30代女ミニマリストが実感する、もの以外で断捨離できた要素とは。

2016年11月28日

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持たない暮らしで減るのは、目に見て触れるものだけとは限りません。今回は、ミニマリスト生活のなかで減ったもの以外の要素についてお話します。

ものを持たなくなると、生活がどんどん簡素になっていきます。一見不便そうなものがない暮らしにも、快適な部分はありました。

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探しものの時間が激減

特に減ったと実感するのは、時間のロス。ものを探す時間が激減しました。大量の荷物が家中の散らばっていた頃は、カギ1つ探すのにも20~30分はかかっていたものです。

そこでよく使うものは、道具箱にまとめて入れたりしていました⇒探しものが見つからないときは、何でも一箇所にまとめる整理収納術がおすすめ

収納のコツでは「ものの定位置を決めよう」とよく言います。が、私は未だに使ったものを置きっぱなすクセが抜けません。

それでも荷物も収納も少なくなったおかげで、置き忘れる場所も限られるように。いつもの場所になくても、「そういやあ、あっちに置いたな」とすぐ見当がつくのです。

整理整頓で置き場所をしっかり決めるより、捜索場所を減らす方が楽。どこに置きっぱなしてもすぐ思い出せる家は、忘れっぽい人間には快適です。

服を選ぶ時間は一瞬

ものを探す時間以外にも、毎日着る服を選ぶ時間も減りました。昔は収納の前で10分以上悩んでいたところ、今はクローゼットを開けた瞬間に着るものが選べます。

寒い季節の秋冬コーデはこんな感じです⇒ミニマリストの服選び、冬ものコーディネートを紹介。(30代枯れ女の場合)

着る服がすぐに決まるのは、「数が少ない」のと「同じスタイルの服が多い」からです。どのトップスとボトムスを合わせてもそれなりに決まるので、適当に一番前のものを着るだけで済みます。

 

時間の節約で省エネにもなった

時間を節約すると、エネルギーも節約できるようになりました。探しものでも服を選ぶのでも、時間と共に「考えるエネルギー」も余計にかかります。

もともとがものぐさなので、省エネスタイルがどんどんエスカレート。掃除や料理の手間、作業中断って移動する手間まで、省ける部分はどんどん省いています。

料理は毎日作るのが面倒で、週に1度作り置き。しかも調理は炊飯器まかせです⇒野菜を切るだけ。炊飯器でラタトゥイユ風煮込み~実録・一人暮らしの節約料理(29)~

生活空間もできる限り狭くすると、何でもすぐ手が届いてとても楽に⇒楽に部屋を掃除して片付けるコツは、模様替えの配置の仕方にあり。

節約した分のエネルギーは、しっかりほかの部分で活かされていると思います。色々なジャンルの本を読んだりお祭りに参加したり、今までは面倒でやらなかったことができるようになりました。

不健康な生活がヘルシー志向に

一人暮らしのミニマリスト生活を始めてから、以前より健康的になったような気がします。

食生活の面では、お金がかかることもあって加工品やお菓子を食べる頻度が激減。たまに家族や知人からもらいますが、自分ではまず買いません。

市販の加工品には、「植物油脂」が多く使われています。摂りすぎると動脈硬化の危険性があるなど、あまりよろしいものではありません。

植物油脂を減らしてからは、安い油の味が分かるようにもなりました⇒植物油脂を減らして変わったこと。トランス脂肪酸の影響とは?

今は自炊中心で、もっぱら安い野菜メインの生活。肉や魚は、お金がかかるのでバンバン買えません。結果的にですが、質素でシンプルな食生活となりました。

さらに変わったのは、遅寝遅起きから早寝早起きになったこと。我ながら「これが同じ人間の暮らしか」と思うくらい真逆です。

以前は昼の11時まで寝ていたのが、今は朝日と共に起きる生活に⇒朝活したい人は必見。私が朝の5時に起きられるようになった、早起きできる方法

冬の時期はとてつもなく寒くて、布団から出るのに時間がかかります。それでも土日も含め、毎日6~7時には普通に起きる生活。昼近くまで寝ていた過去を考えると、かなり早いです。

そして長年の運動不足が気になりだし、チョコチョコ運動するようにも。部屋の中でエクササイズするだけですが、なまった身体にはこたるものです。

1日15分の、クロスフィットに凝っています⇒1日15分のクロスフィットトレーニング、自宅でできるインドア派におすすめのメニュー。

時間のあるときは、外に出てひと歩きすることも⇒早歩きダイエットで挫折しない、インターバル速歩の方法。

がむしゃらにヘルシーを追い求めているワケではないですが、自然と生活全体がシンプルに近づくようです。ユルいながらも、マイペースに健康生活は続けていこうと思います。

 

お金の無駄遣いは未だ直らない

ミニマリストになると、「お金に余裕ができる」というのはよく聞く話です。けれど私の場合、未だ出費が多いと感じます。

高いときは、毎月の支出は100,000円近くにまでなります⇒ついに奨学金の返済が復活する。ミニマリスト・6月の財布事情

毎月の年金や奨学金の支払いというのもありますが、それ以外にも色々なところで使っています。このままだと典型的な「貯められない女」まっしぐらではないかと、一人戦々恐々としています。

これまで何となくやっていた家計管理や節約ですが、今後はもっと意識的に取り組もうかと思っています。お金の流れが見づらい部分もまだ多いので、まずはそこの整理から手を付けようかと検討しています。

ものがなくなると、それ以外のいろいろな面までスリムに。ライフスタイルまで「枯れ志向」に近づきつつあるのかもしれません。

もっと身軽を目指して、減らせそうなところはどんどん減らしていこうと思います。

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Posted by yayoi