以下、詳しく見ていきます。
「着たい服」以外は続かない
「服をたくさん持っていても、着たい服以外は着ないもんだな」。これは、服を断捨離して私が実感したことです。
以前はぎゅう詰めのクローゼットが嫌で、「開かずの間」と化すほどの服を持っていました。しかしその中で着るのは、いつも同じ服だったように思います。
一番最初の断捨離のときは、半分以上の服が減りました。そのときの話はこちら⇒ミニマリストを目指す枯れ女のクローゼット、断捨離後の洋服は半分以下に。
そんなこんなで、最終的にはメインの服が20着にも満たなくなりました。それでも、「着たい服がない」ということにはなりません。
春の季節には、メインの8着でコーディネートすることもあります。詳しくはこちら⇒少ない洋服でもファッションを楽しむ、8着で着回す春のコーディネート術
本当に着たい服だけ残したので、「飽きた」とは思わないのです。着まわしすぎてボロボロになるのが難ですが、着れるところまで着続けたいです。
いくら可愛くておしゃれな服でも、自分が着たくない服は出番がありません。もっぱらジーンズばかり履く私に、スカートは宝の持ち腐れです。
パンツスタイルばかりなのは、やはり「パンツが好きだから」。小さい頃から足がスースーするスカートが苦手で、股の繋がったボトムスばかり履く子供でした。今でも、スカートには興味が湧きません。
パンツスタイルは「動きやすくて楽」などのメリットもあります。が、これはあくまで「サブ」の理由。もしスカート好きだったら、いくらメリットを熱弁されてもパンツ派にはならないと思います。
イマイチな服は満足できない
逆にイマイチな服ばかり着ていると、後から後からほしい服が出てきます。少ない服で満足できないのは、本当に着たい服を着ていないからです。
「今日はチャーハンを食べるぞ!」と思っていたのに、ご飯を炊き忘れてパスタを食べることを考えてみてください。例えパスタが好物でも、何故か満足できないんじゃないでしょうか。
イマイチな服を着続けるというのは、チャーハンを食べたいのにパスタを食べるようなものです。一番食べたいチャーハンを食べねば、やはり気が済みません。
お気に入りの服を普段は眠らせている人ほど、試しに毎日着てみてください。以前ほど、服が欲しくなくなるのが実感できます。
まずはトップ5を選んでみる
手持ちの服がたくさんあって、どれがお気に入りが分からない。そんなときは「好きな洋服トップ5」ランキングを考えます。
5着を選ぶ基準は、「この先も着たいかどうか」のみ。値段や昔の思い出は一切関係ありません。直感で、大体5秒以内にジャッジすると良いです。
トップ5の服を選んだら、しばらくその5着だけを順番に着回し。しっくりくればそれで良し、足りないと感じたら、残りの服から再びお気に入りを数着選びます。
メインの10着を選んで着回す方法も、こちらで紹介中です⇒ミニマリストの服、10着でもおしゃれに決めるファッションコーディネート術。
私はトップ5を選ぶ前に、大量に服を断捨離してしまいました。けれどそのときの基準は、ランキングを作るときと一緒で「着たいかどうか?」でした。
今は「全部着る服」なので、どれが一番ということはありません。大事なのは具体的な順番よりも、「着たい服だけを選ぶ」ということです。
好みやスタイルが変わることを恐れない
そんな感じで着たい服を選んできましたが、ここ1年のあいだに服の好みや生活スタイルが微妙に変わりました。きっかけは、一人暮らしを始めたことです。
生活スタイルが変わって、処分したお気に入りの服もあります。詳しくはこちら⇒洋服の断捨離、4回め。大好きなアウターやボトムスを片付けた理由とは
腕が動かしにくかったデニムジャケットだったり、毛玉が付きやすいコーデュロイパンツなんかを断捨離しました。今の生活に合わない服を着続けるのも、モヤッと感じると思ったからです。
お気に入りの服だったので、最初は後悔しないか不安でした。が、もうすぐ1年になる今でも「捨てなきゃ良かった」ということはありません。
さらに20代の頃は、ジッパーがたくさん付いた上着など「個性派」な服にときめいていました。だのに30代を超えた最近は、「もっとシンプルで良いや」と感じます。
20代の頃は1軍扱いだったスパンコール付きTシャツや、スポーツマンのようなラガーシャツも断捨離。今同じものを着たら、やっぱり違和感を覚えると思います。
断捨離の末に残した服は、やはり捨てるのに抵抗を感じます。しかしだからと言って、自分の今の好みを誤魔化すことも無理でした。
さらに今更ながら、パーソナルカラーや骨格診断にも興味を持ち始めました。自分の似合う服が分かってくると、そこでも選ぶ服が今までとは違ってきます。
齢をとれば考えも変わるし、似合う服も変わってくるものです。そのときそのときで、着たい服を選んでいくのが大事なんじゃないでしょうか。
少ない服でも満足するおしゃれのコツは、着たい服だけを選ぶことです。自分が着たい服を選べば、納得して着こなせます。
まずは、手持ちの中から好きな服を発掘してみてはどうでしょうか。