【情報の断捨離術】スケジュール帳が続かないズボラでも出来る、超簡単な予定管理の方法
スケジュール帳が続かない人でも簡単にできる、予定管理術を紹介する。
私もこれまで散々、スケジュール帳を使おうとして続かなかった人間の1人だ。今もまともな予定帳は持っていないが、何とか日々の予定を慌てることなく片付けられている。ハイテクツールなど無くとも、毎日の予定は管理できるのだ。
まずは「書き出す」
スケジュール整理で大事なのは、とにかく「書き出す」ことだ。頭の中にある情報を外に出すことで、初めて整理・管理ができるようになる。これは物の断捨離と同じ流れだ。
予定を書くものは何でも良いが、私はシンプルなメモ帳を使っている。スマホを取り出してポチポチ予定を入力するより、紙に殴り書きする方が手っ取り早く簡単だ。
これは感覚の問題だが、紙に書く方がスマホ画面に打ち込むよりも「頭の中のゴチャゴチャを外に出している!」という気分になる。手を動かすことで脳が刺激され、より情報が整理されているんじゃなかろうか。
予定はジャンル分けしない
スマホアプリなんかだと、予定のジャンルごとに色分けできたりもする。マメな人にはいいのかもしれないが、ズボラな私にジャンル分けは無理だった。
「これは何のジャンルだ?」と考える手間すら面倒くさいので、仕事の予定・日々の雑用・欲しいものなど、頭の中に溜まったものは何でもメモ帳に書き出す。
「それじゃ情報整理にならないじゃないか」とも思われそうだが、書き出して目に見えるようにするだけでも整理はされている。書き出したものをバッと眺め、優先度の高そうなもの・早く片付きそうなものから取りかかればいい。
書き出しは気が付いたときのみ
予定を書き出すタイミングは決めておらず、「頭の中に色々溜まってきたなあ」と感じたとき一気に済ませている。私は朝の空いた時間に書きつけることが多い。
毎日開いて確認するのが本来のスケジュール帳の使い方なんだろうが、マメにチェックするほど予定が詰まっているワケでもない。むしろ「毎日やろう」と思うほどプレッシャーになるので、気楽に構えた方が続きやすい。
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済んだ用事は「消す」
地味に無視できないのが、済んだ用事を「消す」作業だ。終わった作業に線を引き消すことで初めて、頭の中のスペースが空くのだ。目で見たときも、終わった用事は「終わった」と分かる方が混乱しない。
スマホアプリではそのまま「削除」という形になったり、「済んだ用事」リストに入れられたりするんだろう。しかし終わった用事と終わってない用事が並んでいた方が、作業の進み具合が分かりやすいように思う。
デジタル上の管理術
メールでやること管理
ネット関連の用事は、Gメールで管理することが多い。だが管理というほど大げさなものじゃなく、「用事が済んでないメールは取っておく」「用事が済んだメールは削除する」というだけだ。
私の場合だと、こんなメールで予定管理している↓
・サーバーの更新メール
・ウィルスソフトの更新メール
・原稿執筆依頼のメール
メールを残しておけばPC・スマホの両方から見られるので、そのままネットで用事を済ませやすい。メモに書き付けるより、そちらの方が簡単だった。
欲しいものリストで節約?
「これが欲しい」と思ったものは、とりあえず欲しいものリストに入れておく。書くだけで半分以上は満足してしまうので、余計なことにお金を使わずに済むのだ。
そのときは「欲しい!」と思ったものでも、時間を空けてみると「なんでこんなものが欲しかったんだ?」と思うことは多い。「鉄は熱いうちに打て」というが、買いたい気持ちも「買いたい!」と思った瞬間が一番熱いんだろう。
本当にほしいものはいくら時間が経っても欲しいので、「結局何も買わずに終わる」ということもない。欲しいものリストの真価は、いるものといらないものを仕分けする事にある。
放ったらかしに注意!
デジタルに置かれたものは形が無いせいか、放ったらかしにされる率がアナログよりも高い。すぐ済ませるつもりで取っておいたメールが、気がついたら数ヶ月も前のものになっていたという事がよくある。
欲しいものリストでも、「こんなものリストに入れたっけ?」というものがたまに出てくる。収納の奥に入れっぱなしで、そのまま忘れ去られた荷物と同じだ。
数ヶ月単位で放ったらかしにされたものは、その後も手を付ける可能性は低い。素直に消す方が後腐れがないものだ。
スケジュール帳を使いこなす姿はカッコ良くて憧れる。が、いくら真似しようとしても無理な人間には無理なのだ。不格好でも、自分がやりやすいように管理した方が役に立つ。
スケジュール帳が続かない人は、自分の手元にあって使いやすいものを使えばいいんじゃないだろうか。