服は何回着たら寿命なのか?カレジョが考える6つの捨てどき。
洋服は、何回着たら寿命を迎えるのか?カレジョの私が考える服の捨てどきをお話します。
私はかなりボロボロになった服でも、そのまま着続けることが多いです。特に今は服を買い代えるお金を節約したいので、私服はここ数年ずっと買っていません。
しかしそんな中、流石にもうダメだなと思って処分した服もあります。
回数よりも着た感じが大事
私の場合、具体的に何回着たかというよりも実際に着てみた感じが大事です。
安物の服でも、何年も傷まない丈夫な服もあります。その一方、デリケートな服を雑に洗濯したせいで、すぐダメにしてしまったこともあるからです。
シーズンごとに買い替えたり回数を決めてしまうと、ちょっと傷んだだけですぐに服を買い換えるクセがついてしまうような気もします。人にもよると思いますが、私はボロボロになる直前まで使い続けたい人間です。
私が服を捨てるときの寿命は、こんな風に考えています。
1.生地に色移りが目立ってごまかせないとき
まずは、服の生地に他の服の色が移ってしまったときです。あまりに目立つときは、流石に捨てます。
しかし、少しぐらいの色移りではまだセーフゾーン。これまでもウッカリで服に色移りさせてしまいましたが、どれもまだ着続けています。
例えば、これくらいならまだ捨てません↓
服の正面にバッチリ色移りしていますが、着てみると意外に違和感がありません。たまに自分でも、色移りのことを忘れることすらあります。
さらにこれぐらいの色移りなら、上着を着てしまえば簡単に隠せるのです。近所の買い出しに行くくらいなら、それで十分行けます。
これがもっと色が濃かったり、隠しようもないほど範囲が広ければ、泣く泣く処分していたところです。流石に全体的にべったり色がついていたら、格好がつきません。
2.襟が伸びてきた
着てみた感じで一番気になるのは、首周りです。ビロンビロンの襟は、誤魔化そうとしてもなかなか難しいものです。
伸びた襟をピーンと張ると、中のインナーがはみ出るぐらい伸びてしまいます。かといって普通に着ると、襟がよれて一気にズボラ感が。くちゃっとした襟を見ることほど、哀しいものはありません。
今持っている服の中も、襟が伸びすぎて危険なものが4着ほどあります。どれも長袖ですが、今年の冬は着ようかどうか迷うものばかりです。
着るたびに「買い換えないとな」と思っていましたが、迷っているうちに長袖シーズンが終わってしまいました。
次のシーズンが来るまで、後4ヶ月弱。それまでに適当な長袖を探しておきたいものです。
3.裾が擦れてきた
襟だけでなく、裾の問題もあります。裾が擦り切れて繊維がほつれた服というのも、見ていると哀愁を感じます。
私の場合は、冬に部屋で着る上着の裾がすぐにほつれてきます。1日中PCのキーボードを打っているせいか、自分が思っている以上に摩擦が多いようです。
特に利き手の左側の裾の方が、ダメージが酷くなっています。これは、絵を描くなど手を使うことが多い人によく起こる減少かもしれません。
ボトムスも、足元がすぐにボロボロに。私が持っているジーンズも、長年履き続けた印があります↓
後ろ側の、スニーカーのかかとに触れる部分が一番ダメージが大きいです。いくら気をつけて履いても、こればっかりは致し方ないのかもしれません。
仕方がないので、最近は裾をロールアップして履くことが多くなりました。丈のダブダブ感を解消しつつ、服のボロさを隠せる便利テクです。
4.ところどころ穴が開いている
さらに着続けていると、ところどころに小さい穴が開いてきます。私の手持ちの服を見ると、むしろ穴の開いていない服の方が少ないかもしれません。
穴の場所が下の方で目立ちにくいなら、普通に着続けます。が、胸元や肩のあたりなど、視線が集まりやすい部分だとちょっと悩みどころです。
定番の上着で隠す方法か、インナーを似たような色にしてごまかすかするのが楽そうです。もっと素直に、針と糸で塞ぐという手もあります。
最近の悩みは、ジーンズのお尻の部分の穴のこと。冬の間はトップスや上着で隠せましたが、だんだんとマズいレベルの大きさに広がってきました。
前の裾のほつれ問題とも相まって、「ダメージジーンズ」と笑い飛ばすこともはばかられます。そろそろ修理なり処分なり、真面目に対応を考えた方が良いかもしれません。
5.肩の辺りが色あせてきた
意外と盲点だったのが、肩のあたりの色あせです。服を着ている間は自分で見づらい部分なので、人に指摘されるまで気づかなかったりします。
私も古い部屋着をいつまでも着ていたら、家族に色あせを突っ込まれたことが。外に着ていく服では無いにしても、改めて鏡でチェックすると確かにみすぼらしい。やむなく、その服は断捨離しました。
特に色の濃い服ほど、色あせが目立ちます。かつて黒いTシャツを持っていたことがありますが、肩の部分だけ灰色っぽくなっていてギョッとした経験もありました。
もうそこまで退色が進んでいるとなると、素直に「寿命なんだな」と感じます。流石に買い取りにも出せないので、そういう服はウエスにするか燃えるゴミ行きです。
6.次の新しい服を買うまでが寿命?
服を極限まで減らした私の場合、「次の服を買うまでは着続けよう」という意識があります。お金が少なくて服も滅多に買えないので、ボロボロでも今ある服を大事に着ないといけません。
半年くらい前から「新しい服が欲しい」と考え続け、つい最近ようやく新しい服を仕入れることが叶いました。これで心置きなく、古い服を処分することができます。
しかし多くの人は、むしろ服を多めに持っている場合がほとんどじゃないでしょうか。そうう場合は、古くなったと感じた時点で捨てるのが良いと思います。
服というのは、買うのは簡単なのに捨てるのは難しいもの。服の寿命を見極めて、増えすぎないよう調節することが欠かせません。
古い服が増えてきたなと思ったら、一度ダメージチェックをしてみてください。思った以上に、傷みのある服が多く出てくるかもしれません。