コーディネートが浮かない、カラーのグラデーションをファッションに取り入れるコツ
今回は、ファッションに上手くグラデーションを取り入れるコツについてです。服同士の色をつなげると、コーディネートにより統一感が出ます。
単色だと服装が単調になり、かといって多色使いはチグハグになる。グラデーションは、全体的にメリハリを出しつつ着こなしをまとめてくれる、便利な小技です。
トップスにベーシックカラーを採用する
服のカラーコーディネートの中心にあるのは、トップスです。ここにどんな色とも合わせやすいベーシックカラーを持ってくると、グラデーションが作りやすくなります。
私もトップスは、シンプルで使いやすい色がメインです⇒少ない洋服でもファッションを楽しむ、8着で着回す春のコーディネート術
なるべく原色に近い色ではなく、やや薄めの色合いの方が合わせやすいです。カーキなどの中間系の色は、茶色系・青色系・モノクロ系とも相性の良い便利なカラーです。
カーキのTシャツが1枚あると、1年で色々な着回しができます⇒カーキ色のTシャツを使った、少ない洋服で作るカジュアルファッションコーディネート
ボトムスとアウターの色が多少ズレていても、中間色のトップスが間に入ると着こなしがまとまります。派手な色や柄は小物に任せ、メインの服は使いやすい色を採用するのがおすすめです。
ウェストにつなぎの色を持ってくる
トップスとボトムスを簡単につなげるなら、間にあるウェストに丁度よい色を持ってきます。普通にベルトを使ったり、重ね着のインナーを見せてウェストマークにする方法もあります。
今まではあまり意識していませんでしたが、私もカットソーとTシャツの重ね着はひんぱんに活用しています。カットソーをTシャツから出すと、確かにウェストに良い感じのワンポイントが出ます。
今使っているカットソーも、黒や茶色などのベーシックな色です⇒少ない洋服でもファッションを楽しむ、8着で着回す春のコーディネート術
Tシャツとボトムスだけだと2色のシンプルなコーディネートになりますが、ウェストに色が入るだけで「奥深さ」のようなものが出ると感じます。中間色がちょっと入るだけで、着こなしに幅が出てきます。
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アウターで上下をつなげる
上下の色をつなげるのは、ウェスト以外にアウターを使う方法もあります。長めのアウターで縦方向の流れを作り、全体的に統一感を出せます。
薄手のシャツワンピースは羽織りやすく、縦のラインを出しやすいです⇒夏のアウターにおすすめのシャツワンピースで、簡単な着痩せコーディネート術を。
アウターを使ったグラデーションの良い点は、簡単に全体の雰囲気を変えられる点です。同じトップス・ボトムスでも、暗い色か明るい色か、パステルかビビッとかで全く違ってきます。
やはりトップスのときと同じく、黒・紺・ベージュなどの定番カラーが便利です。アウターでカバーすれば、トップスが多少派手な色でも浮き上がりません。
ボトムス→くつ下→靴の流れを活かす
足元のグラデーションは、ボトムス→くつ下→靴の流れを使います。くつ下の見えるスニーカーやパンプスの場合、くつ下を着こなしのワンポイントにすることもできます。
特にパンツスタイルの場合、この3つを使ったグラデーションが作りやすいです。このときは靴を中間色にすると、くつ下・ボトムスと合わせやすくなります。
私も今履いているスニーカーは、やや暗めのグレーです。以前は黒色でしたが、これだと靴の主張が少し強いようにも感じました。グレーは青・黒・焦げ茶・ベージュ系など、大体の色と馴染むので重宝しています。
服の色は、コーディネートの中でもパット見で目に入ってくる大きな要素です。色の組み合わせをうまい具合に調節できると、よりファッションが引き締まります。
色がハッキリ分かれたモノクロコーデや単色コーデは、服のデザインや着こなしを工夫しないとおしゃれに見えません。無理なくスタイルをまとめるなら、3色ほどでまとまるグラデーションがおすすめです。