一年の一人暮らしで物が消えた。女ミニマリストの部屋Before&After
2017年2月に、住んでいた団地を引っ越した。一人暮らしの女ミニマリストが一年暮らした部屋のレイアウトが、どんな感じに変わったのかを紹介したい。
とにかくものが無くてスカスカだったので、訪問客には「すごいスッキリしてる!」と驚かれたものだ。ミニマリストの部屋は、一年のうちにこんな風に変わっていった↓
玄関はスニーカー1足→3足へ
まずは玄関から。引越し当初はスニーカー1足のみだった↓
靴は、MERRELLのjunglemoc。この靴はヒモがなくて結ぶ手間が無いのが実に楽ちんだった。
junglemocの話はこちら⇒靴はこれ一足。ミニマリストカレジョお気に入りのブランドはこれ。
一足しかないから、逆にコーディネートを考える必要もない。困るのはバイトの面接くらいか。
しかしその後、靴は3足まで増えた↓
右のシューズは高校時代の運動靴で、左の黒い革靴風シューズは晴雨兼用のレインシューズだ。
しかし引っ越すときに、その2足はうっかり置いてきてしまった。今はまたスニーカー一足だけだ。革靴などは必要そうになったらまた買おう。
引っ越し当初から全く変わらない廊下
玄関から続く廊下は引っ越し初日から全く変わらず↓
せまい廊下ゆえに何も置かなかった。玄関は色々置きたくなる場所だが、なるべくクローゼットなどにしまう方がスッキリする。部屋の奥まで見通せて気持ちが良い。
箱のようなリビング
次は、1日の半分以上を過ごすリビングの様子を見ていく。
作業スペースはこんな感じになっていた↓
主にパソコンで仕事をしたり食事をするスペースだ。端っこの壁ぎわが一番落ち着く。基本はローテーブル1つにクッションのみで、イスは無しだ。
ちなみにテーブルの隣のスヌーピーは、以前知人からもらった大事なものだ。ぬいぐるみには興味が無かったものの、これだけは大事な相棒として今も一つ屋根の下にいる。
その後、レイアウトをちょっと変えたことがある↓
収納横から寝室の隣にテーブルを移動した。布団の隣に机を移動したことで、ズボラがエスカレートした。
部屋を模様替えしたときの話はこちらから⇒楽に部屋を掃除して片付けるコツは、模様替えの配置の仕方にあり。
そしてテーブルを移動した後のスペースはこんな感じに↓
壁際にあるのは海外へ引っ越したお隣さんがくれた姿見だ。お出かけ前のチェックなどで意外と重宝する。これ以外のインテリアは一切増えなかった。
リビングの収納の中身は?
リビングの脇には、なかなかの収納があった。収納左側はこんな感じ↓
主にゲームやオーディオなど、メカ系の荷物を置いていた。整理は一切せずただボンと置いてあるだけである。
しかしその後ゴチャゴチャが気になり、自作の収納ボックスを作った↓
とにかく散らかったグッズを全て放り込む。ボックスの中身はゴチャゴチャだが、そのおかげで他がスッキリした↓
収納はなるべく増やしたくないと思っているが、このときばかりは「収納って役立つな」と実感した。ものは使いようだ。
さらに詳しい話はこちら⇒片付け下手の枯れ女ミニマリスト、部屋に収納グッズがある素晴らしさを改めて実感。
右側には文具やファイルなどをIN
収納右は、書類や文房具系を置いていた↓
大事な書類などはファイルにまとめて一番上へ。空いた下の段には掃除グッズを適当に入れていた。
収納ボックスセッティング後の様子はこちら↓
「フリマアプリでものを売るときに使うかも」とプチプチを取っておいたり、ボックスを自作したときに使った両面テープや接着剤やらで、微妙にものが増えた。
大体は新居へ引っ越すときに断捨離したが、全く困っていない。梱包材やDIY系の道具は出番がめったに無いのが悩みどころだ。
荷物の直置きは不格好だが、管理は一番楽だ。使うときすぐ取り出せさえすれば良いので、見た目は気にしない。
上段はがら空きのまま
ちなみに収納の上段は、手が届かないのでガラ空きにしていた↓
こういう場所を見ると「もったいない」と感じてしまうが、無理やり使ってもかえって面倒くさくなることの方が多い。こういう収納は空いたままにしておくのが楽かと思う。
カーテンがなくて開放的過ぎる窓際
窓の方はこんな感じ↓
中央を思い切りあけると部屋に開放感が出る。カーテンという代物はもうずっと我が家には無い。
カーテンを断捨離した話はこちら⇒ミニマリストが部屋からカーテンを断捨離して実感した、メリットとデメリット
普通のアパートだったら危険なことこのうえないが、元・我が家は団地の最上階にあった。向かいからも遠かったし覗きはほぼ不可能だ(と思う)。
しかし女性の一人暮らしは何かと物騒だ。周りがほかの家だらけなら、やはりカーテンはあった方が安全だ。
[ad#kijinaka]
不要品が山積みだったキッチン
キッチン側のスペースは、引越し後はこんな状態に↓
引っ越してから1ヶ月以上経っても処分しきれぬ大量の荷物。パソコンで作業していると視界の片隅に嫌でも入ってきたものだ。
その後、数ヶ月かけて処分した結果がこちら↓
荷物の山が無くなり、実に気分爽快。この冷蔵庫横の空いたスペースに、テーブルを移して模様替えをした。
テーブルと台所との距離も縮まると、本当に動かなくなる。経ってすぐ横がキッチンというのも、ズボラとの相性が良すぎて危険だと実感した。
落ち着いた後のキッチンはこんな感じに↓
ふきんは干しっぱなし、フライパンは出っぱなしと、とにかく「ぱなし」の台所。荷物が少ないので、ゴチャゴチャ感は少ない。
出しっぱなしなら、「出す」手間もない。毎日使うものは出しっぱなしの方が楽だ。
キッチングッズの収納などはこちらで紹介中⇒(画像あり)節約系ミニマリストのキッチンを公開。持たない暮らしでも、料理はできる
寝る以外には使わない寝室
リビングの隣の寝室がこちら。寝室の名にふさわしく、寝る以外のことには全く使われなかった↓
いつもこの隅っこに布団を敷いていた。壁ぎわなど、狭い場所に布団を敷いて寝ると落ち着く。
布団を敷くとこんな感じに↓
布団をたたむのが面倒なときは、スヌーピーを寝かせて体裁を整える。ただの万年床よりも、何となく整っている気がしないでもない。
奥の方には、クローゼットがあった↓
本当は寝る以外にも役立つ部屋だったんだろうが、私はリビングで何でもかんでもやっていた。寝室は寝る以外に使わない方が、休みやすいように思う。
オタクグッズ満載な寝室のクローゼット
寝室のクローゼットの中は、オタクグッズで満載だった↓
グッズは、半分以上減らしても未だにダンボール3箱分もあった。詳しくはこちら⇒ミニマリストを目指すオタクの断捨離。一人暮らしを機に、大量のグッズを片づけ
その後ダンボールを処分し、グッズを全出しに↓
一気にゴチャゴチャ感が増したが、そのおかげで、残すものをより厳選するようになった。これを見ていると、「まだ減らせるな」という気が起こるのだ。
が、現実はそう甘くない↓
グッズは多少減ったが、その分増える。これはオタクの宿命とも言えるんじゃないだろうか。
ミニマリストでもオタク気質は変わらないから、今後もグッズは増えるだろう。そのつど、気が済んだグッズなどを断捨離するのは欠かせない。
洋服はクローゼットに直置き
オタクグッズの隣は、洋服スペースだった↓
洋服は、引越し直後に断捨離をして減らした⇒これ以上は無理と思った洋服を再々断捨離。衣類は、クローゼットに収まる分だけを持つ
その後、さらに減らした結果がこちら↓
トップスやボトムスは減ったものの、上着だけはそれなりの数を持っている。上着好きとしては、季節ごとに1~2着は持っておきたい。
さらにクローゼットの上には、布団をしまっていた↓
湿気りやすい布団は上にあげて、少しでもジメジメから遠ざける。おかげ(?)で、カビなども生えずに済んだ。
洗濯機がないと風呂場も広い
まず、脱衣所の様子はこんな感じ↓
一人暮らしをしてから洗濯機は持たず、たらいで手洗いしている。慣れてしまえば楽なものだ。
収納などの詳しい様子はこちらから⇒お風呂場にはシャンプーも石けんもなし。~枯れ女ミニマリストの部屋~
足拭きマットもバスタオルも無いが、特に不便は無かった。フェイスタオル1枚あればお風呂上がりも何とかなるものだ。
浴室の方は脱衣所以上にものがない↓
置いてあるのは洗面器に垢すりタオル、頭を洗うときのブラシのみ。シャンプー・リンスや石けんは、もうずっと使ってない。
身体と髪はお湯だけで洗っているが、身体が痒くなったり髪の毛がベタベタになったことも無い。30を過ぎると皮脂が少なくなってくるので、シャンプー無しでも割りとなんとかなる。
トイレの荷物も出来るだけ最小限に
お手洗いも、掃除用のまめピカとトイレットペーパーくらいしか置いてない↓
女性には生理用ナプキンが必須だが、私は布ナプキンを使っている。紙ナプキンを置かないと、トイレにスペースは必要なかった。
が、途中、トイレットペーパーをまとめ買いしすぎてこんなことに↓
これだけの量のトイレットペーパー、一人暮らしではそう簡単に使い切れない。おかげで引っ越し先にも持っていく事態となった。
まとめ買いはお得だが、使い切ることもしっかり考えないとダメだ。特に一人暮らしは、たくさん買っても後が困るだけだと思う。
荷物がない部屋に住んでいて一番良かったと思うのは、掃除の手間が激減したことだ。どんなにズボラでも、ものがなければ散らかりようもなかった。
ものを減らす道のりは大変だが、後はずっと楽さが続く。下手に収納グッズを買って整理整頓するよりも、一度断捨離した方が部屋がきれいになるんじゃないだろうか。
今はより狭いワンルームに引っ越したが、荷物が少ないおかげで散らかることもなかった。どこまで暮らしを小さくできるか、チャレンジするのも面白そうだ。