冷蔵庫の中身を使い切るには?肉や魚は冷凍で賞味期限が大幅アップ。
食費を節約する一番のコツは、手持ちの食料を無駄にしないこと。冷蔵庫の中身を、使い切ることです。
そんなとき役立つのが冷凍庫。賞味期限の短い肉や魚も、長きにわたり保存ができる優れものです。
冷凍庫をどう使えば、肉や魚をうまく保存できるのか?私がやっていた方法を紹介します。
冷蔵庫のものを少なめに
あまり意識したことはないのですが、思えば「冷蔵庫の中身が少なかった」のも良かったのではないかと思っています。
食材は何でも冷蔵庫に放り込んでいましたが、それでも元々の量が少なめ。おかげで、食材が近々に冷えやすかったんじゃないでしょうか。
冷蔵庫の中身がギッチリだと、どうしても冷えが弱くなります。すると結果的に、食材の寿命も短くなってしまうのです。
逆に中身が少ないと、冷凍の力を最大限に活かせます。傷みやすい肉が1ヶ月以上持ったのも、冷凍庫の中身が少なかったのが理由だと思います。
私が冷蔵庫に入れていた食材はこんな感じです↓
冷蔵庫と冷凍庫合わせて、これで全部です。常温で保存できる米なども、虫が怖くてバンバン冷蔵庫にINしていました。
140Lほどの大して大きくもない冷蔵庫でしたが、中身はいつもスカスカ。買い出しの前日などは、ほぼスッカラカンになるのが常でした。
たまにギチギチになるのは、食料の買い出しで野菜を買い込んだとき。しかしその日のうちに調理してしまうので、すぐに中身は片付いていました。
冷蔵庫の省スペースができたのは、かさばりやすい飲み物系を買っていなかったのが大きいです。牛乳もジュースもなく、常に水かお白湯を飲む生活でした。
紙パックやペットボトルがないと、色々詰め込んでもそこまでギュウギュウになりません。日本の浄水技術は優秀なので、水道水オンリーでも割りとイケます。
賞味期限・消費期限は意外と当てにならない
肉の賞味期限は、冷蔵で数日、冷凍でも数週間と言われています。が、冷凍肉は、頑張れば1ヶ月以上は持つんじゃないかと思っています。
生鮮食品は賞味期限ではなく、「これを過ぎたら食べるのは危険」という消費期限か書かれていることが多いです。しかしそれにしても、冷凍すれば期限の何倍も長持ちしました。
私はどちらかというと胃腸が弱い方なので、傷んだ食材を食べれば高確率でダウンです。そんな私でも大丈夫だったんだから、大体の成人は大丈夫だろうと思います。
元々冷凍の肉を買っていた
私が一時期買っていたのは、元々が冷凍の肉でした。やはり生鮮コーナーの肉に比べて、持ちが良いです。
通販でとり肉を買ったときの話はこちら⇒冷凍鶏肉のまとめ買いで食費を節約。100g45円以下に値下げできる方法とは?
袋には「冷凍で2ヶ月の賞味期限」とありましたが、記憶では3ヶ月くらいは持たせていたような気がします。それでも何ともなかったのを考えると、冷凍肉は寿命がかなり長いです。
輸入の冷凍肉は安全面で不安がる人もいますが、いきなり病院送りになるようなことはありません。安い上に長持ちもするし、食費を節約するなら積極的に買いたい食材です。
安いからとまとめ買いしない
ただ最近は、パックの肉を買うことが多いです。引っ越しのことを考えると、あまり長い時間とり肉を取っておくのも危険だからです。
やはりまとめて売っている肉の方がお得ですが、冷凍でない場合は2~3羽くらいが限界かと思っています。真夏の場合、2羽でも危険かもしれません。
生鮮の肉でも、冷凍で1~2週間は余裕。その間に食べきれば、腐る心配はゼロです。
傷みやすいひき肉などは買わなかった
これもあまり意識してなかったのですが、私は「安い」という理由でいつも鶏むね肉しか買っていませんでした。固まりの肉は、薄切り肉やひき肉に比べて比較的長持ちしやすい肉です。
多分ひき肉がメインだったら、1ヶ月以内には使い切らないと危険だったのではと思います。節約のためにやっていたことが、己の胃腸を守ることにもつながっていました。
なるべく長持ちさせるなら、加工肉よりも固まりに近い肉。加工肉は、その日のうちに食べてしまった方が良いと思います。
1回の調理で肉の固まりを使い切る
また調理のときは、固まりの肉を丸ごと1個使い切っていました。「半分にカットして残りは取っておこう」などとしなかったのも、良かったようです。
1回で食べきれなくても、いったん解凍した肉は全部使い切った方がやはり安全。唐揚げなどにすれば、冷蔵庫保存で1週間は持ちます。
傷みやすい肉や魚も、冷凍保存でかなり長持ちさせられます。買ってきたパックは、早めに冷凍してしまう方がおすすめです。
どうしても冷蔵庫の中身が使い切れないとお悩みの場合は、参考にしてみてください。