メロンパンの美味しい店が集結。メロンパンフェスティバルの参加レビュー。
全国の美味しいメロンパンが一度に楽しめる、メロンパンフェスティバルに参加しました。
イベントで出会った、選りすぐりメロンパンの味はいかほどか?イベントのレビューとともに、詳しく紹介します。
メロンパンフェスティバルとは?
メロンパンフェスティバルとはその名の通り、日本中のメロンパンだけを集めた異色のイベントです。メロンパン好きなら、一度は行きたいと思うに違いありません。
2017年の会場は、こじんまりとした地域の体育館でした↓
メロンパンフェスティバルは毎年、小さな会場を借りてやっているようです。手作り感満載のイベントでした。
会場は小さくても、全国各地の有名メロンパンが集まっています。なかには、メロンパンフェスティバルとの限定コラボ商品も↓
有名ベーカリーとのコラボ商品が作られるとは、なかなか侮れません。
メロンパンフェスティバルは今年で5回目ですが、初の2日間開催でした。年々人気が集まり、参加者が増えているようです。
ゲットしたメロンパン達
メロンパンはどれも美味しそうで、迷ってしまいます。そんななか、私が選んだメロンパンを紹介します。
クワトロフォルマッジメロンパン
武蔵野ボンジュール・ボンが作った、メロンパンフェスティバルとのコラボパンです↓
チーズのトッピングに加え、中にもチーズクリームが入っています。
チーズの風味が控えめで、メロンパンの甘さを邪魔をしていませんでした。チーズが多いのに、しっかりメロンパンで美味しかったです。
コンポタメロンパン
こちらもボンジュール・ボンとのコラボメロンパンです↓
中にコーンクリームが入った、異色のメロンパンです。
生地部分も甘じょっぱく、クセになります。中のコーンポタージュクリームは、クリームコロッケの中に入っているコーンクリームに似ていました。
目隠しして食べたら、多分メロンパンと言い当てるのは難しいです。メロンパンなのに、おかずパンとして楽しめる変わった品でした。
メイプルメロンパン
3つ目も、ボンジュール・ボンのメロンパンです↓
生地の中に、メイプルシロップがたっぷり入っています。
生地の中にシロップが染み込んで、メイプルパンになっていました。が、控えめな甘さのメイプルがあと引く味でした。
生クリームメロンパン
茨城のパン屋、鹿島製菓のメロンパンです↓
このメロンパンは、クリームの量が半端じゃありませんでした。
生クリームが入ったメロンパンは多いですが、大体は生地半分・クリーム半分です。しかし鹿島製菓のメロンパンは、「生地:クリーム=2:8」くらいの割合でした。
メロンパンの断面図↓
クリームはしつこさが無く、最後まで飽きずに食べられます。表面のサクサク生地も、クリームとの相性が良かったです。
ザクザクナッツメロンパン
福岡県カシェットの、ザクザクナッツメロンパンです↓
ビターチョコとナッツが美味しいメロンパンでした。
食べる前に冷凍庫に入れておくと、チョコが良い感じに固まってより美味しく食べられます。買ってからすぐに食べないときは、冷凍して一晩置くのがおすすめです。
カラフルムーン
こちらは、ブランジュリーオーヴェルニュのカラフルムーンです↓
世界一のパンを決めるibacapで優勝したという、評判のメロンパン。確かに、あっという間に売り切れていました。
チョコ・抹茶・プレーンの3色メロンパンの中に、チョコチップとダークチェリーが入っています。甘さ控えめの、大人のメロンパンでした。
チョコの苦味とチェリーの酸味が、いい具合に味を引き立て合っています。生地のサクサク具合もメロンパンらしくて美味しかったです。
メロンパンフェスを楽しむポイント
次に、メロンパンフェスティバルに参加してみて気になったことや、予め準備しておけばもっと楽しめそうだというポイントを紹介します。
フェスティバルは事前申込制
まず一番大事なのが、メロンパンフェスティバルへの申込みです。当日飛び入り参加しても、メロンパンは買えないので注意して下さい。
フェスティバルの1ヶ月前くらいに、チケットの申し込みが始まります。私は申し込みが始まってすぐにチケットを取りましたが、その後2日くらいの間で完売していました。
チケットは1時間ごとに、参加できる回が分かれています。私が買った初日の一番最初の回は、早いうちに売り切れたんじゃないでしょうか。
その後チケットの追加分が、フェスティバルの1~2週間くらい前に出てきます。チケットの登録がいつ始まるのか、しっかりチェックしておくと良いです。
サイトで目当てのメロンパンをチェック
フェスティバルのサイトで、出店するメロンパンをチェックできます。イベント当日はメロンパンの個数制限があるかもしれないので、目当てのパンを決めておくと良いです。
ちなみに私が行った時間帯は、一人3つまででした。早い時間帯ほど、個数制限が付きます。
幸い私は2人連れで行ったので、合計6つのメロンパンをゲット。2人で半分こして、6種類のメロンパンを楽しめました。
遅い時間帯は個数制限が無くなるようですが、人気のメロンパンが既に売り切れていることも。狙うメロンパンによって、参加の時間帯を決めると良いのかもしれません。
また、今年はイベントが2日間あったために、1日目と2日目で出店する店が微妙に違っていました。私が行った1日目には、カレーメロンパンが無し。カレーメロンパンを狙っていた私としては、痛恨のミスでした。
来年も2日以上の開催となると、日にちによって出てくるパンが違う可能性があります。次行くときは、ちゃんと目当てのパンがゲットできる日を狙わないといけません。
フェスティバルに持っていきたいグッズ
メロンパンをより美味しくに食べるために、こんなものがあると良いなと思ったグッズを挙げてみます。
・手を拭けるウェットティッシュ
・お持ち帰り用の保冷剤
・お茶などの飲み物
フェスティバルの会場のなかには、パンを食べられる場所がありません。皆、建物の外にある公園のベンチで食べてました。手を拭くティッシュや飲み物があれば、もっと快適にメロンパンを楽しめたと思います。
また、メロンパンはどれもボリュームがあるので、多分一度に食べきれません。残りはお持ち帰りすることになるはずです。
しかしメロンパンのなかには、チョコがけがクリームが入っているデリケートな品も。暑さに弱そうなパンのために、保冷剤があると安心かと思いました。
メロンパンでコンゴを支える
メロンパンフェスティバルは、ただメロンパンを食べて楽しむイベントじゃありません。売上の一部は、コンゴ民主共和国のNGOに寄付されます。
メロンパンフェスティバルが生まれたきっかけは、主催者である平井さんが「紛争が続くコンゴのために何かできないか」と考えたことです。
コンゴ民主共和国はスマホを作るのに欠かせない、コルタンというレアメタルの産地です。この金属を巡って争いが絶えず、そのなかで女性が性暴力の被害に遭っているということでした。
メロンパンフェスの会場には、コンゴのスマホ問題の展示もあります↓
問題のレアメタルを使っていないスマホの紹介も↓
メロンパンとコンゴの間には、何の関係もありません。が、平井さんは自身が好きなメロンパンが、コンゴの役に立つことを願ってイベントを続けているということでした。
私もスマホやパソコンのヘビーユーザーなので、レアメタルの問題は他人事じゃありません。メロンパンを楽しみつつ、コンゴの問題を知る貴重な機会でした。
数あるパンの中でも、メロンパン限定のフェスティバルというシュールなイベントでした。メロンパンの色々な可能性に触れられる、面白いイベントでもあります。
そのうち小さな会場でなく、広い公園などで出店型のフェスティバルになると良いのにと思います。もっと思う存分、メロンパンを味わい尽くしてみたいです。