ゆるりまいさんに学ぶ、持たない暮らしと実践しながら家族と生活する2つの秘訣とは
今回は、何もない暮らしを実践するゆるりまいさんから学んだ「持たない暮らしと家族との同居を両立させる秘訣」をお話しします。
自分はスッキリした部屋で生活したいと思っても、ほかの家族は違う考えかもしれません。そこで「ちょっとは片付けてよ」と文句を言っても、余計に問題がこじれてしまいます。
きれいな部屋の方が便利ですが、家族に押しつけるのは問題です。自分と家族が、心から納得できる落とし所を見つけることが大切です。
自ら率先して片付ける
ゆるりさんが持たない暮らしを実現するためにまずやったことは「自ら率先して家を片付ける」ということでした。掃除・整理などに立候補することで、自分の好きなインテリアにしやすくできるようです。
これは「持たない暮らし」を実践するときに限らず、もの持ちの家族に荷物を捨てさせるときにも大事なことかと思います。家族の私物を減らす前に、まずは自分の荷物を減らす方が先です。
自分の荷物を減らせば、その分家はきれいになります。それで部屋が片付けば、家族の荷物も多目に見ることが出来るようになるのではと思います。
共有スペースに置いてあるものは片付け
家の中で一番荷物が目につくのは、リビングなどの共有スペースかと思います。共有スペースに家族の私物を置かないようにすれば、それだけで家は片付きます。
ゆるりさん宅では、リビングなどに家族のものが置いてあればすぐに各自の部屋へ片付けるように徹底しているようです。ここで時間をおいてしまうと、私物がどんどんリビングに集まる可能性があるのだと思います。
最初に1つ荷物を置くことを許すと、その部屋にはどんどん荷物が増えていくのです⇒忙しいあなたにもできる、家の汚部屋化を予防するための簡単お掃除&片付け術
読みかけの本や雑誌、放りっぱなしのコートやかばんなど、ついついリビングに置いてはいないでしょうか。もし荷物があるなら、すぐに自分の部屋へ引き上げた方が良いです。
いらない荷物を定期的にチェック
さらにゆるりさんは、荷物も定期的にチェックし不要なものがあれば処分するようにしたそうです。自分がいくら家にものを入れないように気をつけていても、家族と同居の場合全てをコントロールは出来ません。
家族それぞれの私物以外にも、スーパーの買い物袋にちょっとした日用品など、自分が知らない間に増えていくものもあると思います。そういったものは、誰かが定期的に処分しなければ減ることはありません。
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いったん断捨離が終わっても、家に入るものをゼロに抑えることは難しいと思います。数ヶ月に1度程度は荷物を見直すようにすると、きれいな部屋を維持できるのではないでしょうか?
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家族の専用スペースをきっちり分ける
家族と同居しつつ、きれいな家を維持するために欠かせないもの。それは、家族それぞれの専用スペースです。ゆるりさんのお宅でも、「各自の部屋は各自の自由にする」というルールを徹底しています。
家の中でものを置かない部分は、あくまでも共有のスペースのみ。家族の部屋の中にある私物には、一切干渉しません。こうすることで、各自の荷物がきっちり分けられて管理もしやすくなったともありました。
さらに共有スペースが片付いていることで、自分の部屋の荷物の多さに気付けたという効果もあったそうです。この効果で、今まで片付けられなかった家族もものを減らせるようになったとのことでした。
家族といえど、踏み込んではいけない領域はあります。誰か一方ではなく、家族皆が快適に暮らすことが一番大切ではないかと思います。