会話が下手でも大丈夫。人見知りコミュ障が考える、人とのうまい話し方。

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最近、オフ会で色々な人とお話する機会が増えました。会話が下手で人見知りコミュ障でも、人とうまく話せる方法を紹介します。

今でも会話の輪に入るのは苦手ですが、少しづつ「こんな感じで話せば良いのか?」と会得し始めました。色々な話が聞けるのは、新鮮で楽しいものです。

「どうしても会話が気まずい……」。そんな悩みがあるときは以下からどうぞ。

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話下手は聞き役に徹するに限る

会話というのは、話し手と聞き手がいないと成り立ちません。話すのが苦手ならば、聞き役に徹すると良いです。

オフ会や飲み会などの大勢が集まる場面では、「会話の中心にくる人」というのが必ずいます。その人の話に、じっくり耳を傾けてみてください。

話を聴くのは簡単そうで、実は根気のいることです。人が話しているそばから、つい「次に言いたいこと」を頭の中でスタンバイしてはいないでしょうか。

私も家族など身近な人と話をするとき、ついこのクセが出ます。これを反省して、人の話を聴くときは話の内容に集中するよう意識し始めました。

聞き役にまわると「何か話さなきゃ」というプレッシャーがなくなります。話下手には、精神的に楽でもあるのです。

話しを聴くときは、

・頷く

・身を乗り出す

など、積極的に「聞く姿勢」を取ります。

非常に基本的なことなのですが、コミュ障はつい自分の世界に引きこもってしまいがちに。するとますます周りとの間に壁ができて、気まずいことになります。

話しに割って入らずとも、会話の輪に参加することはできます。相手の話が耳に入っていることを、態度で示すことも大事です。

気の利いたことを言おうとしなくて良し

コミュ障が話の席で焦ってしまうのは、「気の利いたことを言おう」と意気込んでしまうからというのがあります。何かウィットに富んだことを言わないと、話に参加できない気がしてしまうのです。

しかし前に言ったように、話をせずとも会話に参加はできます。サッカーでは「選手がボールを持つ時間は多くて数分」というデータがありますが、会話でも、一人の独壇場ということはないのです。

実際のところ、一人がそんなに喋らずとも話は盛り上がるものです。会話をじっくり聞いていると、そういうことが分かってきました。

私も「気の利いたことを言おう」と意気込んでいたときは、話を振られて舞い上がってしまう質でした。

「最近どう?」みたいな質問にも、「こんなことしてるよー」と軽く返せません。「今はこんな状況で……」などと、つい自分語りが始まるのです。

自分語りは最終的に、「でも頑張りたいと思う」などの決意表明で終わります。相手にしてみたら、「頑張って」としか言えません。

もう1つあるのは、自分の哲学を語りだしてしまうこと。「こんなことがある」という事実だけで良いのに、自分の思うところをとうとうと述べだすこともありました。

どんなときでも100%の返しをしようとすると、相手にもプレッシャーです。まずは「ほう」とか「はいはい」といった簡単な受け答えから始めてみてください。たった一言でも、立派な会話です。

気になったことを質問すると会話が広がる

相手の話を聞くなかで、「これはどういうことだ?」と疑問に感じることがあります。そういうときこそ、会話を広げるチャンスです。

会話に対して質問で返すと、その回答が返ってきます。その回答に対し、また質問すると会話が途切れないのです。

この「質問法」は、会話の取っ掛かりをつくる基本的な方法でもあります。会話を始めるとき、「私は……」といきなり語りだす人はいないと思います。

話に疑問を持つというのは、会話の内容に興味を持っていることでもあります。興味を持ってもらえると分かれば、「こんなこともあるよ」と話しやすくなるんじゃないでしょうか。

無理やり笑顔を作らない

誰かと話すとき、無表情よりも笑顔の方が良いことは間違いありません。が、無理に笑顔を作る必要はないです。

無理やり口角を上げた笑いは、どうしても不自然になります。結果、自分の緊張が相手に伝わって、かえって気まずくなるのです。

同じく笑いも、「ハハッ」みたいな乾いた笑いなら黙っていて良いです。特にコミュ障がやると、「無理してる感」が出やすくなります。

また、自分が話すときのことを考えてみると、常に半笑いの人というのは何となく油断できない気がしないでしょうか。

(「笑顔の人間は何を考えているのか分からない」と、「海猿」の池澤さんも言ってました)

相手の話を聞くとき、ときには真剣な表情が良いこともあります。本当に笑いたいときだけ笑った方が、ストレスなく会話を楽しめるんじゃないでしょうか。

「共感の言葉」で距離が近づく?

「分かるー」「あるある」などの、共感の言葉を返してもらうと嬉しくはないでしょうか。相手への共感は、お互いの距離を縮める一歩です。

「こんなことがあったんですよ」と言われたときは、「こうすると良いですよ」というアドバイスより「大変だったんですね」の言葉の方が心に染みます。具体的な解決策より、共感の方が相手も納得しやすいのです。

相手への共感が大事なのは、こちらの本で知りました。詳しい内容はここから⇒田房永子さん「キレる私をやめたい」感想。怒りっぽい性格を直したい人へ。

解決策を答えようとすると、どうしてもそれがプレッシャーになります。前の「気の利いたこと」を言おうと頭がパニックになって、逆に何も言えなくなるのです。

私自身「共感」を意識し始めたものの、実践となるとなかなか上手くいきません。「お互い頑張りましょう」みたいな一言が、出てこないときもあります。

大事なのは、相手の言葉を自分の身に置き換えて考えることなんだと思います。「自分ならこういうときどう感じるか」というのを、素直に伝えれば良いのかもしれません。

「会話の達人」にはなれずとも、話を楽しむことはできます。「もっと話さなきゃ」と、焦る必要はないです。

まずは「どんな話が聞けるかなー」と、気楽に構えてみてはどうでしょうか。

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Posted by yayoi