ミニマリストを目指すオタク、グッズを断捨離した4日間の死闘~カレジョの断捨離実践記~

2018年3月17日

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カレジョの断捨離実践記、今回は20年以上集め続けたオタクグッズを片付けたときの話だ。

グッズの仕分けにかかった時間、のべ4日間。その道のりをご覧いただきたい。

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全出しして後悔する

私はなにか断捨離するとき、まず全出しから始める。ときめく片付けのこんまりさんのやり方を参考にしているのだが、全出しの方がたしかに仕分けやすいのだ。

そこでオタクグッズの仕分けでも同じ手を使ったのだが……↓

リビングの一角が、オタクグッズに占領されてしまった。

この光景を見た瞬間、全出ししたことを深く悔やんだ。これだけ大量となると、おそらくダンボール1箱づつを地道に仕分けていった方が楽だろう。

しかし一度出してしまったら、後戻りは不可能。進むも地獄、戻るも地獄のグッズ断捨離は、こうして幕を開けた。

断捨離したオタクグッズ達

のべ4日かけて、私はどんなオタクグッズを捨てたのか?以下から詳しく紹介していく↓

限定デザインの空き缶や空き瓶など

まず1日めに減らしたものがこちら↓

主に、限定デザインの空き缶と空き瓶だ。あとは、イベントなどでもらった無料のグッズも混じっている。

ファイナルファンタジーのコラボ商品が人気だった頃、好きなデザインを求めて買い漁った。だが取っておくのに場所をとるうえ、飾ろうにも空き缶をおしゃれにディスプレイする自信がない。

おそらく今後も、空き缶や空き瓶が活躍する可能性は低いだろう。ここは素直に断捨離することにした。

ゲームセンターのプライズ品など

2日めに片付けたものはこちら↓

主にゲームセンターの景品や、ちょっとした紙モノなどだ。

昔会社勤めをしていた頃、ゲームセンター通いにハマっていた。日ごろのストレス解消に持って来いだったのだ。計算通り景品をゲットできたときは、いよっしゃあ!と盛り上がったものだ。

だがあくまでゲットすること自体が目的なので、景品自体にものすごい愛着があるワケでもない。時間が経ってみると、もう捨てていいだろと思うものがほとんどだった。

ゲームセンターはとても楽しいが、ゲットした後が問題だ。あまり熱心に通うと、いらないグッズがどんどん増えるので注意だ。

だがその代わり、スマホゲームの課金で散財することに……。詳しくはこちら⇒スマホゲームの課金問題、カレジョがハマって抜け出すまでの道~カレジョの黒歴史~

お世話になった古いゲームソフト

3日目は、遊び終わったゲームと大きなダンボール箱が1箱でた↓

ゲームは今でも大好きだが、全部が全部取っておきたいワケではなかった。なかには、

・プレイしてみたらイマイチだった

・1回遊んで気が済んだ

という作品もある。

以前はゲームソフトを捨てるなど地球が爆発しても考えられなかったが、今はお気に入りだけ残せばいいと思っている。ソフトの買い直しは昔より簡単になったし、ダウンロードも充実している。

さらにプレイしようか迷っているゲームは、ネットの実況動画で気が済むことも多い。どうしても手元に残したい作品というのは、実は少ないものだ。

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20代の頃にときめいたミニチュアたち

大きなダンボールの中身は、ミニチュアのコレクションたちだ。20代の頃、ハマりにハマって箱買いをしていた。

だが大量の箱を見ると、どうにかせんといかんというプレッシャーにかられる。大好きは大好きなのだが、プレッシャーに耐えながら持ち続けるのは精神的によくない。

本当なら立派に飾りたいところだが、ズボラな私では手入れが行き届かない可能性が大だ。私以外に、もっとちゃんと扱ってくれる人の元にある方がいいかもしれないと思った。

その後ワンルームのアパートに越して、部屋がますます狭くなった。やっぱり大量のコレクションは処分してよかった。

細かいグッズ達をいっせいに断捨離

さすがに4日目ともなると、仕分けに嫌気がさしてくる。その日は朝から一気に断捨離を進めた↓

残っていた細かいものを仕分けると、これだけのグッズを減らせた。

グッズの内訳はこんな感じ↓

・ジュース、文房具などのオマケ

・イベントでもらった無料グッズ

・ガチャガチャの景品

・昔好きだったキャラクターグッズ

・ディスニーランドのポップコーンバケット

・集めまくっていたキーホルダー

etc……。

とにかくコチャコチャしたものが多くて、キリがなかった。

私はどうも集めるのが好きなようで、旅行やらゲームショーやらへ行くたびに大量のお土産をゲットしてきた。ご当地キーホルダーやストラップは大好物だ。

小さい頃はそれらを箱のなかに入れて、ときどき出しては眺めるのが大好きだった。しかし20代を超えてからは、そういった時間もなくなってしまった。

断捨離で久々に眺めてみると、子供の頃のときめきなどはほとんど感じない。ただ単に懐かしいだけだ。大人になるというのは、ある面ではつまらないものである。

ミニマリストに目覚めた影響か、今は昔ほどグッズへの愛着が無くなった。イベントなどへ行っても、お土産がほしいという情熱が湧かない。

しかし逆に、ほしいと思ったものは何としてもゲットする。コレクションが広く浅くから、狭く深くなったような気がする。

断捨離ビフォー&アフター

4日かかったオタクグッズの仕分けも、どうにか片付いた。断捨離のビフォー&アフターはこんな感じ↓

この大漁のダンボールが、断捨離後はこの量に↓

ダンボール4つ分で収まるようになった。半分以上が断捨離された計算だ。

さらに引っ越しを経て、オタクグッズはここまで減った↓

ちょうど、ダンボール2箱に収まるくらいだ。ダンボール4箱から半分になった。

まだ、処分しきれていないグッズもチラホラ残っている。メルカリなどでの処分を考えると、面倒で進まないのだ。

断捨離で生き残ってきたグッズだけに、未練を断ち切るのは難しい。もっとせまい部屋に引っ越すなどのキッカケがないと、私は重い腰をあげないような気もする。

断捨離するグッズはこうなった

さらに、断捨離するグッズをまとめるとこうなった↓

当時は楽に処分したかったので、宅配買い取りを考えていた。余ったダンボールも再利用できるので一石二鳥だ。

こうしてダンボールに詰めると、荷物もパッと見スッキリする。これぐらいなら残してもいいじゃという、恐ろしい誘惑すらある。溜めこみ性のズボラほど、ダンボール収納は危険だ。

グッズ以外にも、大量のゴミが↓

グッズが入っていたビニールやダンボールなどだ。

ものを取っておくと、当たり前ながら「それを入れるためのもの」も用意しないといけない。グッズが入っている間は目立たないが、実はこれだけの量にもなるのだ。

収納グッズも、増やし過ぎは危険である。詳しくはこちら⇒断捨離できない理由は収納が多すぎること。片付けテクが好きな人がハマる5つの穴。

収納グッズを使うときは、ものを1つ増やすことだと意識した方がいい。荷物の整理のために、ものを増やすというのはもろはの剣である。

仕分けで実感したこと

オタクグッズも全捨てすれば、もっと楽だったろう。しかし、あえて時間をかけて仕分けたのも意味があると思っている。

チェックせずに捨てただけでは、

・どんな点が気に入らなかったか?

・なんで残したいと思ったのか?

というところが分からずじまいだっただろう。何も学ぶことなく、同じようにグッズを溜め込んでいた危険性が高い。

断捨離はただ単にものを捨てるのでなく、なんでこれを持ち続けたのか?という理由などと向き合う作業だとも思う。時間はかかるが、自分が大事にしたいものなどをハッキリさせるには必要なステップだ。

かつて好きだったものほど、捨てるか残すかハッキリさせるのは難しい。だがオタク系グッズは今後も増えていくのは確実なので、そのつど見直していければと思っている。

ミニマリストになっても、オタクはオタクのままだった。今年も今年で、狙っているグッズがいくつもある。

だがどんなに好きなものでも、手元に置いておくのは限界がある。考えなしに集めるのでなく、どうしても欲しいものか己に聞くことは欠かせない。

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Posted by yayoi