汚部屋から1日で脱出できる、休みの日を利用して断捨離するコツとは?
休みの日1日で汚部屋を脱出できる、断捨離するコツをお話します。本当に時間が取れない&面倒なことは嫌というときは、1日だけ本気で頑張ってみるのはどうでしょうか。
人間やると決めると、驚くほどの力を発揮するものです。ダラダラ片付けを続けるよりも、思い切って断捨離ができるかもしれません。
1日で汚部屋から脱出する詳しいステップを、以下から見ていきます。
1.前日は早く寝よう
片付けの準備は、前の日から始まっています。いつもより早く寝て、断捨離に備えてください。理想は、夜の10時には布団に入ることです。
汚部屋の散らかり具合にもよりますが、片付けが1日がかりになることは確実。余裕を持って始めた方がはかどります。
遅く起きたら、夜更かしして片付けようと思うかもしれません。が、夜遅くまで片付けするというのは、苦労のわりに断捨離が進みません。人間は夜はエネルギーが尽きて、作業の効率が落ちるからです。
片付けは体力だけでなく、頭も働かせる作業。1日で終わらせようというなら、朝からのスタートダッシュは欠かせないのです。
私もたまに寝坊したとき、夜中まで仕事を頑張ろうとするときがあります。が、夜は集中力が持たず、余計なサイトを見て回ったり。結局大して仕事がはかどらず、逆にイライラすることが多いです。
2.大量のゴミ袋は必須
荷物が多ければ、当然ゴミもたくさん出ます。大きいサイズのゴミ袋が、10枚単位であると安心です。書類が多いときは、紙袋も役に立ちます。
私が大量のオタクグッズを断捨離したときは、大きいダンボール5つ分以上の荷物を処分しました。もしゴミ袋に入れるとしたら、やはり10枚くらいは必要だったんじゃないかと思います。
私がオタクグッズを断捨離したときの話はこちら⇒ミニマリストを目指すオタクが断捨離した経験談。大量のグッズを片づけは疲れます。
ちなみにいる物といらない物を仕分けてからゴミ袋に入れる作戦は、高確率で失敗します。荷物を仕分けるうちに場所が足りなくなって、いる物・いらない物をどこに置いたか分からなくなるからです。
取りあえず捨てるものは全部、ゴミ袋へ詰め込みで。時間があれば残すもの・燃えるゴミ・リサイクルなどと分ける余裕がありますが、1日となると全部ゴミ行きにするのが一番簡単です。
3.雑巾・マスクなどをスタンバイ
片付けのときは、大量のホコリが出てきます。アレルギーなどの心配もあるので、マスクはしておいた方が安全です。
さらに雑巾も用意しておいて、収納ケースや床のホコリを拭けば、ついでに掃除ができます。いちいち雑巾を洗うのが面倒というときは、使い捨てのウエスがおすすめです。
ウエスは、いらないタオルや衣類を小さくカットするだけでできます。詳しい活用方法はこちら⇒トイレ掃除から窓拭きまで、シンプル派には簡単で万能なウエスがおすすめ
ホコリを拭き取るときは、乾拭き用と水拭き用の2つのふきんを用意すると掃除が楽に。最初に、乾拭きでホコリを取るようにするとはかどります。
4.断捨離がはかどる順番とは?
断捨離を進めるときは、場所別よりもの別の方がはかどると思います。順番はこんまり流片付けを参考に、
洋服→本→小物→書類→思い出の品など
から片付けていくのがやりやすいです。
特に最初の、「洋服→本」の流れは守った方が良いと思います。服を最初に片付けられると、断捨離に勢いがつくのです。
また、もの別の断捨離だと、同じものを仕分け続けることに。慣れてくると仕分けスピードが上がり、片付けが進むというメリットがあります。効率よく片付けるには、1つのことに集中した方が良いです。
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5.どこを重点的に片付けたい?
荷物が多すぎる場合、片付けたい物を優先的に断捨離します。服に限らず、一番減らしたい荷物は何でしょうか?
もしくは部屋の中で、一番キレイにしたい1ヶ所でも良いです。
物は1ヶ所に集めて仕分けていくと片付けしやすいですが、場所が足りないこともあると思います。そういうときは「クローゼットだけ」「部屋の本棚だけ」など、もっとターゲットを絞り込むと良いです。
どこも散らかっていて片付けたいという場合、多くの断捨離経験者がおすすめしているのは、台所の片付けです。
台所は日々の暮らしの中で、毎日のように使う場所。キッチンがキレイだと、心にも余裕が生まれやすいんだと思います。
また単純に、生ゴミを放っておくと虫が湧くという問題が。水回りのゴミを片付けるのは、部屋全体をキレイにするにも効果的なのです。
私は虫がとにかく嫌いなので、台所周りに余計なものは置かないようにしています。ものがないキッチンは掃除も簡単で、散らかりにくいです。
6.ゴールをしっかり決めておく
一口に片づけと言っても、部屋をどんな風にキレイにするのか、イメージは人それぞれだと思います。1日のうちにどこまで断捨離を進めるのか、ゴールは決まっているでしょうか。
クローゼットのいらない服を全部出す、ファイルの中の書類を処分するなど、小さいゴールをリスト化すると分かりやすいです。どこまで片付けられるか見当をつけておけば、はかどり具合が分かりやすくなります。
特に途中で片付けが脱線する人ほど、片付けリストを作るのがおすすめ。片付けが途中で止まるのは、次に何を片付けるか?と考えるのが地味に面倒という理由もあるからです。
やることを決めておくと、後はただ身体を動かすだけで良くなります。肉体労働も大変は大変ですが、頭を悩ませるよりは精神的に楽です。
7.捨てるものより残すものを選ぶ
断捨離は捨てるものを選ぶとともに、残すものを選ぶことです。どれを残したいかを考えながら片付けると、荷物が捨てやすくなります。
特に汚部屋の自覚がある人は、捨てても良い荷物の方が多いはずです。「これはまだ使えるかも……」レベルのものは、どんどん断捨離してしまって大丈夫です。
「いつか」のアイテムは、使わないことが多いのです。詳しくはこちら⇒ミニマルなファッション生活の大敵、「いつか着たい」服を断捨離する7つのコツ。
残すか捨てるか迷うものは、原則捨てる方に仕分けを。迷うものを保留にしてしまうと、捨てるものがなくなる危険が高いからです。
これがないと暮らしに困る、これは絶対に捨てたくないというもの以外は、断捨離するという覚悟もときには必要。片付けでは、グレーゾーンをどれだけ無くすかが大事なポイントです。
たった1日でも、朝から晩まで集中すれば片付けもはかどります。ものが増えたり減ったりを繰り返している場合は、ときには一気に断捨離するのも効果的なんじゃないでしょうか。
まずは1日、ゴミを捨てると決めきってみて下さい。