ミニマリストな一人暮らしなくても困らないと実感した家具
ミニマリストな暮らしを実践し始めて、「なくても大丈夫だった」と実感したもの、今回はなくても困らない家具の話です。
一人暮らしであればなおのこと、家具は必要最低限のものだけでやっていけます。大きな家具がないと、部屋が広くなって爽快です。
イス
現状、床の上に座って過ごしています。座って作業できるローテーブルがあれば、イスは必要ありません。(こういうときは「日本人で良かった」としみじみ思います)
リビングに置くテーブルも、ダイニングセットよりもちゃぶ台の方が、部屋がすっきりするのではと思います。下に防寒用の敷物があれば、フローリングでも寒くありません。
ソファ
くつろぐときは壁に寄りかかっているので、ソファは必要ありません。壁際に座布団と電気毛布を敷けば、それで憩いのスペースは完成します。
リビングにはテレビもないので、くつろぐ時間そのものが減ったというのもあります。実家にいた頃は夕食後にテレビを何時間も見ていましたが、今は少し休んだら、食器を洗ってすぐお風呂場へ直行します。
ダイニングセットを置くと、どうしてもくつろぎ用のソファが欲しくなります。1つ家具を置くと、新たな家具を呼ぶという厄介な側面もあります。
ベッド
寝るときは布団を敷いて寝ます。布団だと上げ下ろしができるので、部屋の掃除も楽になります。ベッドだと、下を掃除するときが大変です。
敷布団は、今のところ薄手のカーペットを使っています⇒持たない暮らしを目指すミニマリストに、敷布団はいる?いらない?
「ベッドの方が布団をしまう手間がなくて便利」という意見もありそうですが、これがクセモノです。寝っ転がれる場所があると、人はついつい休みたくなるからです。
布団はいったん上げてしまえば、もう休める場所がありません。おやすみモードから活動モードへスムーズに切り替わり、仕事や作業を効率的にこなせるという効果もあります。
タンス
洋服や諸々の荷物は、全て作り付けのクローゼットに収まっています。そのため、専用のタンスや収納ボックスは必要ありません。クローゼットの中にも、タンスやラックは一切なしです。
洋服は、クローゼットに収まる分まで減らしました⇒これ以上は無理と思った洋服を再々断捨離。衣類は、クローゼットに収まる分だけを持つ
荷物はなるべく、部屋にもともとある収納に収まる分だけを持ちたいと思っています。ものが少ないと、「全部しまう収納」で部屋をすっきりできるからです。
収納に荷物が全部収まっていると、掃除も楽です⇒ズボラでも掃除が好きになる、きれいに片付いた部屋を保つコツ
カーペット
フローリングは寒いですが、今は電気毛布1枚でしのいでいます。電気毛布をカーペット代わりに、部屋の冷気をしのいでいます。
電気毛布は場所も取らないし、丸洗いできるところも良いです⇒節約系ミニマリストの防寒対策。電気代を安くするなら、電気毛布がおすすめです
カーペットは、落ちた毛を掃除したり、万が一何かをこぼして汚したときが大変です。掃除の手間を減らしたい人は特に、カーペットは置かない方が良いかと思います。
カーテン
少し前、カーテンも思い切って断捨離してしまいました⇒勢いだけでカーテンを断捨離してしまった枯れ女が実感する、メリットとデメリット
カーテンがないと、「部屋が明るい」「洗濯ものが減る」などのメリットもありますが、デメリットも多いです。どっしりしたカーテンはなくとも、窓際に布をかけるくらいは必要かと思います。
私の場合は、「カーテンがほしい」というよりも「目隠し用の布がほしい」と思っています。どうしても、カーテンでなければダメだということは感じません。
家具を減らすと、見た目にも「なにもなさ」が際立って、部屋が広く感じます。部屋が狭く感じるのは、家具を置きすぎるせいです。
「広い部屋に住みたい」というときは、大きい家に引っ越すよりも家の家具を減らす方がおすすめです。まずはベッドから布団にきりかえたり、タンスの洋服を減らしてみてはどうでしょうか。