少ない洋服でコーディネートを楽しむには、アウターや小物に頼らない着こなしも大事

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アウター小物との組み合わせが前提のコーディネートは、どうしてもアイテム数が増えがちです。少ない洋服で着回すなら、上着などがなくても大丈夫な着こなしも大事です。

私自身もアウターやバッグが大好きですが、これらはコーディネートの補強役と考えています。アイテムを足さなくても決まる、シンプルなスタイルが理想です。

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メインはトップス+ボトムス

ファッションコーディネートの柱は、やはりトップス+ボトムス(もしくはワンピース)だと思います。「上下だけでも着こなしが完成して見えるか?」を基準にしています。

カジュアルファッションがメインの私の場合、定番の「Tシャツ+パンツ」スタイルが一番扱いやすい格好でした。夏はもちろん、冬はTシャツの下にカットソーを着ればしのげるので便利です。

夏以外は基本、重ね着スタイルです⇒ミニマリストを目指す私の秋冬ファッションコーディネート。おしゃれは少ない洋服から

後はその日の気分や天気によって、上着や巻きものを足します。メインの着こなしと相性の良いものを選んでいるので、どんな組み合わせでもチグハグにはなりません。

周りのアイテムでごまかす必要のない服を

少ない服数でまとめるコーディネートの場合、1着1着のパワーが強くないと質素に見えてしまいます。シンプルな着回しを目指すなら、少し高めでも質の良い服の方がバシッと決まります。

安い服はパッと見は分からなくても、実際着たときのシルエットなどに微妙な差が出てきます⇒30代を過ぎたら、プチプラコーデやファストファッションに頼らない方が良い理由。

これをごまかすには上着やアクセサリーを付け足したり色の配置や着方に気を付けたりと、色々なテクニックが必要です。そこまでファッションに対する熱意のないズボラ人間には、いかんせんハードルが高すぎます。

であれば最初から、そういったスキルの必要ない服を選べば楽におしゃれできます。服選びではそこまで意識したことがありませんでしたが、高い服を着るにはこういう効果もあるのだと改めて感じています。

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ほどよいぴったり感

もう1つシンプルな着こなしで無視できないのが、サイズの問題です。服はきつすぎてもゆるすぎても、おしゃれに見えません。

サイズ感を重視するのは、洋服の基本ルールとなっています⇒ぽっちゃりが気になる女子ほど気を付けたい、おしゃれなファッションのコツとは。

体形をごまかすために、ゆるファッションがメインな人もいるかもしれません。が、ゆるゆる度が過ぎてダボダボになると、しまりのない印象となるので注意です。

定番である「チュニック+レギンス」の組み合わせも、一部では「おばさんのファッション」とささやかれるほどです。おそらく下半身を気にするあまり、ふんわりしすぎたものを選んだ結果と思われます。

同じことはキツキツのファッションにも言えます。ムチムチしたシルエットは、ジャストな服を着るよりもかえって太って見えてしまいます。

どんな体形でもおしゃれに見える人は、皆サイズ感を意識した服を選んでいます。下手に隠そうとするよりも、ピッタリのサイズを着る方がおしゃれ度は上がるかと思います。

「脱ぐに脱げない」問題

おしゃれ云々の問題のほか、巻きものやアウターを含めたコーディネートは融通が利きません。もし上着を脱ぎたいと思う状況になっても、脱ぐに脱げなくなります。

お出かけで「アウターで隠れているから大丈夫」と油断しているところに、突然喫茶店で休むことに。これはちょっと焦ります。

私も大昔、真冬に半袖Tシャツ+ジャンパーという出で立ちでお出かけし、レストランで上着を脱いで恥ずかしかった思い出があります。ひどいときは、部屋着にそのまま上着を羽織ることもありました。

「メインの着こなし」のうえからアイテムを足すスタイルなら、どんな状況になっても冷静に対処できます。足し算ファッションよりもシンプルファッションが良いのは、こういう理由もあります。

服装の基本はやはり、トップスとボトムスです。この2つをしっかりこだわれば、おしゃれに多くのアイテムは必要なくなります。良い着こなしも、良い土台があってこそではないでしょうか。

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Posted by yayoi