ティーバッグが余ったらヘルシー紅茶ライスがおすすめ~一人暮らしの節約料理(31)~
紅茶を入れるのも面倒なズボラ性で、実家からもらったティーバッグを大量に余らせています。せっかくのお茶を捨てることは絶対にできないので、うまい消化の方法を考えていました。
そんなときとある本で、「麦茶でご飯を炊く方法」があることを発見。ご飯は真水で炊くのが当たり前だと思っていた私には全くなかった発想でした。
「麦茶でご飯が炊けるなら、紅茶でもいけるんじゃあないか?」
そんな単純な発想から、今回はヘルシーな紅茶ライスを試してみることにしました。
ティーバッグを入れて炊くだけでOK
とはいえ、やること自体は普通の炊飯とほとんど同じ。ただ炊飯器のスイッチを押す直前に、おかまの中にティーバッグを入れるだけです。
まず最初、2袋のティーバッグを使って炊いた米がこちらです↓
見ただけでは、麦茶で炊いたご飯とあまり違いありません。香りを嗅ぐと、ほんのりと紅茶の良い香りがしてきます。
ティーバッグを丸ごと入れる方法も良いですが、ご飯が炊けた後の小袋の処理が微妙に面倒です。そこで次に、ティーバッグの中身を直接入れてみました↓
水をかき混ぜて、茶葉を全体に行き渡らせます。これを炊くと、こんな感じに仕上がりました↓
ティーバッグ1袋だけで炊いたのですが、やはり茶葉の存在がやや目立ちます。袋ごと入れたときはところどころ紅茶が薄い部分がありましたが、こちらは全体的にしっかり色が付いていました。
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紅茶ライスはどんな味なのか?
しかし肝心なのは、「紅茶ライスは美味しく食べられるのか?」ということ。取りあえず、普通のご飯と同じようにそのままよそって食べてみました。
臭いを嗅ぐと確かに紅茶の香りがするのですが、口に入れるとそこまで紅茶風味はありません。いつもの白飯に比べ、ややスッキリとした爽やな味わいでした。
茶葉ごと入れたバージョンも食べましたが、お茶っ葉の存在はほぼ感じません。ご飯単体はもちろん、味付け海苔や納豆と一緒に食べても普通に美味しく頂けました。
料理との相性も、今のところ普通の和食としか合わせていませんが、おかずやみそ汁との不協和音は起こっていません。
ネットで調べたところ、紅茶ライスのメニューやレシピがチラホラ見つかりました。メインの組み合わせはオムライスにドリア、ガパオライスなど。やはり洋食と合わせる人が多いです。
貧乏性な動機の枯れ女と違い、世間で紅茶ライスを作る人は「おしゃれなごはん」で利用するのがほとんどでした。同じ紅茶ライスでも、中身の女子力には天と地の差があります。
女子力といえば、茶葉入りライスは食後に歯みがきをしないと歯にくっついたままになる危険性が。茶葉入りの紅茶ライスを食べた後は、必ず鏡で前歯のチェックをおすすめします。
いつもの白ご飯が、紅茶と一緒に炊くだけでおしゃれなライスに。いつものメニューも、小粋なカフェ風に簡単にアレンジできます。
もしティーバッグの使い道に困っていたら、香り豊かな紅茶ライスがおすすめです。