人気だけどコーデが意外に難しい、要注意な30代レディース2大ファッションとは?
「これって本当におしゃれなのか?」。コーディネートセンスのない30代枯れ女にはハードルが高すぎる、ある2大ファッションがあります。
その2つは、街中でもネットのファッションサイトでも大人気です。が、実はおしゃれに着こなすのがとても難しいコーデなのではとも思います。
特に自然な大人のおしゃれを目指す30代女性は、以下のコーデを取り入れるのは要注意です。
お風呂上がりのようなターバン
まず1つ目が、頭に巻くターバンやヘアバンドです。簡単にヘアアレンジができるので、今では女性の定番スタイルとなりました。
しかし昭和世代の私からしたら、「ターバン=お風呂上がり」のイメージが根強いです。お風呂上がりに着けるものを外で使っているように見えるて、ものスゴイ違和感を感じます。
特に「おだんごヘア+ターバン」の組み合わせは、髪型と合間って余計にお風呂上がり感がアップ。ターバンでまとめ髪というのは、相当なリラックス感が出てしまっています。
お風呂上がり感を出さないポイントも、ネットでは紹介されています。主なアドバイスは、
・厚手のパイル地などを使わない
・白やベージュなどの明るい色を避ける
・太い幅のものを避ける
などが挙げられています。しかしこれらを気をつけたとしても、やはり「室内ファッション感」「エアロビ感」は拭いきれません。
ヘアバンドは子供っぽい?
ならば、ターバンではなくヘアバンドはどうなのか。こちらの方は、「子供っぽくなる」という大きな問題が立ちはだかっています。
20代はまだ自然かもしれません。が、30代ともなると、おしゃれに付けられる人はどんどん限られてくるのではと思います。
大きなヘアアクセサリーは、ワンポイントとして便利なのかもしれません。 しかしそれ以上に、おしゃれに使いこなす工夫をするのが面倒なアイテムではないかと思います。
ターバンがお風呂上がりに見えないように苦心したり、大人可愛いヘアバンドの使い方をネットで調べ回る。これではかえって、面倒を増えているのではないでしょうか。
そんな苦労をするなら、いっそ帽子を被ってしまった方がやはり楽です。簡単・安全なおしゃれなら、ターバンやヘアバンドよりも帽子の方がおすすめです。
インナーに見えるビスチェ
ターバンと同じくらい定番だけど着こなしが難しいファッション、それはビスチェです。
ターバンがお風呂あがりなら、ビスチェはインナーです。「なぜ、インナーをトップスの上から着ているのか?」と思います。
特に生地が薄かったり、レース風の模様があると余計にインナーっぽいです。ニット素材など厚手のものはまだ良いですが、強いてトップスの上から着ける必要性がイマイチ分かりません。
よく「おしゃれは引き算」と言われます。そこから考えるとビスチェスタイルは、もともと完成されたコーディネートに余計なものを足し算しているように見えてならないのです。
もしトップスが寂しいというなら、こちらはネックレスなりストールなりを足す方がずっと簡単です。ちょっと長めのものを着ければ、ワンポイントとしては十分効果があります。
いくら人気があっても、やはりターバンとビスチェスタイルは難しいです。よほどの上級者でないと、ファッショナブルに着こなせません。
おしゃれに自信がないのなら、わざわざ難度の高いファッションに挑戦することはありません。無難でつまらなく感じても、基本の着こなしを守る方が確実におしゃれに近づけます。
もし今ターバンとビスチェのコーディネートに悩んでいるなら、いっそ着こなすのを止めるのはどうでしょうか。