【あれば超便利】一人暮らしのおすすめ調味料3+1選
自炊を始めた一人暮らしが一度は悩むこと、それは調味料のことだ。どんなものを揃えれば最低限の料理を作れるのか、経験がないと意外に分からない。
私も自立直後は色々な調味料を揃えたものだが、今はシンプルな味付けが一番という結論に達している。一人暮らしの調味料問題は、これさえ揃えれば解決だ。
塩さえあれば生きていける
現状、我が家で使っている唯一の調味料がこちら↓
みてのとおり、ただの塩だ。思えばお菓子でもラーメンでも、好きなのは「塩味」だった。
最初はしょう油なども揃えていたが、新たに買うのが面倒で使う調味料がだんだんと減っていった。こだわりが無いおかげか、どんな薄味でも食べられる。
コスパ重視で袋入りの塩を買っているが、容器入りの塩の方が使いやすいと思う。塩味だけでは足りないのであれば、塩コショウがおすすめだ↓
塩コショウに調味料を入れた「味付け塩コショウ」もあるが、シンプルな味付けの方が後から味を足しやすい。始めはシンプルにしておいて、足りない味を揃える方が安全だ。
一人暮らしにおすすめの調味料
だが「塩だけじゃ流石に無理」という人の方が多いかと思うので、塩+αで調味料をそろえるといい。とはいえ調味料は大量に使うものじゃないので、ウカツに買うと使い切るのに苦労する。
そこで以下から、どんな料理に使えてでも簡単に美味しくなる鉄板調味料を紹介したい↓
和:めんつゆ
和風の代表は「めんつゆ」。そうめんやうどんのツユのみならず、和食ならば何にでも使える万能調味料だ。最初からしょう油・出汁・みりんなどが入っているので、これ1つで味が決まる。
鉄板の使い方は、
・肉じゃがなどの煮物
・親子丼などの丼もの
・炊き込みご飯
・和風サラダのドレッシング
などだろうか。個人的には溶き卵とめんつゆを混ぜたものも好きだ。
しょう油・みりん・鰹節があれば作れるので、そのつど自作という手もある。めんつゆの砂糖が気になる人におすすめだが、一気に手持ち調味料が増える点は注意。
洋:コンソメ
洋風の味付けならコンソメが万能
。スープ料理に使う人が多いかと思うが、ご飯ものや肉料理、パスタなど洋食なら何でも使えてしまう。
コンソメを使うときは、
・肉に下味を付ける
・煮込み料理にそのままIN
・炒めるとき塩コショウの要領でふりかけ
の方法が簡単だ。キューブ型のコンソメと顆粒タイプのコンソメがあるが、調味料としてなら顆粒が使いやすい。
味付けだけでなく、単品でスープにできる点もコンソメの強みだ。野菜をコンソメスープで煮込めばそれだけで1品完成である。
中:創味シャンタンDX
さらに中華風の味付けもできれば、料理のアレンジが広がる。中華の調味料は「創味シャンタンDX」がおすすめ。コスパの良いペーストタイプと使いやすい粉末タイプがあって便利だ。
創味シャンタンの使い方はコンソメと似ている↓
・煮込み料理や炒めものにそのままIN
・お湯に溶かしてスープに
・ラーメンなど中華麺の汁に
味付けが洋風から中華風に変わるだけだが、違う料理を食べているような新鮮さを味わえる。
さらに創味シャンタンのサイトを見ると「パスタの隠し味に!」「カレーのコク出しに!」など、なかなか思い切った使い方が紹介されている。実はかなりのポテンシャルを秘めた調味料なのかもしれない。
似たような品に「味覇」があるが、創味シャンタンDXと味覇は別物なので注意したい。
元々は「創味シャンタン」の創味食品が味覇を作っていたのだが、販売元の廣記商行とのトラブルで別々に作られるようになった経緯がある。元祖「味覇」の味を求めるなら、選ぶのは「創味シャンタンDX」だ。(ちょっと紛らわしいが)
番外:カレー粉
和・洋・中と揃えればまず困らないが、そこにカレー粉を加えるとインド風も制覇できる。ちょっと刺激が足りないなというときに足すと、食欲をそそるカレーの香りがいいアクセントになるのだ。
カレー粉の使いみちは、
・そのままカレールーに
・肉や魚の臭み消し
・炒めもの、煮物にひと足し
・スープの風味付け
などが使いやすいか。
ただカレー粉は、スパイスなので香り付けがメインだ。カレー粉単体だと薄味なので、塩コショウと組み合わせて使うのがいい。
甘味はどうする?
なかには「甘味がほしい」という人もいるだろうか。しかし前に紹介した調味料には砂糖が含まれているので、甘味はそれだけで間に合うことも多い。無理に揃えなくても大丈夫だ。
私も以前オートミールの味付け用にはちみつを置いていたが、ここ1年半は買っていない。味なしオートミールも意外と食べれるし、料理は具材を適当に煮込むだけの雑炊オンリーなので甘味を使う余地がない。
素材の味を楽しむようにすると、多くの調味料を使わずに済む。濃い味付けに慣れすぎると依存症のようにもなるので、使いすぎには気をつけたい。
まずは塩から始めて1~2品づつ足していくと、自分の理想の調味料が分かるはずだ。