【引きこもりからの脱出】日雇いバイトの楽なところ、面倒なところ。
日雇いのバイトを始めて、早1ヶ月が経った。実際に働いて分かった、楽だった点と面倒な点を紹介したい。
空いた時間にダブルワークを考えている人、引きこもりから脱出したいと思っている人など、日雇いの実態が気になる人は参考にしてみてほしい。
日雇いバイトの楽なところ
まずは、日雇いバイトの楽な点を紹介する↓
人間関係が気楽
仕事で一番のストレスは、やはり人間関係じゃなかろうか。日雇いバイトは、この人間関係がほぼないので精神的に気楽だ。
私もそうだが、日雇いバイトは他人と深く関わりたくないと思っている人が多い気がする。お互いがコミュ障だから、会話が弾まなくても気にならない。
ただ一つ求められるコミュ力というと、挨拶することだろうか。しかし頭を下げて「お疲れ様です」と言うだけなら、コミュ力ゼロでも安心(?)だ。
たまに挨拶を返してくれないやつもいるが、気にしなくていい。半自動的に、すれ違ったら挨拶しておけという意識でいいと思う。
仕事は何人かでやることもあるが、基本は一人で黙々と作業する方が多い。始めから終わりまで、ずっと無言で通すこともできる。たまにおしゃべりな人もいるが、話の輪に入らなければいいだけだ。
コミュ障には気になるお昼休みも、一人で食べている人が割りと多い。現場の人は日によって変わるので、グループができにくいんだろう。こちらも落ち着いてスマホゲームができる。
たまに変な輩がいても、どうせ次の日には顔ぶれが変わってしまう。嫌な人と毎日顔を合わせる必要がないのも、ストレスフリーな点だ。
色々な現場に行くので飽きない
仕事の現場は、ほぼ毎日変わる。私のような飽きっぽい人間は、それが逆に新鮮だ。
同じ仕事をずっと続けるのもいいが、どうしても惰性で手を抜くようになってしまう。日雇いバイトは、ほどよい緊張感を保って働けるのがいい。
現場までの通勤1つにしても、毎日変わるから油断できない。スマホの経路案内を片手に慣れない土地を歩くのは、地味にスリルがある。
ひどいとたまに、一人で未体験の現場に行かされる。だがマイペースな人間の場合、むしろ一人でアレコレ考えながら行く方が気楽だったりする。
好きなときに仕事を入れられる
日雇いの仕事は、1日限りの単発だ。だからこそ、自分の都合のいいように働く日を決めることができる。私の事務所は、働きたい日の前日に電話でアポイントを入れればいいルールだ。
私は現状、週2~3日の割り合いでバイトに入っている。ブログなどのライター収入もあるので、バイトは家賃を稼げるくらい働けば十分だと思っている。むしろ、それ以上はキツい。
ほかにも、生理中は家にいたいし、気分が落ち込んで働く気分じゃないときもある。働きたくないときは気の済むまで休めるのが、日雇いバイトのいいところだと思う。
なかには他にパートをやっていて、月に1~2度だけ単発バイトに入っているという人もいた。逆に稼ぎたいときは、週5でガッツリ入ることもできる。
平日・祝日関係なく働ける
事務所によるのかもしれないが、日雇いバイトは日曜日以外は仕事がある。年末年始以外は、平日祝日関係なく働けるようだ。
なかには祝日だけ働きたい、土曜だけ働きたいという人もいるかと思う。働く期間が少なくてもいきなりクビになったりはしないから、とりあえず近くの事務所に登録しておくと便利なんじゃなかろうか。
ほぼ100%私服でOK
仕事へ行くときは、普段着で全く問題ない。私は、パーカー&ジーンズでいつも働いている。ほかの人たちも似たような格好だ。
それ以外は支給されたエプロンを着けたり、現場によっては作業着を借りる現場もある。しかし自前で着ていくのはどのみち普段着だから、難しく考える必要がない。
現場は工場がほぼ100%で、汚れ作業も多い。古着でもいいから、仕事用の服があると気兼ねなく働ける。
簡単な作業が多いのですぐ慣れる
作業のなかみは、単純な軽作業がメインだ。大体の仕事は、数時間あればすぐに慣れてしまう。
もちろん初めての現場では、ちゃんと仕事を教えてくれる人がいる。分からないことがあっても、聞けば皆気さくに答えてくれた。
ただ単純作業だけに、午後の時間は眠くなってきたりする。ぼんやりしていて、うっかりミスを連発しないようにちゅういしたい。
どうしてもダメな現場はNGを出せる
大体は気楽な現場だが、どうしても「ここは無理や」という場所がでてくる。そういうときは「ちょっとここは無理です」と言えば、事務所の方で同じ現場に入らないようにしてくれる。
理由は時間帯が合わないとか仕事の内容が無理とか、そんなもので大丈夫だ。ただ、あまりにNG現場が多いとリストラされる危険性もあるからほどほどにしたい。
特に女性の場合、力仕事がダメという人は多いだろう。登録のときにあらかじめ、重いものを扱う現場はNGですと言っておくといいかもしれない。
私も1回、自動車の部品を扱う現場に行ったことがあった。とにかく荷物が重くて危険な現場だったので、次からは遠慮させてもらうことにした。どうでもいいが、自動車関係の仕事はブラックな雰囲気が漂っていて怖い。
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日雇いバイトの面倒なところ
気楽な日雇いバイトではあるが、面倒に感じるところもある。以下から見ていきたい↓
朝がとにかく早い
日雇いバイトは、
・事務所へ集合→現場へ移動
というのが基本スタイルだ。それゆえに、朝がとにかく早い。
私は早起き人間なので、ここはあまり辛くなかった。2年半ぶりにバイトしたときの話はこちら⇒【不安しかない】引きこもりコミュ障カレジョ、2年半ぶりのバイト体験談。
夜型の人は、生活サイクルを変えるのが大変かもしれない。そういうときは逆に、深夜の日雇いバイトという手もある。深夜は時給が高いので稼ぎたい人にもいい。
事務所への集合・連絡が必須
前に言ったとおり、現場へ行く前には必ず事務所へ集まらないといけない。直接現場へ行ければいいのだが、このルールは二度手間で面倒だなといつも思っている。
さらに自宅から事務所へ行くとき、仕事が終わった後など、とにかく電話連絡も多い。だが事務所の方も分かっているので、話自体は20秒くらいで終わってしまう。こちらは慣れの問題か。
ただ電話が必須なので、万が一スマホが電池切れになると焦る。携帯の充電は、前の日に忘れず済ませておきたい。
どんな仕事をするか直前まで分からない
どんな現場まで行くのか、当日の朝に事務所で話を聞かないと分からない。さらにどんな仕事内容かは、現場で話を聞かないと知ることができないのだ。
日雇いバイトを始めて日が浅いと、どうしても初の現場ばかりになる。何回も行った現場ならいいのだが、業務が始まるまでがちょっと不安だ。ただ経験者と一緒に行くなら、その人から話は聞ける。
もしかしたらちゃんとした事務所なら、あらかじめ作業の内容を教えてくれるかもしれない。これは、事務所の管理の度合いによりそうだ。
急なキャンセルあり
日雇いの仕事は、どうしても雇い主の都合に振り回される。ヒマで仕事がないときなどは、働きたくても働けなかったりするのだ。
急な都合で、仕事がキャンセルになることもある。私は一度、台風のせいで仕事がなくなったことがあった。こちらは早起きして準備してたのに、拍子抜けである。
仕事をする気でいると、急にキャンセルになったとき空いた時間をどうしていいか分からない。私はブログを書いて過ごしたが、何か在宅でできる作業があるといいかもしれない。
仕事を覚え直すことが多い
1回行った現場でも、時間が経つと仕事の内容を忘れてしまう。その度に、仕事を覚え直しになるのが少し面倒だ。
私はこの1ヶ月で7ヶ所の現場に行ったが、最初の方の仕事を早くも忘れかけている。仕事の内容というより、時間が経つと手が感覚を忘れてしまうのだ。
また同じ現場へ行ったとき、素人同然のスピードで周りに迷惑をかける可能性が大である。
気に入った現場に入るとは限らない
ダメな現場にNGは出せるが、「この現場がいいです」という希望は出せない。気楽でゆうずうが利くかわりに、仕事はほぼ選べない。
まして週2~3日でしか働かないとなると、本当にアッチコッチの現場に行かされる。色々な現場に行くと、どうしても「こっちの方が楽だった」というところが出てくる。
が、決まって週5で働くなら、現場を固定してもらえることもあるようだ。こうなると、単なるパートと変わらなくなってくる。
現場まで移動が多い
事務所から現場まで移動するときは、たいてい電車やバスを使う。近い現場なら楽なのだが、へんぴな場所になると「電車→バス」など乗り換えが面倒で疲れてしまう。
これまで行った現場だと、電車とバスをあわせて40分くらいかかったのが最長だろうか。仕事が始まるまでに、エネルギーを使い果たさないよう注意したいところだ。
昼ごはんを買い忘れると悲惨
働く場所が工場という都合上、周りには何もない。現場へ行く前に昼ごはんを買っておかないと、まず食べられなくなるので注意だ。
なかには食堂や売店がある現場もあるのだが、大体は小さな休憩所だけのところの方が多い。前もって近くのコンビニで買うか、お弁当などを作っていくことが欠かせない。
私は食費を節約したいという理由から、バイトのときは昼ごはんを食べずあめ玉だけでしのぐ。身体を動かしつつカロリー制限できて、いいダイエットになるかもしれない。
給料は事務所で現金払いが基本
お給料の銀行振り込みなど、日雇いのバイトにはない。受け取りは常に事務所で現金払いだ。
だからこそ登録する事務所は、自宅からできるだけ近い方がいい。給料受け取りのためだけに、わざわざ遠出するのは誰もが避けたいんじゃなかろうか。
私は幸い、歩いて10分くらいのところに事務所がある。歩きでなくても、自転車で行けるくらいの距離ならまだ便利そうだ。
あくまで一時的な仕事か
日雇いは気楽だが、キャリアアップはほとんど望めない。やはりあくまでも、一時的に生活費を稼ぐためと思っておいた方がいい気がする。
私はゆくゆくは文章だけで生活できればと思っているが、今のままだといつバイトかけ持ち生活から抜け出せるか分からない。何か資格でもとって、記事に活かせる専門知識を身につけたい。
楽な点・面倒な点と両方あるが、日雇いバイトは手っ取り早くお金を稼げる。次の仕事が見つかるまでの間だけでも、登録しておいて損はない。