「服を選ぶのって面倒」←クローゼットの中身を断捨離すれば解決するよ。
毎朝、着ていく服を選ぶのは面倒だ。そんなときこそ、クローゼットの中身を見直して断捨離してみてほしい。
コーディネートを考えることと断捨離、一見何の関係もなさそうだが、実は深くつながっていた。服の8割以上を処分した私は、それを実感している。
服が多すぎるのはストレス
断捨離に目覚める前は、服は多ければ多いほどいいと思いこんでいた。お金持ちのウォークインクローゼットに、服がズラッと並んでいるイメージだ。
が、限られたクローゼットのスペースに服がぎゅう詰めになっているのは、実際に見るとうんざりしてくる。かつての私のクローゼットは、とても人には見せられない光景だった。
そして服がギッチギチだと、お目当てを探し当てるにも苦労する。「今日はどれを着ようかしら」などと、優雅に服を選ぶのとはほど遠い。
そういうことが積み重なると、クローゼットの前に立つことが嫌になってくる。ひいては服を選ぶことも面倒になり、洗濯物の山から引っ張り出すのが常になるのだ。
服を選ぶはずのクローゼットが、逆に服選びのストレスを生む。これは、自分が快適に着こなせる以上に服を増やしてしまったことが原因だ。
少ない服でも困らない。むしろ楽
手持ちの服が10着以下になった今、服選びはどうなったか?服がたくさんあるときよりも、ずっと楽になった。
なにせ目の前には、数着しか服がないのだ。迷おうにも迷いようがない。クローゼットの扉を開けた瞬間に、目についた服を手に取ればいいだけだ。
一応コーディネートには大体決まったパターンがいくつかあって、それをローテーションしている。パターンは無理に作らなくてもいいが、より楽になる。
これに一回慣れてしまうと、もうたくさんの服からコーディネートを考える暮らしには戻れない。朝から頭を使わなくていいというのは、気分のいいものだ。
おしゃれの面も問題なし
楽なのはいいけど、数着の服でまともなコーディネートなんてできるの?そう心配になるかもしれない。が、おしゃれの面から見ても、服を減らすのはいいことだった。
10着あれば、実はおしゃれには困らない。詳しくはこちら⇒ミニマリストは10着の服でおしゃれする。ズボラのファッションコーディネート術。
数ある服のなかから残ったアイテムというのは、自分の中でかなり気に入っている服だったということだ。毎日のようにお気に入りの服を着られるというのは、楽しいことじゃないかと私は思う。
個人の性格にもよるのかもしれないが、私は同じ服を着続けても飽きない人間だった。適当に選んだたくさんの服を毎日着るよりも、こだわりの一着を着るほうがいいのだ。
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ガラガラのクローゼットは気持ちいい
ギッチギチのクローゼットよりも、片付いたクローゼットの方が見ていて気持ちがいいんじゃなかろうか。スペースが空いたクローゼットは、毎日見ても飽きないものだ。
さらに中にあるのは、お気に入りの服だけだ。ガラガラのスペースとの相乗効果で、クローゼットを開けるのが楽しくなってくる。
今はせまいワンルームに引っ越した関係上、クローゼット自体がない。何とかハンガーポールの限られたスペースに服をしまっているが、コンパクトに収まったアイテムを見るのも、それはそれで気持ちがいい。
現在の服の収納はこちら⇒女ミニマリストのクローゼットの中身を公開。服を20着まで断捨離した道のり。
さらにこだわりの服選びを
コーディネートが楽になったことで、これまで興味のなかった服のことをじっくり考えるようになった。今まではインスピレーションでおしゃれっぽいものを選んでいたが、もっとおしゃれに着こなしたいという気になってきたのだ。
これまでの好み100%の服選びから、似合うという要素も意識し始めた。すると新しい服を選ぶとき、候補が一気に絞られてまた楽になったのだ。
似合う服を選ぶポイントはこちら↓
・試してびっくり。自分のパーソナルカラー診断が簡単・確実にできる超おすすめの方法。
・骨格診断を自己診断する7つのコツ。自分に似合う服が分からないときの対処法とは。
服の大半を手放してきたおかげで、新しい服をしまうスペースは十分にある。お金とも兼ね合いもあるが、これからさらにこだわった服に買い換えていくのが楽しみだ。
おしゃれやコーディネートに苦手意識があるのは、手持ちの服としっかり向き合っていないからじゃなかろうか。服を見つめ直すには、断捨離が一番の近道だ。
断捨離も面倒っちゃ面倒だが、それは最初だけだ。大きな山を乗り越えれば、後には服選びが楽になる毎日が待っている。