全身ユニクロのヒートテックコーデを1週間続けてみた感想。インナー1枚はやはり寒い?
全身ユニクロのヒートテックコーディネートで、冬を越すことはできるのか?1週間、ヒートテックを着続けた感想です。
流石は天下のユニクロだけあって、薄いし軽いし着心地は快適。化学繊維特有のムレや引っかかりもなく、肌触りはすべすべ。「アルガンオイル配合!」のうたい文句は、伊達ではなかったようです。
しかし一番肝心なのは、「着ていて暖かいかどうか?」ということ。我が家の寒さは、ヒートテックにも容赦なく襲いかかりました。
インナー&レギンス1枚ではやはり寒かった
1週間ヒートテックを1日中着続けた実感を正直に言えば、「インナーとレギンスだけではやはり寒い」です。ヒートテックインナーの上に1枚トップスを重ねないと、寒さはしのげそうもありません。
ただ、今まで着ていた普通の服に比べればまだ暖かいと思います。インナーは普通のカットソーより薄いのに、冷たい空気を少し遮ってくれる感じです。
さらに足元を守る靴下も、値段の割にしっかりしています。穴が空きかけてツルツルになった私の手持ちの靴下よりも、よほど頼もしい存在です。
あまりの部屋の冷えに、最近は軽い憎しみすら覚えます。今は手持ちの中で一番暖かいグリーンのジャンパーを着ないとやっていけません↓
外よりも寒い我が家では、これぐらい防寒しないと危険です。ヒートテック+ジャンパーで、どうにか普通に暮らせるようになりました。
ちょっと前は部屋用の上着を着てましたが、我が家の寒さには全く歯が立ちませんでした⇒ミニマリスト女性の服選びは、普段着と特別なコーディネートの「2つの制服化」がコツ。
そもそもヒートテックは、「汗を吸って発熱する」素材です。外を出歩いたり家事で忙しく動いてこそ、真の威力を発揮する服なんだと思います。
その点私は、1日のうち10時間はテーブルの前に座りっぱなしの人間です。ほとんど汗をかきようがないこの環境下では、ヒートテックを発熱させることは難しい気がします。
普通のパジャマより暖かく眠れる
しかしそんなインドア派の私でも、結構な量の汗をかくタイミングがあります。それは、寝ているときです。
今の時期は羽毛布団で寝ていますが、翌朝汗で服が湿っているときがあります。これだけの汗量ならば、ヒートテックの機能を活かすことができるのではないでしょうか。
ヒートテックコーデで冬を越すチャレンジでは、寝るときもヒートテックを着るルールを科しています⇒全身ユニクロのヒートテックコーデ、インナーとレギンスだけで冬を耐えられるか?
「専用の寝間着でないと、寝心地が悪くはなかろうか?」と心配でしたが、そこはユニクロ。全く問題なく眠れました。むしろ、普通のパジャマより動きやすかったかもしれません。
そして何より、ヒートテックを着て寝ると身体が実にホカホカ。「汗をかく→発熱→また汗をかく」のサイクルが、見事に働いたのを実感しました。
朝布団から出るときも、ヒートテックを着ているので寒さをカバー。パジャマのときより、朝方の冷えが辛くなくなりました。
レギンスや靴下に毛が付きやすい
1日中ヒートテックを着ていると、レギンスや靴下に毛が付きやすいです。特に私の場合、日中は電気毛布にくるまっているので繊維がくっつきます。
パット見はまだマシですが、近くで見るとヤバいです↓
私のレギンスは焦げ茶なので、繊維が余計に目立ちます。1日着たきりで過ごすには、これは少々厄介。ベーシックな色しかないヒートテックレギンスの弱点と言えるかもしれません。
(ユニクロも、昼夜レギンスを履き続ける人間を想定して作っていないとは思いますが)
家にいるときは良いですが、外を出歩くときは少々見栄えが悪いです。ガムテープを使うと早く生地が傷みそうなので、素手で地道に取っています。インナー2着だけで冬を越す以上、優しく扱わねばなりません。
着心地や動きやすさに関しては、快適そのもの。今さらながら、ヒートテックがなぜこれほど人気なのかを実感しています。これで値段は5,000円程度、ユニクロは本当に恐るべきファッションチェーンです。
ただ「これ1枚で冬もホカホカ!」を期待してた私にとって、防寒の点では物足りなさを感じます。あくまでも、普段の服の下に着るためのアイテムなのだと改めて知りました。
(しかし私は、ヒートテックコーデで冬を越すことを諦めません)