薄力粉ともやしのシンプルなお好み焼きの作り方~実録・一人暮らしの節約料理(28)~
一人暮らしの節約料理、今回は薄力粉ともやしを使ったお好み焼きの作り方をお話します。
小麦粉と具があれば作れる、シンプルなお好み焼き。ボリュームのある料理を手軽に食べたいときにもおすすめです。
材料
今回使った材料はこちらです。
(2枚分)
・薄力粉…100g
・水…80ml
・たまご…1個
・もやし…1袋
・しょうゆ…大さじ1
・塩…1つまみ
本当はヤマイモや出汁がある方が、よりお好み焼きらしくなると思います。今回は、我が家の冷蔵庫にあるものだけで作りました。
具材は、我が家の食材ストックには欠かせないもやしをチョイス。安くてボリュームがあるので、節約しながらお腹を満たしたいときに重宝します。
調理開始
薄力粉とたまごだけで、どこまでお好み焼きに近づけられるのか。調理開始です。
材料を混ぜあわせ
まず、ボールで材料を混ぜあわせ。ダマが残らないようしっかり混ぜます。
薄力粉と液体を混ぜるときは、様子を見ながら入れていくのが安全です。水を入れすぎてしまうと、カバーするのが面倒になります。
水加減を間違えて、餃子の皮を作り損ねたこともあります⇒餃子を作ろうとしたら、まれに見る謎のおやきが爆誕。~実録・一人暮らしの節約料理(7)~
お好み焼きの場合は、生地がドロっとすればそれでOKです↓
多少ゆるい仕上がりになっても、焼く段階でカバーできるので大丈夫です。
具材のもやしは、そのまま入れると焼くときが大変です。細かく砕いて入れるようにします。砕くときは、袋の中でもみくちゃにすれば簡単です。
大体、これぐらいの大きさで大丈夫です↓
フライパンで焼いていく
生地ができあがったら、フライパンで焼いていきます。鉄板と違って日が通りづらいので、少々時間がかかります。また、フライパンだと1枚づつ焼くのが限界です。
まずは、生地半分をフライパンに流し込んで5分。片面が焼けたらひっくり返し、フタをしてさらに5分焼きます。
焼きを待つ間は、かなり手持ち無沙汰になります。タイマーをしかけておいて、合間合間に食器洗いなどを済ませておくのがおすすめです。余裕があれば、汁物などを作っても良いと思います。
5分が経ったら、もう1度ひっくり返して3分焼きます。中までしっかり火が通ったら、1枚分の完成です。
サイズをもっと小さくしてニラなどを入れれば、チヂミになります⇒
うまいひっくり返し方
フライパンでお好み焼きを作ると、引っくり返すのが少々厄介です。鉄板で焼くときと違い、ヘラを使ってもなかなか上手にできません。
1枚目のお好み焼きは、真ん中のところで折れ曲がってしまいました↓
ひっくり返しそこねて、一面がバキバキに。未だにこういったものを返すのが苦手です。
こんなときは、フライパンのフタを使うときれいに引っくり返せます。フタを使ったひっくり返した方は、以下の手順で簡単にできます。
1.手に持ったフタの上に、フライパンのお好み焼きをスライドさせる。
2.フタの上にフライパンをかぶせる。
3.そのまま、フライパンを素早く引っくり返す。
この方法で、2枚目はきれいにひっくり返せました↓
ひび割れ1つない、きれいな表面です。この方法なら、確実にきれいに返せます。
蓋を使って引っくり返す方法は、ホットケーキやオムライスを作るときにも使える技です。返すのが苦手という場合は、フタを使うのがおすすめです。
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実食
じっくり焼くこと、2枚で30分以上。できあがったものがこちらです↓
主にもやしが焦げていますが、お好み焼きの体は保っています。いざ実食。
生地が少し硬いか?
薄力粉とたまごだけのお好み焼き、やはり普通のもののようにはふんわりとはいきませんでした。個人的にはそれでも美味しかったのですが、これは意見が分かれそうです。
材料自体がシンプルなので、味がマズイということはありません。ただ、今回はしょうゆのみの味付けで薄味な仕上がりです。お好みでオタフクソースを付ければ、よりお好み焼きらしくなると思います。
具材がもやしというのも新鮮でしたが、シャキシャキとして良いアクセントになっていました。味も淡白なので、キャベツを切らしたときの代わりにもなるのではないでしょうか。
家に鉄板がなくとも、フライパンさえあればお好み焼きは作れます。食べたいときに食べたい大きさを作れるので、一人暮らしなどにはむしろ便利ではと思います。