貧乏で年金が払えないときは納付免除・猶予申請をしよう!カレジョの体験談

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貧乏で年金が払えない。家計が苦しいときは、年金の納付免除・猶予申請の手続きができる。私の元にも申請書が届いたので、その方法についてお話したい。

免除申請をしておけば、滞納しても督促が来ることはないし将来年金がもらえる可能性も出てくる。申請できるものは忘れず済ませておきたい。

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納付免除申請書が届いた

我が家に届いた免除申請書がこちら↓

封筒の中身はシンプルなハガキ1枚。いつもは大量の書類が付いてくるので、ちょっと拍子抜けだ。

免除申請するときはハガキ内の太枠部分に記入し、保護シールを貼って出すのみ。申請書には印鑑が必要なので、そこだけ忘れないよう気をつけたい。

ハガキの内容をみるに、私の自治体では前年の所得が57万円以下の世帯に申請書が送られるらしい。去年は申請ハガキが届かなかったが、引っ越し直後で前年度の収入が分からなかったからだろう。

引っ越しが多いと自治体からの書類が届かないほか、健康保険料の免除も審査しなおしになってやっかいだ。くわしくはこちら⇒引越し後に健康保険料が高くなって焦った話。保険料を減免されてる人は要注意。

ハガキが届かなくても自力で納付免除・猶予申請はできるが、書類を記入して年金事務所まで出向くなど手間が増える。こうして自治体の方から「申請できるからよろしく」と知らせてくれるのは、実にありがたいことだ。

手続きしないとどうなるの?

ちなみに年金の納付免除申請をせず放ったらかすと「未納」扱いとなり、年金事務所から督促がくる。さいあくの場合財産を差し押さえられるケースもあるので、督促が来たら素直に払うしかない。

かくいう私も、督促でちょっと怖い目にあった一人だ。詳しくはこちら⇒年金を滞納しつづけるとこうなります。特別催告状が来たときはすぐ免除手続きをしよう。

家計の事情などで支払いが難しい場合、年金事務所で相談すれば免除申請の手続きを手伝ってもらえる。こちらが手続きすれば、相手もちゃんと分かってくれるものだ。

免除された年金は一部もらえる

申請書を出した後はあちら側で審査に入り、どれくらい免除されるかが決まる。こちらの都合で「全額免除がいい」と思っても、あちらで「1/2免除」とされることもある。ここは黙って待つしかない。

免除の申請が通った場合、その期間の年金は払わなくてもよくなる。さらに一部ではあるが、免除された期間中の年金をもらうこともできるのだ。

免除の区分によって、もらえる金額は変わる。現状はこんな感じ↓

・全額免除→1/2

・3/4免除→5/8

・半額免除→3/4

・1/4免除→7/8

仮に全額免除されても、半分は年金がもらえるのだ。年金制度に文句を言いたくなることもあるが、こういうセーフティネットも用意はされている。

ただし今後の法改正などにより、もらえる金額が変わる可能性はある。とくに税金・年金関連はひんぱんに制度が変わるので、ニュースなどでマメにチェックしたい。

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納付猶予になった場合は?

あちら側の判断によっては、免除ではなく「猶予」とされることもある。猶予された分は支払わなくても督促は来ないが、将来の年金額には反映されない。ここが免除と猶予の大きな違いなので気をつけたい。

後から年金を支払うときは?

免除でも年金はもらえるが、普通に支払うよりも金額は少なくなる。将来家計に余裕ができたら、免除や猶予された分を支払う「後納制度」を利用するのもいい。

未納した分も後から支払えるが、後納の期間が短い。未納分が「過去2年以内の期間」までなのに対し、免除・猶予分は「過去10年以内の期間」にまで遡れるのだ。

どちらも年金を払わないことに変わりないが、免除申請はメリットが多い。未納のままにしてもプラス要素は1つもないので、やはり申請できるならすることをおすすめしたい。

後納を申請するときは、書類を用意したうえで年金事務所での手続きが必要になる。年金関連の手続きはちょっと複雑なので、一括管理できる「ねんきんネット」への登録もおすすめしたい。

ねんきんネットの話はこちら⇒ねんきんネットを再登録。厳しい年金状況に、目の前が真っ暗になりました

年金の手続きは放っておくと後が面倒だ。私もそれで痛い目をみているので、今度は早めにキッチリ申請するつもりだ。

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Posted by yayoi