ファッションブランドの洋服タグを、本のしおりにしておしゃれに再利用
いらないと分かっていても捨てられない、ファッションブランドの洋服タグ。私もずいぶん溜め込んでいたものを、去年ようやく断捨離したばかりです。
しかし私も、重度のもったいない病を長年患ってきた人間です。その修正は、簡単には治りませんでした。
タグを捨てるのがもったいない
つい先日、新しいシャツをパンツを入手。それに、またしっかりした作りのタグが付いていたのです。
これはパンツに付いていたタグです。服はネットのアウトレットショップで買うのが常ですが、高確率でおしゃれなデザインのタグが付いてきます。
ミニマリスト的には即捨てなんだと思いますが、ここでケチケチ枯れ女のもったいないセンサーが反応しました。
「こんなしっかりしたタグなのに、捨てるのはもったいない」。いったん考え出すと、ゴミ箱に放り込むことが偲びなくなってきてしまいました。
クローゼットの扉に付けたりストラップ風にしてみたり、色々試してもしっくり来ず。捨てられない人間が必ずやらかす、「使いみちを無理やり考える」症状でした。
本のしおりを探していた
そんななか、苦し紛れに思いついたのが「本のしおりにしたらどうか?」ということでした。
試しに図書館で借りた本に使ってみると、こんな感じに↓
元がしっかりした厚紙素材だったので、意外にしっくりきました。パッと見ではタグと分かりません(おそらく)。
(全く関係ありませんが、本の内容にそこはかとない哀愁が漂っているように感じます)
今までは図書館の予約レシートや、買った本に挟まっている紙のタグなどを使用。だんだんシワが増えたりクチャクチャになっていく様は、まさに「枯れ」でした。
デザインがお気に入りのタグならば、使っているだけで気分が上がります。しおりとしての耐久力もあり、タグのコレクションに手を焼いている人にはもってこいの使い道だと思います。
タグしおりの使いどころ
なにせ、元はタダの洋服タグです。買ってきたしおりとは違い、気にせずバンバン使えることが一番のメリットです。また新しい服を買えば、しおりも取り替えられて飽きずに使えます。
ちょっと気になったページや良く使うレシピのページなど、取りあえず挟んでおくのにピッタリではないかと思います。
雑誌ならページの角を折る方法が簡単ですが、借りものとなるとそうもいきません。自分で買った本でも、私のようなもったいない病の人間は折り曲げるなど無理です。
タグがたくさん余っているなら、その分だけ本に使えるのも良い点です。ポストイットを買うお金も節約したい枯れ女には、タグの再利用で十分過ぎるくらいでした。
調子に乗りすぎない
ただ、調子に乗って何でもかんでもタグを挟むと、より面倒なことになりそうです。一回使い道を見つけてしまうと、ますます捨てられなくなる危険もあります。
「手持ちは最大でも5つまで」「新しいものを使うときは、古いものを捨てる」など、ほかの荷物と同じような断捨離ルールを守ることが欠かせません。タグなどの小物ほど、溜まりやすいものはないのです。
おしゃれなものやキレイなものを見ると、パッと潔く捨てられません。しおりに再利用する方法は、思う存分タグを眺められるので良いと思います。
「余計なものは持ちたくない」と、「気に入ったものは捨てたくない」の間で日々悩む枯れ女。捨てるにしても残すにしても、自分が一番納得できる道を進みたいものです。