カーキ色のTシャツを使った、少ない洋服で作るカジュアルファッションコーディネート
今回は、カーキ色のTシャツを使ったカジュアルなコーディネートを紹介します。主に、春から夏にかけての着こなしを見ていきます。
カーキは男性ファッションのイメージもありますが、女性でもしっくりきます。色の組み合わせでまた違った着こなしになるので、飽きのこない使いやすい色です。
手持ちのカーキのTシャツ
私が持っている、カーキ色のTシャツがこちらです。
20代前半より使い始め、もうすぐ10年になろうかという年季の入ったTシャツです。ひどいヘタれもないので、何だかんだでそのまま着続けています。
カーキで落ち着いた印象に
カーキ色のファッションは、スタイルにやや落ち着いた印象がでます。明るすぎず暗すぎず、いい塩梅の深みを出せるようにも思います。
その落ち着き具合から、30代でも着こなしが簡単なのが良いところ。春から冬まで、季節を選ばず使える点もミソです。
春のコーディネート
ここから、カーキ色のシャツを使った着こなしを見ていきます。まずは、春によく着るコーディネートです。
まずは重ね着
Tシャツを見たら、取りあえず重ね着にするのが私のスタイルです↓
今回は黒のカットソーとの組み合わせです。黒の引き締め効果で、シャープな印象に。下も黒のボトムスで合わせると、全体的にまとまりが出ます。
焦げ茶のカットソーとの組み合わせだと、柔らかい印象になります⇒少ない洋服でもファッションを楽しむ、8着で着回す春のコーディネート術
さらに黒の上着を+すると、こうなります↓
上下が黒黒でも、生地や色味が違うので真っ黒になりすぎません。トップスのカーキ色が、良い感じにワンポイントになっています。
白パーカーとの組み合わせ
ジャケットだと暑くなってきたら、パーカーの出番です↓
中を半袖1枚にすると、日差しが強い中動きまわっても暑苦しくなりません。いざとなればTシャツ1枚で、春先の欧米人の気分を味わいます。
白と黒の組み合わせは、着こなしにメリハリが出ます。間にカーキが入ることで、グラデーションっぽい効果も。2色のモノクロスタイルよりも着こなしのハードルが下がります。
シャツワンピースとの組み合わせ
パーカーでも暑いときは、もっと薄手のシャツワンピースと組み合わせます↓
ワンピースというより、今は軽い羽織もののように使うことがほとんどです。丈が長めでも、薄くて軽い素材で重いスタイルになりません。
Tシャツが明るい色だと、上下に暗い色のアイテムを持ってきても違和感なく着こなせる点が良いです。カーキは、黒、ネイビー、ダークグレーなど、どんな色とも馴染むので重宝します。
初夏~真夏のコーディネート
次に、初夏から真夏にかけてのコーディネートです。
帽子を変えて夏らしく
先ほどの、シャツワンピースコーディネートの夏バージョンです↓
帽子をカンカン帽に変えるだけで、「夏らしい装い」に早変わりです。
帽子は手軽におしゃれ度をアップできる、とても便利なアイテムです⇒おしゃれファッションは帽子がおすすめ。簡単にコーディネートが決まる便利アイテム
さらに上着の裾を結んで、軽い印象に。より夏感がほしいときは、腕まくりをします。
Tシャツ1枚の着こなし
暑苦しい真夏は、基本Tシャツ1枚で。サルエルパンツを履くとこうなります↓
ボトムスを、グレーのハーフパンツに変えるとこうなります↓
チェックのサルエルパンツは、履くだけでおしゃれ感が出るのでとても楽。ゆったりした形で風通しも良く、汗っかきの私には大助かりのボトムスです。
Tシャツがシンプルなので、ボトムスが多少派手でもバランスが取れます。使いどころが難しそうなチェックサルエルも、カーキ色のトップスと組み合わせなら着こなせます。
グレーのハーフパンツを履くと、カジュアルを通り越してリラックス感が漂います。それでも、カーキのTシャツだと落ち着きが出て開放的になりすぎません。
シャツワンピースとの組み合わせ
日除け対策や風よけ対策したいときは、シャツワンピースを羽織ります。チェックサルエルとの組み合わせはこうです↓
グレーのハーフパンツとだと、こんな感じです↓
サルエルパンツとシャツワンピースは、両方チェック柄です。が、違うチェックなので妙な着こなしになりません。カーキを組み合わせると、渋めのスタイルになります。
グレーのハーフパンツと組み合わせると、リラックス感が減ってより引き締まります。ネイビーとカーキの組み合わせは、全体的に落ち着いた印象でまとまるように思います。
今年に入って注目が集まるカーキ色。白やグレーの着こなしで物足りなくなってきたときは、カーキ色のアイテムを使うのがおすすめです。
どんな色とも相性が良いのに、単調な組み合わせにならないのが良い点です。カーキのシャツが1枚あるだけでも、着こなしの幅が広がるのではないでしょうか。