どこから来るのか分からん!すぐできるキッチンのゴキブリ対策
家の中でGが一番出やすい場所、それがキッチンだ。どうすればヤツらの侵入を防げるのか、キッチンのゴキブリ対策を紹介したい。
今年は我が家のキッチンでも、何回かヤツを見かけている。シンク下の戸棚を開けたらヤツがいる恐怖、一度体験すると次から戸棚を開けたくなくなる。
Gの侵入経路を知ろう
キッチンは意外にすき間が多い。そのうえ食べ物・水分も豊富と、Gには最適な環境が整っている。これではGが寄ってこない方がおかしいのかもしれない。
キッチンにある主なすき間を以下からチェックしていく↓
配管用の穴のすき間
まずは、キッチン用の配管を通すための穴。ここにすき間があると、外からGがどんどんやってきてしまう。
配管はキッチン裏にあるので普通では見えず、気づかないことも多い。いつの間にか、裏にGが住みつき、巣窟と化していることも多い。
我が家のキッチン裏もチェックしてみたら、配管用の穴にすき間があった↓
これはキッチン裏にGがいないかチェックしようと、スマホカメラで撮影したとき見つけたものだ。パッと見では見えない場所に穴は空いているので、目視では絶対に分からなかったろう。
戸棚からGが出てきた時点で怪しいと思っていたが、その予想は的中。おそらくは戸棚に保管してある食料を狙いにやって来るんだろう。
キッチンと壁のすき間
賃貸の場合、室内に出来合いのキッチンをはめ込んだ作りが多い。そのため、キッチンと壁にすき間ができやすいのだ。
壁のすき間は人目につかず暖かいので、Gのカッコウの住処となる。キッチンと床の間などに、数ミリほどの間が空いていたら要注意だ。
キッチン以外のすき間からも、Gはもちろんやってくる。詳しくはこちら⇒ゴキブリ嫌いもこれで安心、100円でできる侵入経路を塞ぐ対策。
ゴミ箱のなか
キッチンのゴミ箱も、Gにとってはいい隠れ家となる。フタ付きのゴミ箱でも、密閉式のものでないと微妙なすき間ができるものだ。そこに生ゴミなどを捨てているなら、Gにとっちゃ天国だろう。
そのほか、家電のすき間など
そのほか、キッチン周りの冷蔵庫や電子レンジのすき間など。とくに冷蔵庫の下やサイドは暖かいので、Gが寄ってきやすい。場合によっちゃ炊飯器に住み着くことだってあるのだ。
ここまでGが進軍しているとなると、キッチンはもはやG王国と化している可能性が高い。一度業者などを呼んで、徹底的に対策するのも手じゃなかろうか。
私が業者にG対策を頼んだときの体験談はこちら⇒枯れ女ミニマリスト、部屋のゴキブリ対策にプロの業者を頼む
Gがいるサインをキャッチしよう
姿が見えずとも、Gの気配を知る手がかりはある。それはGのフンだ。Gを見かける場所に、黒っぽいゴミのようなものは落ちてないだろうか?もし掃除しても再び落ちていたなら要警戒だ。
見た目はゴミだが、独特の悪臭があるのですぐ分かる。そのままにしておくとGが寄ってきかねないので、アルコール消毒などで対策したい。
ちょっと前までは、我が家のキッチンでもフンらしき怪しげな物体が落ちていた。これはGのサインに違いないと思いキッチン周りの対策に力を入れると、数日でフンらしき物体を見ることはなくなった。
以下から、キッチンで私がやっている対策を紹介したい。
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キッチンはキレイに保つ!
キッチンをきれいに保つのは、G対策の鉄則だ。生ゴミをシンクに溜めないことはもちろん、シンクの水滴などもマメに拭き取りたい。
キッチンをキレイに保つコツはこちらで紹介中⇒ズボラな枯れ女にもできた、きれいなキッチンを保つ掃除と片付けのコツ。
生ゴミのニオイが漏れないよう封印するだけでも、Gの出現率は減る。いきなり全体を掃除するのが難しいときは、生ゴミ対策を徹底するところから始めたい。
シンク下は空にする
冷蔵庫がない我が家では、シンク下の棚が食料庫だった。が、どうもその食料目当てにGが寄ってきていたようなのだ。
そこで今はシンク下をすっからかんにして、食料を外に置いている↓
外に出す方がGが寄ってきそうにも思えるが、ヤツらは目に付きやすい場所には姿を見せないのだ。人目につかない戸棚よりも、ある意味安全である。
さらに食料は、タッパーや鍋の中などに入れてGから護っている。幸いにして外に出した食料の周りにGがいたことは、今のところ一度もない。
大半の人は冷蔵庫を持っているだろうから、食料は全て冷蔵庫保管にすることをおすすめしたい。安全そうに見える缶詰なども、念のためキッチン以外の場所に移しておこう。
すき間をテープなどで塞ぐ
キッチンには、目に見えないすき間が多いと話した。そういったすき間は、塞げるものはどんどん塞ぐといい。
我が家のキッチンにも怪しげなすき間があったので、取りあえずガムテープで塞いでいる↓
持ち家ならパテで塞ぐのもありだが、賃貸だと原状回復で揉める危険性がある。もし塞ぎたいときは、大家さんに相談してからが安全だ。
1日2~3回ハッカスプレーをまく
ただしキッチン裏など塞げない場所もあるので、そういうところはGが寄ってこない対策をしている。私がやっているのは、ハッカスプレーを撒きまくることだ。
朝起きたときや夜寝る前、さらにはキッチンで料理を作る前など、1日数回は撒いている。ハッカの爽やかな香りで、生ゴミなどのニオイ対策にもいい。
ハッカスプレーの話はこちらでも⇒アロマよりも節約になる。ハッカ油で簡単にできる、効果的な虫除け対策
もちろんキッチン以外でも使えるが、犬や猫にハッカは厳禁だ。ペットが通る場所にはスプレーしないよう気をつけたい。
シンク下でバルサンを焚く
これは、キッチンについて管理会社に相談したとき聞いた対策だ。シンク下でバルサンを焚くと、よく効くんだという。
そこで私が使ってみたバルサンがこちら↓
煙の出にくい霧タイプだ。これなら賃貸でも安心して使える。
じっさいに試してみると、確かに一匹Gが部屋の中で瀕死になっていた。なぜキッチンのシンク下で焚いたのに部屋の中にいたのかは謎だが、シンクから必死に外へ出てきたんだろうか。
「こんな狭い場所でバルサンを焚いて、ほかの部屋に悪影響はないのか?」と不安だったが、クレームは来なかった。仮にあったとしても、管理会社の社員が直々に教えてきた方法だから堂々と反論はできる。
数日空けるときはシンクを封印
バルサンを焚くときは、家を長く空けるタイミングがいい。私は実家に帰省するとき、バルサンを焚いたうえでシンクをガムテープで封印した↓
これはバルサンの煙がシンクの外へ漏らさないほか、G自体を部屋の外に出さない対策でもある。シンクの戸棚の裏からヤツらがやってくるなら、そこを封印すればGを見ずに済むと思ったのである。
その結果、帰宅したら瀕死のGが部屋の中にいたのは前に話した通りだ。戸棚のガムテープの一部が剥がれていたので、私はそこから戸棚の外へ出たんじゃないかと思っている。
もしくは私が気づかないキッチン以外のすき間が、ほかにまだあるかだ。現状は玄関扉のすき間が一番怪しいので、こちらも対策せねばなるまい。
キッチンは食べ物をあつかう場所だけに、Gには寄ってきてほしくない。守りを徹底的に固めて、奴らのいない快適なキッチンを作りたいものだ。