履歴書はパソコンがあれば、プリンタがなくても30分・1枚20円で作成できる
仕事を探すにも、何かとお金のかかる世知辛い世の中。なるべく費用を節約するなら、そのつど自作する方が安上がりです。
就職活動には欠かせない履歴書も、パソコンがあれば1枚20円から作れます。自宅にプリンタがなくとも、コンビニさえあればOK。「ちょっとバイトを探したい」など、履歴書1枚だけが欲しいときにも便利。
履歴書は地味に高い
履歴書はスーパーやネットでも買えますが、どうしても割高感が否めません。付属の封筒だけが余って、処分に困るという事態も良く起こります(特に細長い封筒が)。
最悪、封筒は自前で用意できます。肝心なのは、やはり履歴書の方です。
ネットで調べてみると、履歴書のテンプレートはたくさんあります。これならパソコンのスキルさえあれば、自分で履歴書を作ることができます。
ソフトは無料の「Open office」でOK
問題は履歴書を読み込むソフトですが、巷には優秀なフリーソフト「Open office」があります。「MSofficeは高いが、ファイルを読み込めるものが欲しい」というときにとても役立つソフトです。
私も会社勤めのときは、Open Ofiiceのお世話になり通しでした。普通のMS版だと数万円はかかるところが、こちらならタダ。多少の不便を我慢しても、選ぶ価値はあります。
Open ofiiceのサイトでも、専用の履歴書テンプレートがたくさん公開されています。人気の高いものを選べば、まずクオリティの問題はありません。
Googleドライブもある
「パソコンにソフトを入れたくない」という場合でも、ネットGoogleドライブ上の「ドキュメント」や「スプレッドシート」を使うという手があります。
一応履歴書のテンプレートもあるのですが、Openofficeに比べるとややシンプルです。市販品のような履歴書を作るなら、やはりOpenofficeの方が確実かと思います。
PCなら一度作れば使いまわせる
PC版の履歴書の良いところは、一度作ったら使いまわせることです。最近は新卒の就活でもない限り、手書き・PCにこだわる企業は少なくなってきました。
手書きの方が丁寧・熱心さをアピールできるというメリットもありますが、最近はもっぱらPC版を持っていくことが多いです。
以前勤めた会社やバイト先もPC履歴書でしたが、無事採用されています(そして、3年も経たずに辞めています)。中途採用やバイトであれば、おそらくPC履歴書で怒り出すところは少ないと思います。
また、私は字が下手くそです。左利きのせいなのか元々の素質がないのか、とんでもないクセ字です。ガチャガチャした文字が並ぶ履歴書よりは、PCの整然とした文字の方が見栄えが良いというのもあります。
コンビニのネットプリントサービス
自宅にプリンタがあれば、ほぼ0円で履歴書が作れます。が、我が家にそんなたいそれたものはありません。
そこで助けになるのが、コンビニのネットプリントサービスです。パソコンやスマホからファイルを登録し、コンビニのプリンターで印刷できるという画期的なサービスです。
主にセブン-イレブンで使える「ネットプリント」と、その他のコンビニで使える「ネットワークプリント」の2つがあります。ここは最寄りのコンビニがどれかによって、使い分ければ大丈夫です。
オタクグッズの買い取り申込書も、コンビニで印刷しました⇒一人暮らし直後は、何かと費用がかかります。ミニマリスト・3月の財布事情 場所は一番下「その他」欄です。
私もこれまで何度、コンビニのプリントサービスに助けられたか知れません。プリンタを持たぬ人間にとって、コンビニのネットプリントは最後の頼みとも言えます。
コンビニプリントを使うときのポイント
履歴書を印刷するときは、2つ要注意ポイントがあります。1つ目は、ファイルをpdfに変換することです。
openofficeで作った履歴書は、そのままではコンビニプリントが使えません。そこで「印刷」メニューから、pdfでファイルを保存する手間が必要です。
pdfファイルで保存しておけば、ほかのPCで開いたときに「テンプレートの形が崩れた!」というアクシデントが起きません。確実に印刷するためにも、いったんはpdfファイルに変えるのが安心です。
もう1つは、履歴書のサイズの問題です。そのままA4サイズで印刷すると、A4が2枚印刷されてしまいます。
これを見開きの履歴書として印刷するには、A3サイズでプリントする必要があります。A3サイズの「2枚で1枚」モードにすれば、市販のような履歴書の出来上がりです。
パソコンとネットのおかげで、履歴書を作るのも大分楽になりました。これから仕事を探そうかというとき、パソコンがあるなら履歴書が手作りがおすすめです。