楽天銀行にログインできないときの対処法。パスワードと合言葉を忘れた体験談
5年以上使っていなかった、楽天銀行の口座を復活させたときの話です。パスワードと合言葉を忘れてログインできず、使えるようになるまで2週間以上かかってしまいました。
ネットバンクは便利ですが、口座を開設したまま放ったらかしというケースは多いんじゃないでしょうか。口座を解約しようにも、ログインができなければ対処もできません。
ログインできないときは慌てず騒がず、以下のように対処すれば大丈夫です。
旧イーバンク銀行のユーザーは要注意
楽天銀行はその昔、イーバンク銀行という名前でした。イーバンク時代に口座を作って、そのままにしている人は意外と多いんじゃないかと思います。
特にヤフオク全盛期だった頃は、口座間の振込が無料だったイーバンクが大人気でした。かくいう私も、ヤフオク目当てでイーバンクを使い倒していた1人です。
そしてイーバンクから楽天銀行に変わったときに、振込手数料が有料に。無料のメリットが消えたため、旧イーバンク銀行はそのまま使わなくなりました。
しかし、一度作った口座は楽天銀行にそのまま残り続けます。口座を放っておくと、不正ログインされて良からぬことに使われる危険性もあるのです。
セキュリティの面から考えても、口座を復活させるなり解約なりをするのが安全かと思います。
また2017年現在では、楽天銀行同士の振込手数料は無料になっています。この機会に口座を復活させるのも、ありかもしれません。
1.まずはIDとパスワードの再発行から
そして、問題はここからです。長らく口座を放ったらかしの場合、おそらくIDもパスワードも忘れてしまっている可能性が高いかと思われます。私はイーバンク時代のパスワードとIDで試してみましたが、ダメでした。
そういうときは、ログイン画面から以下のページに飛びます↓
・ログインでお困りのお客様をクリック→IDもパスワードも分からない場合をクリック
このページから、ログインパスワードの再発行ができます。
住所と連絡先を入力すると、パスワードとID再設定用のハガキが届きます。大体、1週間～10日くらいです。
引っ越して住所が違う場合は？
しかし1つ問題があるのは、引っ越して住所が変わっていたとき。楽天銀行からハガキなどは「転送不要」で届くので、転送手続きをしても新しい住所には届かないのです。
まずは新住所を登録しないといけないのですが、それには口座へのログインが必要という状況。そもそもログインができずに困っているのに、どうしようもなくなります。
そうなると最後の手段は、楽天銀行のサイト上からチャットで問い合わせること。電話からの問い合わせもできますが、込み入った事情を説明するにはチャットの方が便利です。
住所が変わってパスワードの変更ハガキが受け取れない事情を伝えれば、新住所に送ってもらえます。
登録したIDとパスワードは、専用のノートなどに書いておくことをおすすめします。うっかりハガキを捨てて、再びパスワードを忘れるということも起こりうるからです。
かくいう私は、設定したパスワードとIDをハガキに書いたまま、ウッカリ捨ててしまったことがあります。運良くゴミ出しの前だったので、ギリギリパスワードを無くさずに済みました。
適当な場所にパスワードをメモしてしまうと、どこかへメモが紛れたときが悲惨です。今はしっかり、パスワード専用のメモを作ってそこに残しておくようにしています。
2.合言葉の再設定
パスワードとIDの設定をし直しても、まだ口座は完全に復活していません。今度は、合言葉の壁が立ちはだかります。
いつも同じような合言葉と答えを使っているなら、ここは簡単にクリアできるかもしれません。が、口座ごとに違う合言葉を使うマメな人ほど、古い口座のことは覚えていないんじゃないでしょうか。
ちなみに私は学生時代の部活を合言葉にしていましたが、クリアできませんでした。小・中・高と試してみたものの、どれも外れだったのです。
こうなるとまた、合言葉の再設定のために手続きをしないといけなくなります。やはりハガキが届くのは、1週間くらい経ってからです。
3.支店名と口座番号が分からない場合は？
長らく口座を使っていないと、支店名と口座番号も忘れてしまっているかもしれません。
イーバンク時代から口座を持っている人は、支店名と口座番号は当時と同じです。私は幸い旧イーバンク銀行の書類を取っておいたので、支店と口座番号は大丈夫でした。
イーバンクの書類もない、本当に忘れてしまったというときは、やはり問い合わせ窓口で聞くことになります。
使っていない銀行口座は、放っておいても良いことがありません。犯罪に使われる危険性もありますが、宙ぶらりんの口座があるとモヤモヤした気分になってきます。
私の場合はちょっと時間はかかりましたが、口座を復活させるとちょっとスッキリしました。放ったらかしの口座がある人は、一度チェックしてみることをおすすめします。