冷蔵庫なしでも一年暮らせる。ミニマリストが教える9つのコツ。
冷蔵庫を断捨離してもうすぐ一年。冷蔵庫なしで生活するコツを紹介したい。
最初は不便も感じたが、今では冷蔵庫が無いことが普通になってしまった。一人暮らしなら、冷蔵庫は必須というわけじゃなかったようだ。そんなカレジョミニマリストの暮らしぶりをご覧いただきたい↓
なんで冷蔵庫ないの?
私が冷蔵庫を断捨離したのは、冷蔵庫のレンタル期限と引っ越しが重なったのがきっかけだ。一年契約で冷蔵庫をレンタルしていたが、引っ越し直前に引き上げられてしまった。
新しい冷蔵庫を買おうにも、引っ越しでお金が無い。いい機会だからと、冷蔵庫なしの生活を試してみようと思ったのだ。
お金によゆうができたら冷蔵庫を買うつもりだったが、収入が増える気配もなく時間ばかりが過ぎていく。そんなこんなで、冷蔵庫を持たない暮らしが一年続いてしまった。
今から冷蔵庫を買ってもいいのだが、別にそこまで困ってないしなあというのが正直なところだ。冷蔵庫なしの暮らしにいかに慣れていったのか、以下から見ていく↓
1.お金があるなら外食が楽です
私に限らず、冷蔵庫を持たないミニマリストは多い。食事はどうしているのか見てみると、大体はコンビニやファミレスなどの外食がメインだ。
今はコンビニに行けばなんでも売ってるし、レストランのメニューもヘルシーなものが増えてきた。健康に気遣いつつ、冷蔵庫なしの生活をおくることは難しくなくなった。
スーパーが近所にあるなら、夜8時すぎに行けば安売りのお惣菜がゲットできる。食費の節約も、工夫次第だ。
これで食費が平均に近いなら、まあまあいいんじゃなかろうか。食費の平均の話はこちら⇒一人暮らしの食費の平均は参考にならないから、自分で調べるのが確実だよ。
しかし外食に頼れるのは、あくまでも家計によゆうのある人だけだ。月収が10万円に満たない私の場合、自炊の一択しかない。
しかしほぼ100%自炊でも、冷蔵庫なしで一年近く生き延びることができた。以下からは、自炊に絞って話をしていきたい。
2.常温できる食材を知ろう
まずは、常温でも大丈夫な食べ物を確保することだ。そういった食材をメインに常備すれば、毎日買い物に行かなくても済む。
常温で保存できる、おすすめ食材はこちら⇒冷蔵庫なしでもOKな食べ物10選。消費期限を身体を張って調べた結果。
冷蔵庫があるとなんでも放り込みたくなるが、常温OKな食べ物は以外と多いものだ。発酵食品や葉物の野菜なども、季節によっては数日は持ってくれたりする。
住んでいる土地の気候にもよるかもしれないが、私が暮らす神奈川で大丈夫なら日本全国どこでも大丈夫じゃなかろうか。
3.でも買いだめは厳禁
しかし、調子にのって買いだめするのはよくない。いくら常温でOKといっても、傷むスピードは冷蔵庫に入れているときとは比べ物にならない。遅くとも1~2週間で食べきりたいところだ。
私が食材を買うときも、基本は1パックだ。たまご1パックでも、一人暮らしだと食べきるのに1週間かかる。
冷蔵庫があったときは、1ヶ月くらいは大丈夫なのでよゆうだった。が、冷蔵庫なしだと1日の遅れが命取りになる。ストックの食べ忘れには、くれぐれも注意だ。
4.食材は冷暗所に保管
冷蔵庫なしの生活でネックになるのが、今まで冷蔵庫に入れていた食材を置き場所だ。基本は、暗くて涼しい場所に入れるのがいい。
我が家では、キッチン下のスペースが食材置き場になっている↓
おそらくだが、この場所が一番温度も安定しているんじゃないかと思う。
夏場は部屋がかなり蒸し暑くなるが、この場所は割りとひんやりしている。たまごなどを置くていどなら十分だった。
普段使う食材のほか、保存用の缶詰もこのなかだ。缶詰はいざというときの命綱にもなるので、賞味期限ギリギリまで取っておきたい。
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5.さらにフタの閉まる容器に
野菜や納豆などニオイが強めの食材は、フタの閉まる容器に入れるとより安心だ。100円ショップに売っている、プラスチックの容器でいい。
我が家で使っている容器がこれ↓
やはり100円ショップで買ったものだ。意外にたくさん入るので助かっている。
中身はいつも、たまごと納豆だ。たまに安売りのキャベツや小松菜などを保存するときもある。だいぶ古くなってきたが、まだニオイが漏れるなどのトラブルは起きていない。
ニオイ移りが心配なら、ガラス製などのしっかりした容器でもいいかもしれない。ただそこまでするなら、もう冷蔵庫でいいんじゃと思わなくもない。
人参や玉ねぎなどはむき出しでも保存できるが、虫による食害が怖い。私はゴキブリがイヤなので、むき出しで食材を置くことは絶対に避けている。
6.自宅からスーパーまでの距離は?
ストックは最小限しかできないので、買い物の回数は多くなる。スーパーが近くにないと、かなりの不便を強いられるだろう。
できれば、歩いてすぐのところに店があることが理想だ。長くてもせいぜい、自転車で10分くらいの距離が限界じゃなかろうか。
我が家は幸いにして、歩いて5~10分の距離にスーパーがゴロゴロしている。買い物が楽だから、冷蔵庫なしでもやっていけるというのはあるだろう。
毎度の買い物が面倒くさく感じるようなら、冷蔵庫を買った方がいい。週に1度のまとめ買いの方が、楽っちゃ楽だ。
7.楽に作れるメニューを開拓しよう
料理好きならいいのだが、私のようなズボラは凝ったメニューを作りたくない。なべ1つ、フライパン1つで楽に作れるメニューが1週間分あると楽だろう。
同じ煮込み料理にしても、味付けや使う食材を変えれば違うメニューだ。和風・洋風・中華風と、調味料を用意しておくのが一番手軽か。
私はもっと楽さを追い求めて、毎日同じメニューとなった。詳しくはこちら⇒【1食130円】一人暮らしの超簡単な節約自炊レシピ、枯れ飯の作り方
食材を全てまとめて煮るのが、一番簡単だった。めんどくさがりは、取りあえずなんでも煮るのがおすすめだ。
8.ぬるい飲み物に慣れよう
冷蔵庫がないので、冷たい飲み物はもちろんない。常温の水を飲むことにも慣れておきたい。
ペットボトルのミネラルウォーターでもいいが、もっと節約するなら水道水だ。日本の水道技術はレベルが高いので、水道水でも飲めてしまう。
水道水の話はこちらでも⇒【月6000円】ズボラでも一人暮らしの食費を節約できる、超具体的な14のコツ。
水以外の飲み物だと、やはりウーロン茶や麦茶が安心だろうか。常温で保存できる牛乳もあるらしいが、お高めなうえにどこでも手に入るものじゃないので微妙だ。
9.生ゴミはスチール製の入れ物に封印
自炊では、生ゴミの処理も欠かせない。
冷蔵庫があるなら冷凍スペースに入れておけるのだが、ない場合はゴミの日まで常温で取っておかないといけない。するとどうしても、ニオイが気になってくる。
私はニオイ対策に、スチール製の缶を使っている↓
以前はプラスチック容器に入れていたのだが、やはりニオイが漏れてしまっていた。しかしこの缶に入れるようにしてからは、ニオイが気にならなくなったのだ。
手軽に使えるのは、やはりお菓子の空き缶だろうか。より密封性を求めるなら、ネットで金属製のゴミ箱を買うのもありだ。
番外.家族がいるなら無理するな
冷蔵庫なしの暮らしは、一人暮らしだからこそできることかもしれない。同居人がいるとなると、やはり冷蔵庫がある方がいいと思う。
二人分の食材を家に置くのは大変だろうし、そもそも相手がミニマリスト暮らしに興味がないというケースも多い。そこは、相手の考えを受け入れるところだろう。
特に夫婦の場合、主に妻の方が買い物を担当することが多いだろう。冷蔵庫がない=妻の負担が増えるということも、考えないといけない。
なんとなく始めた冷蔵庫なしの生活だが、気がついたら季節がひと巡りしていた。慣れとは恐ろしいものである。
積極的にはおすすめしないが、冷蔵庫がなくても何とかなるものだ。より身軽な暮らしがしたいときは、参考にしてみてほしい。