個人や住所が特定されてるかも?女性がツイッターでつぶやいちゃいけないこと8つ。
TwitterやFacebookが元で危険な目に遭うというのは、今や他人事ではありません。個人や住所が特定されかねない、絶対につぶやいてはいけないことについて話します。
私もブログで個人情報を垂れ流している関係上、住所の特定には特に警戒しています。何気ない写真1枚でも、個人につながる情報はてんこ盛りなのです。
個人が簡単に特定できてしまう、SNSの意外な落とし穴とは?詳しくは以下からどうぞ。
1.近所・会社周辺の画像は絶対にマズい
これは基本中の基本ですが、自宅や会社周辺の写真など、プライベートに関する情報は絶対にタブーです。個人のつぶやきなど見られてないようで、実はよくチェックされています。
散歩などで近所の風景を撮影している人も多いですが、皆住所バレが怖くないんでしょうか。現地に詳しい人はもちろん、今はストリートビューや画像検索で簡単にどこの地域か分かってしまいます。
たまに、最寄りの駅の写真なんかも見かけます。しかしここに、路地の写真が数枚加われば住所を特定されるのは時間の問題じゃないでしょうか。
私が近所の風景をSNSにアップするときは、単なる雲だったり桜だったり、他愛のないものだけです。風景も青空オンリーなど、具体的な建物は入れないようにしています。
2.ベランダからの景色は意外とバレる
外の景色は警戒していても、自宅のベランダの景色にはノーチェックの人も多いです。ベランダから撮った夕日の風景で、住所がバレたブロガーやらユーチューバーやらが昔いた気がします。
特に特徴的な建物や、川・山などが写っているとバレやすいです。以前ネットで、「建物の角度や位置関係から、googleマップで撮影された方角・場所を割り出す」という手口を見たことがあります。
私が以前住んでいた団地の近くにも、大きな川がありました。川沿いの団地というと、それだけでもある程度は絞れるんじゃないでしょうか。
たまにベランダの画像をアップしていましたが、そのときはバルコニーと空以外の風景がなるべく入らないようにしていました。建物の並びなどで、団地が特定されないとも限りません。
3.間取りから部屋バレすることも?
じゃあ部屋の中なら大丈夫かというと、意外とそうでもないらしいです。特徴的な間取りのマンションやアパートだと、前住んでいた人にバレる可能性はあります。
かくいう私は、以前住んでいた団地の部屋画像をバンバン上げています。が、URの団地は全国各地にあるし、どこも同じような間取りなので、多分大丈夫だろうと判断していました。
ただ一度、ドアガチャされたときは本当に怖かったです。その時の話はこちら⇒一人暮らし女を襲った恐怖体験。独身女性は油断禁物だと知った一夜。
幸か不幸か、団地暮らしのときはストーカーなどの被害には遭わずに済みました。
逆に今は、ロフト付きのアパートというちょっと特徴的な部屋に住んでいます。既に部屋の写真はブログに上げてしまっているのですが、あまり詳しいものだとバレるかもしれません。
4.その日の天気で地域がバレる?
具体的な場所でなくても、天気や太陽の方向からバレるということもありそうです。晴れ・曇りなどザックリした情報ならまだしも、ゲリラ豪雨などピンポイントの天気は地域が特定されます。
いつも日記的に、毎日の天気をつぶやくのも危険だと思います。1日だけの天気なら大丈夫でも、連続でデータが積み重なればどこの場所か察しがつくというものです。
5.今いる場所で「なう」しない
自分が今いる場所を知らせるというのも、ツイッター上では危険だなと思います。その前後のつぶやきと合わせて、その気になれば本人を見つけ出せるんじゃないでしょうか。
以前見たブログの企画で、「つぶやきから本人を見つけ出す」というのが実際にありました。その企画では、2人の人が発見されていました。
まずは「〇〇なう」という特定の地域のつぶやきから始まり、「〇〇に移動中」「〇〇でランチ」などの情報を元に、個人を追跡。しかし見つけられた人は全く自覚がなかったようで、驚いていました。
私が見た記事自体が、ネタという可能性もあります。が、やろうと思えば人の後を尾行できるという事実の方が、ここでは重要です。
6.明日の予定や行く場所は上げない
現地での「なう」も危険ですが、明日行く場所や過ごす予定などをつぶやくのも考えものです。尾行を通り越して、じっくり待ち伏せできてしまいます。
全国的な大イベントや有名テーマパークなら、特定される可能性は低いかもしれません。しかし地域のこじんまりした催しともなると、かなり危険なんじゃないでしょうか。
「〇〇に参加予定」とつぶやいて得をするのは、お店やサークルの宣伝だけだと思います。もし参加報告をつぶやくなら、イベントが終わった後の方が良いです。
7.近所のご当地グルメ情報
グルメ情報をつぶやく人は多いですが、ご当地グルメというのも住所がバレやすいんじゃないでしょうか。
全国展開のチェーンならセーフですが、個人でやっているお店は隠しようがありません。有名なベーカリやカフェだったら、ネットで調べれば住所は一発で割り出されてしまいます。
もし「お気に入りでよく行くお店」などと一緒につぶやけば、その辺りに住んでいるのかと察しもつくというもの。よほど自宅と離れた店でない限り、お気に入りのお店紹介は止めた方が安全です。
私も以前住んでいた地域で、良いなと思った店が何軒かありました。もう引っ越しも済んだことなので、機会があったら紹介しても良いかもしれません。
8.自分の自撮り画像や写真をあげてない?
たまにSNSやブログで見かける、本人の顔写真。これは賛否両論ありますが、個人的には写真は止めた方が良いんじゃないかと思っています。
こんなことを言いつつも、私もブログで顔写真つきプロフィールを考えたことがありました。が、周りに相談したところ「どんなことに使われるか分からないから止めたほうが良い」とアドバイスされたことがあります。
ネットビジネスで一旗上げるなど、それなりの目的があるなら顔写真の意味もあるんだろうと思います。が、単なる趣味でやっているアカウントでは、顔写真を上げるメリットは無いんじゃないでしょうか。
ちなみに私が今ブログで使っている画像は、無料で作れるアバター画像です。かなりデフォルメされた画像ですが、結構な割合で「よく似てますね」と言われます。
9.家族・リアルの友人のこと
自分のことはつぶやかなくても、家族や友人のことはつぶやいたりはしていないでしょうか。これは最悪の場合、プライバシーの侵害になりかねません。
自分一人の情報がバレるなら、被害も自分一人のみ。私が色々と私生活を筒抜け状態にしているのも、一人暮らしだからこそです。何が起こっても、自己責任だと思っています。
が、家族や友人に被害が及ぶとなると、その責任を負い切ることなどできません。私もこの辺りのことでは、過去に失敗をやらかした経験があります。
Facebookなどで自分の子供の写真をアップする人もいますが、SNSの写真から狙いをつける輩もいるので止めた方が良いです。仮に限定公開にしても、子供に許可を取ってからアップするのが筋じゃないでしょうか。
SNSが身近になったことで、個人と公共の場の境目もあいまいになってきました。だからといって、ネットの世界が危険と隣合わせなことは変わりません。
危険な目に遭いたくないなら、個人が特定されそうな情報はネットに上げない。セキュリティはどこまで行っても、最後は個人の意識にかかっています。