【片付け終わんねえ……】断捨離に時間がかかる理由と対処法

2018年4月14日

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いつまでも片付けが終わらない。断捨離時間がかかってしまう理由と、その対処法をお話ししたい。

もちろん、断捨離にどれだけ時間をかけるかは個人の自由だ。じっくりやる方は向いている人もいるし、早いからいいというもんでもない。

だが自分の中で「ちゃんとやってるはずなのに終わらん」という思いがあったら、片付け方を見直した方がいい。断捨離にブレーキをかけているポイントがどこかにあるはずだ。

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1.どこから片付けるか悩みすぎ

荷物がいっぱい過ぎて、どこから片付ければいいか悩む。早くキレイな部屋を手に入れたいと焦るあまり、あっちもこっちも気になって断捨離に時間がかかるパターンだ。

その熱意はいいが、自分の身は1つ。順番に片付けていくしか道はない。とにかくどこか1ヶ所、集中的に取りかかろう。まずは、絶対に片付けたい場所を紙に書き出すのがおすすめだ。

場所をリストアップしたら、さらにそのなかでも一番気になるスポットから片付け始める。ほかの場所も気になるうだろうが、決めたスポットを片付け終えるまではガマンだ。

そのスポットのなかにも細かい場所がいくつかあるなら、また同じようにリストアップする。もしクローゼットを片付けると決めたら、こんな感じにする↓

1位…洋服ダンス

2位…バッグ・小物入れ

3位…ハンガーポールの服

……

くり返し細かく分けていけば、最後は片付けるべき1ヶ所が決まるだろう。

1ヶ所キレイになればパッと見で片付け効果を実感しやすく、断捨離のやる気もあがる。色々な場所を同時並行でやるより、決めたスポットを重点的に片付けていこう。

2.捨てようかどうか迷いすぎ

片付ける場所以外にも、1つ1つものを仕分けるのにまた時間がかかる。断捨離に慣れてない人ほど、捨てていいかどうか迷ってしまうんだろう。

オタクの私が1つ言えるのは、愛着があるジャンルほど捨てるのに迷うということだ。もし思い出系や趣味のものを真っ先に片付けようとしているなら、ほかから片付けることをおすすめしたい。私も、オタクグッズ以外の服や日用品なら抵抗なく捨てられる。

捨てるとき迷うのは、自分のなかで捨てる基準がハッキリしてないのが理由だ。まずは、こんな基準で仕分けてみるといい↓

・いつ使ったか思い出せない

・いつ買ったか思い出せない

・ここ1年ほど出番がない

・ダブっている

・5秒考えても決まらなかった

断捨離に時間のかかる人ほど、5秒で結論が出なかったものは捨てるのが大事だと思う。最初のうちは、残そうと思えないものは全部捨てるくらいの勢いでいい。

迷ったときは保留にしてもいいのだが、捨てられない人はほとんどの荷物が保留になる可能性が高い。優柔不断な人ほど、グレーゾーンは残しちゃいけないのだ。断捨離に慣れてない人に必要なのは、「捨てる」と決める経験である。

3.一気にやろうとしすぎ

私はこんまりさんおすすめの「全出しメソッド」で、断捨離が上手くいった人間だ。だがなかには、全出しのせいで断捨離に時間がかかる人もいるんじゃなかろうか。

荷物を全出しはメリットもあるが、デメリットもある。私が実感するデメリットはこんな感じだ↓

・短時間で一気にやらなきゃいけなくなるので疲れる

・荷物の多さに圧倒されてやる気が失せる

・荷物を出すこと自体に時間がかかる

・荷物を出すスペースをつくるにも時間がかかる

・荷物を全て仕分けるまで、部屋が散らかったままになる

荷物の全出しには、クリアすべきハードルがとにかく多い。一番大変なのは、やはりスペースの確保だろう。テレビの片付け企画なんかだと、たまに体育館みたいな場所にブルーシートを広げて全出ししていることもある。これを庶民が真似するのは難しい。

かくいう私も、全出しで後悔したことがある。詳しくはこちら⇒ミニマリストを目指すオタク、グッズを断捨離した4日間の死闘~カレジョの断捨離実践記~

そういう人は全出しを止めて、目の前の荷物を1つづつ捨てていくのがいい。まずは、収納に入り切らない・部屋に溢れかえった荷物たちを捨てるのはどうだろうか。

べつに全出しじゃなくても、最終的に部屋がキレイになりさえすればいいのだ。時間がかかるなら、今の生活に合った方法で断捨離しよう。

4.捨てることに集中できてない

断捨離は進めているが、片付け中にダラダラしてしまう。集中できてなくて時間がかかるパターンだ。

こんなことに心当たりがあるなら、集中力に問題ありだ↓

・アルバムを見つけて盛り上がる

・古本、古雑誌を読みふける

・テレビを付けてやっている

・いつも手元にスマホがある

etc……

要はほかのことが気になって、捨てる作業が止まっているのだ。

人の集中力は、せいぜい30分持てばいい方ともいわれる。断捨離はとくに脳のエネルギーを使うから、長時間やるには向いてないのだ。

そこでおすすめしたいのが、10分タイマーをかけること。その間だけ、ひたすら捨てまくる。短い時間でも、1つのことだけやると進むものだ。

10分経ったらその日は止めてもいいし、少し休んでまた10分捨てるのでもいい。ここは自分のやる気次第だ。

5.捨てるときに先のことまで考えている

こんなあからさまな集中力不足に限らず、断捨離に集中できてないケースはある。ハマりがちなのは、仕分けと処分を一緒にやろうとすることだ。

初心者が仕分けから処分まで一気に考えると、まず頭の回転が止まる。私も服を捨てるときクローゼットの前で「これってどう処分するの?」などと考え込みすぎて、最初は棒立ちになったものだ。

だからまずはそこまで考えず、とにかく仕分けるのがいい。捨てるものをダンボールや袋に放り込むだけで十分だ。じっさいに捨てることは、仕分けが終わってから考えよう。

6.キレイに整理しようとしている

断捨離と整理整頓をいっしょにやろうとするのも、時間がかかる原因の1つだ。こんまりさんも言っているが、断捨離と整理は別モノなのだ。

その日の断捨離が終わって、いったん荷物をキレイにしまったとする。すると当たり前ながら、次の日はまた出すところから始めなきゃならない。荷物を出す分だけ、よけいに時間がかかるのだ。

断捨離の途中で整理整頓しても、荷物が減れば収納の具合が変わる。そのたびに整理整頓のやり直しという、大きな時間のロスもある。

スペースが空いたら、あれこれレイアウトしたくなるのも分かる。だが荷物の処分が終わるまでは、その楽しみは取っておくのがいい。断捨離が終わったら、好きなだけできる。

ちなみに断捨離の途中で空っぽになった収納グッズは、捨ててしまっていい。取っておくと、またいらない荷物を入れてしまう危険がある。

7.断捨離と断捨離のあいだが空きすぎ

いったんは決意して断捨離したものの、途中でストップ。数カ月後また決意するが、ふたたびストップ……。時間が空きすぎて、片付けが終わらないパターンだ。

断捨離のやる気も、時間が経てば色あせるのは仕方ない。たとえ時間が取れなくとも、毎日コツコツ進めたいものだ。

忙しくて時間がないときは、毎日1つでいいからゴミ袋へ放り込む。放り込む気力がないなら、ゴミをゴミ箱へ捨てる。なんでもいいから、捨てることを続けるといい。

そのうえで、「次の週末はここを片付けよう」「次の連休にはあれを捨てよう」と、断捨離の計画を考えておく。頭のなかに、常に断捨離の3文字を焼き付けておくことだ。

8.捨てるそばから増やしている

たとえ時間が空いても、捨て続ければ断捨離は終わる。それでも時間がかかる・終わらないとしたら、捨てるそばからものが増えているのが原因だ。

当たり前だが、捨てるモノより増やすモノが多かったら部屋は片付かない。断捨離中は、1つ増やしたら2つ捨てるルール(1in2out)は絶対だ。

理想は、断捨離が終わるまで買い物しないこと。荷物のほとんどは自分で買ったものだから、これだけで部屋が散らかるのは防げる。

断捨離にどれだけ時間がかかるかは、人それぞれだ。だがじっくり断捨離するのと、ダラダラ断捨離するのは違う。

最終的に断捨離がうまくいくかどうかは、自分の意志で「捨てる」「部屋をキレイにする」と決断できるかだ。精神論っぽくなってしまうが、片付けの主役である自分の心もちが一番大事なのだ。

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Posted by yayoi