収まらないイライラや疲れは、睡眠不足の症状?ひどくなる前に寝不足の解消を

2016年5月25日

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今回は、睡眠不足で起こる体と心の問題についてお話します。忙しい時には、まっさきに削られる「寝る時間」。けれど寝不足が続くと、かえって作業の効率は落ちてしまいます。

急なイライラしたり疲れは、睡眠不足の可能性があります。こんな症状があれば、よく寝れば解消するかもしれません。

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ちょっとしたことにイライラする

寝不足が続くと、普段は気にならないことにもイライラを感じます。信号が遅い、電車が来ない、ネットのスピードが遅い……。小さなことに「イラッ」とはしていないでしょうか?

私も寝不足が続くと、イライラがひどくなります。イライラがひどくなると作業も進まず、余計に焦ってイライラしてしまうのです。

イライラを抑えるにも、脳はエネルギーを使っています。そのため、朝よりも疲れが溜まる夕方の方がイライラしやすいように思います。

イライラを感じたときはいったん深呼吸をして、仕事の手を休めるのがおすすめです。ゆっくりお茶を飲んで落ち着けば、焦りとイライラも少し収まります。

イライラを取る方法は、ほかにもこんなものがあります⇒ストレス発散できる、8つのミニマルな方法。少しのゆとりで心はずっと楽になる

だるさや疲れを感じる

さらに寝不足が進むと、だるい・疲れたと感じるようになります。何かやるにも面倒くさく、動きたくなくなってくるのです。

仕事に行きたくない、料理を作りたくない、お風呂が面倒、着替えも面倒と、何に対してもやる気がなくなります。私もひどいときは、夕飯抜きで寝てしまうことがたまにあります。

そのだるさや疲れは、身体が休みたがっているサインかもしれません。軽いストレッチなどで身体をほぐし、早めに寝ることをおすすめします。

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集中力が続かない

寝不足だと、集中力が続きません。考えが頭の中でまとまらず、あっちへこっちへとあらぬ方向へ飛んでいってしまうのです。

パソコンに向き合って仕事していても、「ほしかった本はどうなったか」「あのニュースの続きが気になる」など、目先の誘惑に簡単に負けてしまいます。そこから、ネットサーフィンが始まることもしばしばです。

集中して作業するには、頭のメモリとエネルギーが十分になければできません。疲れた脳では、スマホゲームやネットサーフィンなどのどうでもよいことにしかメモリーが使えなくなるようです。

寝不足以外にも、単純に「誘惑が多い」のも、集中力が切れる元です⇒勉強や仕事の途中で気が散らないための、集中力を高めるコツ

ネガティブなことばかりが頭に浮かぶ

寝不足続きでは、何もかもがうまくいきません。あまりに失敗が重なると、「なんて自分はダメな人間なんだろう」と悲観的になります。

どうも人間、ポジティブ思考にもエネルギーがいるようです。疲れたときほど、マイナスなものばかりに目がいってしまいます。私もやや後ろ向きな性格ですが、寝不足のときはよりひどくなります。

「在宅ライターなどで生活していけるのか」「なぜ私には何の取り柄もないのか」「政治家は一体なにをやっているのか」……。考えだすとキリがありません。

今では寝不足が原因だと分かるので、「これは一時的なものだ」と気にしないようにしています。そういうときは早くふとんに入って、いつもより長めに寝るに限ります。

何もかもがどうでもよくなる

ダルさや疲れ、続かない集中力、ネガティブ思考と重なると、ついには何もかもがどうでもよくなります。まさに「生きているのが面倒くさい」というような境地です。

こういうときは、黙って眠るしかありません。ゆっくり眠った後、空きっ腹を満たせばまた気力が戻ってきます。

どうしてもやる気が戻らないときは、窓の外をボーッと眺めたり何も考えずにブラブラ散歩するのも手です。こういうとき無理に頑張っても、大体はうまくいきません。

うつような気分に悩まされている人も、慢性的な寝不足のせいかもしれません。プチうつの症状を感じたら、まずは寝る時間を増やしてみてください。

生き物にとって寝ることは、食べることと同じように重要で欠かせないものです。特に年齢を重ねるにつれて、寝不足はどんどん辛くなっていきます。

なかには「徹夜も平気」という人もいるかもしれませんが、脳と身体には確実に疲れが溜まっています。週末は夜更かしせず早く寝るなど、睡眠不足を解消する工夫も必要です。

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Posted by yayoi