炊飯器のカレーピラフなら、初心者でも失敗なし~実録・一人暮らしの節約料理(27)~
一人暮らしの節約料理、今回は炊飯器でカレーピラフを作った話です。料理の初心者ほど、何でも炊飯器に任せてしまうのがおすすめです。
ごはんものであればまとめ炊きができて、作り置きも楽ちん。具材を変えるだけで、バリエーションは無限大に広がります。
材料
今回使った材料がこちらです↓
・米…2~3合
・鶏むね肉…200g
・もやし…1袋
・カレー粉…小さじ2
・塩…小さじ2
とりあえず、料理といったらもやしを投入するのが私の調理スタイルです。1袋まるまる入れると、それだけで結構なボリュームになります。
カレー粉の量は、お好みで調節すればOK。ただ、入れ過ぎると辛くなるので注意です。
調理開始
私が主にやるべきことは、具材を切ることのみ。調理開始です。
鶏むね肉の下ごしらえ
まずは下ごしらえとして、半解凍した鶏むね肉を一口大にカット。ほどよく解凍されたフローズンな状態が、一番切りやすいです。
完全に解凍した肉ならば、裏の皮を取ってから切ると簡単です。皮はぷよぷよして包丁の刃が通りづらいので、丸のまま炊飯器に入れるのがおすすめです。
カットが終わったら、カレー粉少々を肉にまぶしてしばらくなじませます。ついでに塩も少々振っておくと、味が染み付いて美味しくなります。
もやしをもみくちゃに
肉にカレー粉をなじませる間に、もやしを袋の中でもみくちゃにして砕きます。もやしを細かくするなら、この方法が一番簡単で確実です。
最初は、1本1本折るという阿呆なことをしていました⇒にらともやしで簡単にできるチヂミの作り方。~実録・一人暮らしの節約料理(9)~
炊飯器の中にしっかり収めるためにも、少し細かく砕くほうが良いかと思います。そのままのもやしだと、かさが多くておかまから溢れる危険性があります。また、もやしが長いと微妙に食べにくいです。
炊飯器に材料をIN
材料がそろったら、炊飯器に順番に入れていくだけです。まずは米を2合入れ、水を2の目盛りのやや下まで入れます。(3合の場合は3の目盛りの下までです)
そこにカレー粉を入れ、水を軽くかき混ぜます。さらに、鶏肉→もやしの順番で具材を投入していきます↓
水の量を少なめにするのは、もやしの水分があるからです。水を普通の分量入れると、仕上がりがややベチャッとします。
普通炊きでスイッチオン
後は炊飯器のスイッチを入れれば良いのですが、ここである疑問が。
「ピラフの場合、扱いは『炊き込みご飯』になるのだろうか?」
炊き込みご飯の場合、大体の炊飯器には「炊き込みご飯モード」があります。カレーピラフも炊き込みご飯と似ているので、炊飯モードをどうするか迷ったのです。
ネットのレシピを見ると、大体「スイッチをオンにして炊く」とあります。特にモードの指定はないので、ひとまず普通炊きにすることにしました。
塩を入れ忘れた
そして、炊飯器のスイッチを入れてしばらくした後、私はある事実に気付きました。
「塩を入れるのを忘れた」
普通味付けするなら、炊く前に入れるのが定石です。私はいつものうっかりで、カレー粉を入れたところで満足してしまいました。
しょうがないので、炊けたピラフに塩をまぶして混ぜるという緊急措置を。味がしっかりつくことを祈ります。
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実食
そうして、炊きあがったご飯がこちらです↓
普通モードでも、一応ちゃんと炊けたようです。それを目玉焼きと一緒に盛りつけてみました↓
目玉焼きがあるだけで、ちょっと豪華に見えます。いざ実食。
ところどころ塩っぱい。そして柔らかすぎる。
やはり、塩はスイッチオンの前に入れねばダメです。混ぜが不十分だったために、塩味が全体に行き渡りませんでした。
そしてもやしの量が多いためか、米の炊きあがりが柔らかめ。水の分量が多いと、炊き込みご飯は上手くいきません。
水の量が美味しく作るカギ
炊飯器でピラフを作るときは、水は少ないくらいがちょうど良いと分かりました。この反省を踏まえて2度めに作ったときは、無事に美味しいカレーピラフになりました。
(塩も、しっかり炊飯前に投入しました)
野菜の種類にもよりますが、水は1.5~1.8くらいで良いです。水々しい葉ものを入れるときは、その水分も計算して水の量を調節するのが上手く炊けるコツです。
人力でやることは、具材をカットして、計った材料を炊飯器に入れることのみ。難しい調理は炊飯器まかせなので、失敗する要素はほぼゼロです。
普通のご飯に飽きたときは、炊飯器で作るカレーピラフにも挑戦してみてください。