勉強や仕事の効率化にもなる、暮らしにルーティンワークを取り入れるメリットとは。
今回は、暮らしの中にルーティンワークを取り入れるメリットをお話します。
決まったルーティンがあれば、勉強や仕事も効率化がはかどります。エネルギーの消耗やダラケてしまう時間が減ることで、より多くの作業をこなせるようになったと感じます。
生活リズムが整う
朝や夜に決まったルーティンがあると、生活リズムが整います。朝のルーティンは脳を目覚めさせる効果が、夜のルーティンは入眠の儀式に使えます。
私も、朝のルーティンをこなしてから仕事にとりかかります⇒充実した1日は朝から始まる。私の早起き後のルーティンを紹介
夜寝る前も、大体やることは決まっています⇒朝に早起きするコツは、前日の睡眠にあり。早寝を目指す私の夜のルーティン
朝晩のルーティンがあると、寝起き直後にダラダラしてしまったり、夜更かししすぎてしまうのを防げます。夜更かしが減ると早寝になり、早起きもしやすくなります。
身体への負担が少なくなる
常に同じリズムで生活すると、身体への負担が減って楽です。平日も休日も同じ時間に起きるようにすると、休み明けでも辛さが半減します。
ゴールデンウィークやお盆休みなどの休暇中も、なるべくリズムを崩さない方が良いです⇒GW明けからお盆休みの間、仕事を辞めたい気持ちを解消するコツとは?
また、週末も平日と同じ時間に起きれば、やりたいことを存分にできます。土日に思い切り動ければ、「サザエさん症候群」などの悩みも減るのではないでしょうか。
作業がスムーズに進む
予めやることが決まっていると、作業がスムーズになります。同じことをやるにしても、ルーティン化している方が早く終わるのです。
これは、作業のステップとステップの間で「次は何をするか」と考える手間がなくなるからだと思います。すぐ次のステップに移れると時間短縮できるうえ、アレコレ横道にそれる危険性も減らせます。
集中力が続かないのは、周りに誘惑が多いことも理由です⇒勉強や仕事の途中で気が散らないための、集中力を高めるコツ
作業を効率化するなら、なるべくルーティンを細かく分けるのがおすすめです。部屋の掃除にしても、「居間→寝室→脱衣所→トイレ」など、順番まで固定すると迷いません。
平常心を保てる
ルーティンは、心に「日常」を取り戻させる効果もあります。何か大事があっても、ルーティンに取り掛かると平常心に近づけるのです。
大きな悩み事に直面したときから、少し寝坊してしまったときまで。いかなるときにもルーティンを忘れないようにすると、常に冷静でいられます。
[ad#kijinaka]
ストレスのバロメーターにも
逆にルーティンが上手くこなせないときは、「ストレスや疲れが溜まっている」と分かります。こういうときは無理をせず、早めにお風呂に入って寝るようにしています。
私の場合、不調の原因はほとんど寝不足によるものです⇒収まらないイライラや疲れは、睡眠不足の症状?ひどくなる前に寝不足の解消を
「作業が雑になった」「ルーティンを1つ抜かしてしまった」というときは、心に焦りがある場合が多いです。一体何に焦っているのか自分に問いかけると、思いもかけない悩みが浮き彫りになるかもしれません。
心の中を整理するなら、モーニングページがおすすめです⇒心のデトックスとストレス解消方法には、モーニングページが簡単でおすすめ
自分の自信になる
每日同じことを続けるというのは、自分の自信にもなります。どんなに小さなことにしても、成功体験の積み重ねは自信を生んでくれます。
「やればできる」と思うと、自分のことも前向きに捉えられます。いつも「自分はダメだ」と思っている人ほど、ルーティンを取り入れるのはおすすめです。
挫折の多い人は、掲げた目標が大きすぎるのかもしれません。まずは服をたたんだり顔を洗ったり歯を磨くなど、当たり前のことをルーティン化するところから始めてはどうでしょうか。
最初のハードルは、低すぎるくらいがベストです。いきなり張り切っても3日と続かず、余計に自信がなくなる恐れがあります。
ルーティンワークがあると、生活のクオリティを一定に保つことができます。調子が良いときも悪いときも、無駄な浮き沈みに躍らされることがありません。
まずは、生活の中にルーティンを組み込んでみてください。每日の流れ作業に慣れておくと、色々な場面でルーティンを作るのも簡単になります。