自炊はするが料理じゃない。ズボラな一人暮らし女の超手抜き貧乏飯。
料理を毎日作るというのは、実に面倒くさい。いかに自炊で楽をするかというのは、一人暮らしカレジョの重要な課題だ。
さらに今は冷蔵庫も無いしお金も無いしで、そもそも手の込んだものが作れない。そうして色々と省き過ぎた末に辿り着いた、私の超手抜き貧乏飯を紹介したい。
最近は手を抜きすぎて、もはや「料理(?)」という域に達している。そんなグレーゾーンの食生活をどうぞご覧ください。
手順は「煮込む」。それだけ
私の一日の食生活は、朝と夜の二食が基本だ。昼ごはんは面倒なので、おやつなどでしのぐことが多い。
二食のうちのメインの夕飯では、こんなものをいつも食べている↓
ただ食材を放り込んで、適当に煮込んだだけの食事。強いて言うなら「雑炊的なもの」と呼べるかもしれない。
普通のご飯ではなく雑炊なのは、その方が適当に米を煮込めるからだ。とにかく多めに水を入れておけば、まず失敗は無い。ついでに米のかさ増し効果で、食費の節約にもなる。5kgの米なら、2ヶ月は余裕だ。
具材は常温で保存が出来る、高野豆腐とたまごがメイン。安いしタンパク質は豊富だしで、ズボラと貧乏を併せ持つ人間には実にありがたい。
しかし豆腐とたまごだけだと、野菜が足りない。そういうときは、具材をプラス1品をする↓
基本は、一袋20円のもやしだ。たまに奮発して、70円の大豆もやしを食べるときもある。
もやしは安いだけでなく、栄養価も豊富。私の中では「もやし食っときゃ大丈夫よ」的な、もやしに対する良く分からない信頼感がある。
実家からもらってきたインスタント味噌汁があれば、それも頂く。やはり汁ものがあると、食卓が華やぐ。
毎日が雑炊
私の中のレシピ(?)は、今は雑炊のみ。晴れの日も雨の日も、毎日が雑炊だ。あまりに雑炊ばかりなので、たまに他の料理を食べるとものすごい感動できる。
しかし雑炊が便利なのは、簡単に具材が変えられるところ。たまに気が向くと、もやし以外の野菜を使うことがある↓
こちらはプチトマトをプラスした雑炊。洋風になって美味い。
さらに手間がかかるが、ピーマンやパプリカなども夏らしい↓
野菜はその日の見切り品を買ってくるので、何が入るかは全く予想が付かない。ちょっとしたトレジャーハンティング気分も味わえる。
たまに奮発して、ご馳走をたべるときもある。そういうときの具材はこちら↓
安いむね肉を買ってきて、丸ごと煮込む。見た目はアレだが、やはり肉が入ると豪華になる。肉も美味いが、私はむしろ鶏皮の方が楽しみだ。
コロッケなど、安売りの惣菜が入るときもある↓
しかし食材がどんなに変わっても、出来上がるものは雑炊だ。今日も明日も、私は雑炊を食べ続けるだろう。
朝は毎日オートミール
夜が雑炊なら、朝は何を食べているのか。今は、毎日がオートミールだ↓
朝は仕事もあるので、パパっと済ませたい。オートミールはお湯を注ぐだけで食べられるので、寝坊した朝でも心強い。
一時期は、貧血対策にかぼちゃの種も入れていたこともある。かぼちゃの種の効果はこちら⇒20年以上の頑固な便秘も即行で解消。私を救った意外な食べ物とは?
普通のシリアルではなくオートミールにしたのは、値段と栄養バランスを考えた結果だ。シリアルも美味しいが、砂糖などが使われているので食べ過ぎは良くない気がする。さらに値段も、素のオートミールが一番安かった。
ときにはインスタント食品にも頼る
たまに実家に帰ったとき、ラーメンなどをもらうことがある。自分では絶対に買わないが、もらったものはありがたく食べる。
しかしラーメンだけでは、やはり栄養バランスが悪い。そんなときも、野菜が役に立つ↓
このときは、ほうれん草を一袋入れた。冷蔵庫がないので、一気に食べなきゃいけないのがちょっと難だ。
取りあえずもやしなり緑黄色野菜なりを入れれば、栄養は取れる。食生活が心配な人は、とにかく野菜を料理の中にたくさん入れれば安心じゃなかろうか。
飲み物は水道水
ちなみに普段飲んでいるものは、水道水だ。むしろ冷蔵庫を持たぬ身では、水道水以外でまともに飲めるものは少ない。
日本は蛇口をひねれば飲める水が出てくるから、実にありがたい。これが海外だったら、おそらく食費よりも水代の方が高く付いていたんじゃなかろうか。
こんなものも食べました
毎日同じようなものを食べつつも、羽目を外すときは思い切り外す。GWには、限定のメロンパンなぞを頂いた↓
こちらは、メロンパンフェスティバルで買ったメロンパンだ。普段は食べられない、貴重なメロンパンを堪能できました。
メロンパンの祭典に行った話はこちら⇒メロンパンの美味しい店が集結。メロンパンフェスティバルの参加レビュー。
さらに、ブロガー同士の集まりではこんなものを食べた↓
フルーツを食べたのは、数カ月ぶりのことだ。普段は高いから手が出せない。
小洒落た店であんみつを楽しむなぞ、私の生活では絶対に起こらない。そもそも、フルーツパーラー自体に滅多に行かない。
普段が質素な雑炊だから、ときにはこういう食事も良いだろうと思っている。贅沢は、たまにやるからこそ楽しいんだと思う。
食事に対するこだわりを無くしたら、一気に質素になった。楽な自炊方法を覚えてしまった今、普通に食事を作る生活に戻るのはほぼ不可能な気がする。
しかしそんな超手抜き飯でも、元気に暮らすことはできる。毎日違うものを作るのが面倒な人には、煮込むだけの雑炊、本当におすすめですよ。