【一人暮らしの節約】洋服代を限界まで減らしたい。服の寿命をあと1年延ばすコツ
貧乏人にとっては、洋服1着買うのも楽じゃない。今ある服の寿命をどこまで伸ばせるかは我が家の必須課題だ。
被服費節約のためにも、服の寿命を後1年伸ばせたら……。そんな思いをいだきつつ、日頃から私がやっている対策を紹介したい。
1.寿命の長い服を買う
最初から寿命の長い服を選び、買い替えの頻度を下げる。オシャレでヤワな服より、多少地味でも丈夫な服を選ぶ。
私が実感する、寿命の長い服はこちら↓
・ちょっとお高めの服
・シンプルデザインの服
・シャツなどの織り物系
これまでも何度も言ってきたが、高い服の方が長く着られるものが多い。数千円の服をワンシーズン着るより、いい服を1万円で買って数年着続ける方が節約になる。
高い服のメリットはこちらで詳しく⇒
また、プリントやボタンなど装飾の付いた服は、飾りが取れると一気にグレードダウンして着られなくなる。あまりゴテゴテと盛ってない服の方が、見た目の変化が分かりにくく長く着られる。もし飾り付きの服を買うなら、縫製が丈夫かチェックしたい。
最近ようやく気づいたことには、「ニット生地より織り物系の服の方が長持ちする」というのがある。
Tシャツなどニットの服は伸びやすく、扱いが雑だとすぐダメになる。それに対しワイシャツなどの織り物の服は型崩れに強く、多少の洗濯ではビクともしない。大きな穴でも空かない限りは、いつまでも着続けられるんじゃなかろうか。
2.洗濯のしかたに気をつける
家でできる対策は、洗濯のしかたが大きいかと思う。どんなにいい服も、洗濯が雑だとすぐボロっちくなってしまう。
私がやっている洗濯対策はこちら↓
・洗濯機を使わず浸け置き洗い
・伸びやすい服は平干し
(・数日置きに洗濯)
我が家は洗濯機がない関係上、ずっと手洗いだ。一度に洗える量は少ないし手間もかかるが、服の寿命を伸ばすのに役立っていると思う。
手洗い洗濯の話はこちらから⇒ズボラでもできた手洗い洗濯のやり方。洗濯機なしで脱水するコツはあるか?
我が家ではあらゆる衣類をセスキに浸け置き洗いしているが、洗濯表示が微妙なデリケート生地も普通に洗えるところがいい。扱いが難しいマフラーやストールなんかもイケる。
色落ちはもちろん、伸び・縮み・型崩れもほとんどない。ふつうの洗剤と違い、皮脂などの汚れにピンポイントで効きやすいんだろうか。
しかし洗濯以上に危険なのが、服を干すときだ。どんなに優しく洗っても、ハンガーに吊るすと服の重みで伸びてしまう。とくに襟周りは致命的だ。
そこでTシャツなど伸びやすいものは、平干しにしている↓
トップスに限らず、ニット生地のボトムスにも平干しは効果的。膝の伸びが気になるパンツも、平干しにすればちょっとマシになる。
日当たりの悪い我が家でも、日中ずっと置いておけばほぼ乾く。平干しの服はハンガー干しに比べ、乾いたときの型崩れがほとんど無い。
生乾きのニオイが気になるときは、さらに日当たりのいい場所で干せば解決だ。このときもハンガーは使わず、洗濯ロープに引っかけるだけにしている。
服を洗う頻度も、夏以外は数日置きだ。だがこれは、私が家からでない引きこもり生活をしているからできる技でもある。勤め人にはあまり向かない方法だ。
3.部屋の中ではボロ着
ミニマリストなりたての頃は「部屋着と外着は同じでいい!」と思っていたが、手持ちの服とお金が減るにつれ「お出かけ着と部屋着は分けた方が節約になるな」と思うようになった。一人暮らしならよけいに、部屋でどんなカッコウをしてようが関係ないのだ。
そこで夏以外は、部屋のなかでボロ着も着るようになった。詳しくはこちら⇒【ボロ着でも着るよ】極貧30代女が洋服代を年間1万円以下に節約した方法
ボロ着は、部屋着・パジャマなど、あらゆる場面で大活躍。ボロ着自身はとっくに寿命を過ぎた服だが、ほかの服の寿命を延ばすのに役立っている。
夏は暑苦しいので、服自体を着ない。部屋の中ではブラトップ1枚で過ごすのが一番快適だ。
下着はどうする?
衣類はどうにかなっても、下着の問題が残される。こちらは消耗品と割り切って、ユニクロなどで安いものを買っている。ただし買い替えの頻度は、かなり長めだ。
ショーツなどは多少ゴムが伸びたくらいでは、まず捨てることはない。穴が空いて初めて「そろそろ捨てどきだな」と思い始めるほどだ。
そこから実際に買い換えるのは、さらに数ヶ月ほど後だったりする。先日ようやく新しい下着を買ったが、その前の下着は5年以上着続けていた気がする。
これを書いていて思い出したが、ブラトップも1着ひどい状態のものがあった。生地はビロンビロんに伸びてスカート状になり、肩の部分が破れ放題になっている。こちらもいい加減買い換えねばなるまい。
「服を買わなきゃなあ」とも思うのだが、私にとって服を買う優先順位は最下位に近いくらい低いようだ。そのお金を、つい趣味に使う方向で考えてしまう。
この分だと今年も服を買えるかどうか怪しいところなので、手持ちの服はまだまだ大切にしたいところだ。