シロッコファンの掃除を簡単にするコツ。頑固な油汚れもきれいに落とす必殺技とは。
先日シロッコファンの掃除に挑んだものの、頑固な油汚れに歯が立たず。今回はその雪辱を果たすべく、対油汚れの必殺技を使うことにしました。
いくら落とそうとしても落としきれないシロッコファンの汚れは、どこまできれいにできるのでしょうか?
油汚れを落とす最終兵器
先日のシロッコファン掃除の様子はこちらから。油汚れを侮ってました⇒大掃除でレンジフードの油汚れに悪戦苦闘、シロッコファンとの激闘の記録。
ちなみにレンジフードのカバーは、普通に浸け置きでキレイになりました⇒大掃除で厄介なレンジフードの油汚れ。困ったときはセスキに浸け置きでスッキリ解決。
一度目の掃除では半分くらいしか汚れが落ちず、これだけのこびりつきが残ったままに……↓
生半可な方法では、この油汚れは落ちない。そう考えるに至り、こちらも新たなお掃除兵器を使うことに↓
ネット通販で買った、どこにでもある寸胴鍋です。これでシロッコファンを煮るのが、今回のミッションです。
煮洗いは一度、雑巾を洗うときに試しました。どんなに薄汚れたふきんでも、きれいサッパリする強力な技です⇒汚れた雑巾も、重曹やセスキ炭酸ソーダと煮洗いしてきれいサッパリ。
寸胴鍋の直径は23cmで、対するシロッコファンは21cm。ちょうどぴったり入りました↓
まさか鍋も、一番最初に煮るものが台所の換気扇とは思いもよらなかったでしょう。我が家へやって来たのが運の尽きです。
「ファンが鍋に入らない」という阿呆な事態は絶対避けたいので、買う前にしっかり定規で計りました。商品説明は大体、外寸の方が大きく載っているので注意です。
30cmのものを買おうか迷いましたが、独身には大きすぎます。今後使うことも考えると、小さい鍋の方が良いです。
セスキを入れてグツグツ煮る
これでようやく、シロッコファン掃除の準備が整いました。早速、水とセスキを投入してグツグツと煮立ててやります↓
この時点でも結構濁っていますが、しばらく煮るとこれだけの汚れが↓
水にただ浸け置きしただけのときとは、明らかに違う手応え。熱湯&セスキは、最強のお掃除タッグだと思います。
そして煮洗いの後、ひと晩つけ置きしたものがこちらです↓
もはや、寸胴鍋が何を煮ていたのかも分かりかねます。果たして、ファンのこびりつきはどうなったんでしょうか↓
全体はこんな感じ↓
以前は「絶対に屈指はせん」という頑迷さを感じましたが、熱湯を経て「話せば分かる」という程度まで軟化した模様。社員を力でねじ伏せる、ブラック企業の社長になったような気分です。
ちなみに鍋の底には、これだけのヘドロが↓
これならば、非力な私でも何とかなりそうです。ここからさらに、汚れを一掃していきます。
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羽の掃除に便利な掃除グッズ
しかしファンのすき間は細くて、とても拭きにくはないでしょうか。そんなときは、この掃除グッズが活躍します↓
かのお掃除女王、松居一代さんが考案した「マツイ棒」。割り箸にウエス(端切れ)を巻きつけ、輪ゴムで縛ればできあがりです。
ウエスは、細かい拭き掃除に便利。窓のサッシ掃除におすすめです⇒汚れがひどい窓枠のサッシ掃除も、いらなくなった「あれ」で簡単きれいに。
マツイ棒を使えば、ファンのすき間も楽々磨けます。羽を1枚1枚ていねいに、かつ早く拭けてとても効率的。これはものぐさな人間でも、一手間かけて作る価値は十二分にあります。
頑固な汚れもここまで落ちる
煮洗いとマツイ棒による磨きを経て、シロッコファンの汚れはここまで落ちました↓
目立ったこびりつきは見事に一掃。流石にプロの業者なみの「隅々までピッカピカ」というワケにはいきませんが、素人的にはこれでOKです。
後はファンを元通りにして、カバーを付ければ掃除は完了↓
こころなしか、換気扇の周り具合が良くなったような気がします。これで、年末の換気も心配ありません。
一番の難関だったシロッコファン掃除が何とかなって、一安心です。なかなか落ちない油汚れに困ったら、取りあえず煮るのが一番早いです。
この調子で、残りの掃除もパパっと片付けていきます。