トレンチコートのベルトの後ろの結び方、女性にピッタリの楽でおしゃれなものはどれ?
後もう少し寒くなると、トレンチコートなどが恋しくなってきます。トレンチコートをおしゃれに着こなせたらどんなに良いかと憧れますが、ズボラにとってネックなのがコートのベルトです。
ずっと上着のベルト紐は、垂れ下がるに任せてブラブラ放ったらかしていた枯れ女。しかしそんな人間でも安心の、簡単でおしゃれな紐の結び方というのはちゃんとありました。
小難しい技は一切必要なし。実際試して、1分あれば簡単に結べるものをメインにピックアップしていきます。
ライダースで紐の結び方を試す
ただ1つ問題があるとすれば、私の手持ちアウターにトレンチコートがないということです。今回は紐つながりということで、ベルトのある黒ライダースを使って紐の結び方を試しました。
難を挙げるとすれば、トレンチよりもベルトが短くて少々結びにくい点です。しかしベルトの構造的にはトレンチとほぼ一緒なので、十分応用はできました。
以下、やりやすかった順番に結び方を見ていきます。
1.ぐるぐる巻くだけのバックフロント
靴紐を結ぶのも苦手な不器用な人に一押しなのが、ベルトをぐるぐる巻くだけのバックフロントです。
後ろでバックルに紐を通し、グルグルとベルト穴を通して巻けば完成。結ぶ手間さえないので、絶対に失敗がありません。
実際着たときの印象がこんな感じです。
紐がスッキリ収まって、スマートな見た目に。ただ巻きつけるだけなのに、「ちゃんと身だしなみにも気を遣ってる感」が出せる便利な技です。
2.紐が短くてもOKなワンテール
もう1歩おしゃれに見せたいなら、一番シンプルなワンテールの結び方が良いです。
後ろで輪っかを作って、そこに紐を通してギュッと結ぶスタイルです。覚えの悪い私でも、1~2回挑戦したらちゃんと仕上げられるようになりました。
ワンテールのメリットは、紐の長さを簡単に調節できる点。輪っかに紐を通す回数によって、短くも長くもできます。私のライダースの場合は、2回ほど通すとちょうど良くなりました。
身だしなみと同時に、こちらはコートを着こなせてる感もアップ。ぐるぐる巻きでは物足りなくなってきたら、簡単なワンテールから挑戦してみてください。
3.サラリーマンにおすすめのネクタイ結び
いつもネクタイを結んでいるサラリーマンの人は、ベルト紐の結び方にも応用できます。
背広が仕事着の男性などは、おそらくいちばん馴染みのある結び方かと思います。高校の制服以来ネクタイなど結んだことがなかった私としては、コツを掴むまで3~4回の挑戦が必要でした。
垂れ下がり具合や結び目の高さは、紐を引っ張ることで簡単に調節できます。実際着るとこんな感じに↓
ジャケットの丈が短いと尻尾のようになります。ネクタイ結びをするなら、長い丈のコートが必須です。
4.ちょっと凝るならダブルテール
コツを覚えるまで少々手間取ったのが、こちらのダブルテールです。
一見大きなリボンのようでもあり、ワンテールよりも華やかさがあります。前を歩く人のベルトがこうなっていたら、間違いなく「あの人おしゃれ」と思うところです。
写真を見ながらやれば簡単にできるのですが、2~3日サボったらすぐに方法を忘れそうな結び方です。いったん結んだら、そのシーズンはずっとそれで過ごすというのがズボラには安全な気がします。
後ろ姿はこんな感じに↓
ベルトが短くても、何とか結べました。ネクタイ結びよりも、ワンテールやダブルテールの方が収まりが良いです。紐がもう少し長ければ、キッチリ形を整えやすいと思います。
番外:面倒ならポケットインもあり
どうしても結ぶのが面倒なら、サイドのポケットに突っ込むスタイルが一番簡単です。しっかり紐を折りたたんで入れれば、紐もシワクチャになりません。
私のライダースでもポケットインを試そうとしましたが、サイドポケットがボタン付きで、紐を入れると変になるので断念。これも斜めにポケットがついた、トレンチコートならではの技です。
難点としてはポケットが膨らみ、シルエットが少々広がることかもしれません。それでも、長いベルトをブラブラさせるよりはずっとマシかと思います。
おしゃれにトレンチを着こなすには欠かせない、ベルトのスマートな結び方。これまで全く意識してきませんでしたが、紐がブラブラしないと動き安さもアップして快適と知りました。
どれもそこまで複雑な結び方ではなく、何回か試せばすぐマスターできるものばかりです。ズボラ枯れ女にもできた紐の結び方、ぜひお試しください。