なぜお金を貯めるのか?貯金する理由の見つけ方。
当たり前のように節約節約と言いますが、なぜ私たちはそんなにお金を貯めたいんでしょうか。そもそもの、貯金する理由を考えてみることにします。
理由のない節約は、ゴールのないマラソンと同じ。終わらない節約は、神経をすり減らすもとです。
私もとにかくお金をセーブする人間ですが、ガマンガマンだと心が尖ってきます。そんなに尖ってまで一体何が欲しいのか、虚しさも覚えます。
そんな哀しいことにならないためにも、お金を貯める理由はしっかり考えておいた方が良いです。私ならば、以下のようなところから重点的に考えます。
1.老後にいくら必要?
やはり真っ先に浮かぶのは、年をとってからのこと。子なし・独身のおひとりさまは、将来=老後です。
どんどん長寿化が進み、今の平均寿命は90歳近く。私たちが老人になる頃には、100歳にまで伸びているかもしれません。65歳からが老後としても、そこから35年も生きなきゃいけないワケです。
今の私の生活費が、大体10万円前後。老後も同じような生活を送るとなると、
10万×12ヶ月×35年=4,200万円
が必要になります。質素な生活を送るのに、4,000万円以上の大金がいるというのが実に恐ろしいです。
今から老後に向けて4,200万円を貯めるとなると、1年で100万円以上を貯めないといけません。月収が10万円にも満たない私からすると、エベレストの登山並みに気の遠い話です。
やはりここはブログを大きくして、ドーンと稼がにゃいかんなと思います。65歳までブログを続けたら、果たしてどれだけの収入が入ってくるんでしょうか。ブログ歴30年超の収入は想像もつきません。
将来の皮算用の前に今の日銭のことも考えないといけないのですが、売れたときのことをアレコレ考えていた方が楽しいです。
2.趣味のお金も欠かせない
さらに4,000万円は、最低限の生活費。趣味に使うとなると、もっとお金がかかります。
今の時点で、オタクグッズには1年で10万ほど使っています。さらに映画へ行ったりグルメイベントに行ったりと考えると、15万あれば理想。
これから毎年15万を遊びに使うとすると、
15万×約70年=1,050万円
大体、1,000万円あれば人生楽しく過ごせそうです。
趣味にはそれなりにお金を使ってるなと思ってましたが、一生となるとかなりの大金がかかります。
しかし100歳の私など、全く想像もつかず。その頃になっても、元気にゲームだ漫画だと言ってたらアッパレだなと思います。
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3.老後までにやりたいことを考える
最近はオタク趣味以外にも、色々なことにチャレンジしたいと考えるようになりました。今から老後までに、気になることにもお金を使いたいです。
今のところ私が挑戦したいことは、
・富士山に登る
・ゲームの専門学校に通う
・船で世界一周旅行に行く
の3つ。お金は全くありませんが、夢はどこまでも膨む一方です。
富士山は余裕を持って5万、専門学校は夜間の2年コースで90万円。船で世界一周クルーズは500万円ほどかかります。私の3つの野望には、600万円あれば足ります。
「足ります」などと偉そうに言ってますが、今の貯金は目標金額の1/20くらいしかありません。年収を5倍以上にしないと、600万円を貯めるのは大変そうです。
4.借金
節約をするのは、楽しい貯金のためばかりじゃありません。私には、奨学金と年金というダブルの借金が控えています。年金の滞納分が100万円で、奨学金が150万円。しめて250万円です。
使いたいお金のことを考えるのは楽しいのに、借金のことを考えると途端に重苦しい気分になってきます。しかも今は生活が苦しくて、奨学金も年金も払えていません。
年金はしっかり払いたいですが、奨学金はなかなか払う気が起きません。世の中は給付型の奨学金が始まったことだし、既に卒業した人間の奨学金も免除にならないもんかなと思います。
具体的に必要なお金を知ると、こんなに貯めなければいかんのかと気が遠くなります。早く山ほどお金を貯められる身分になりたいものです。
しかしお金をどんなことに使うのかを考えると、目標もハッキリして楽しくもあります。あくせく節約する前に、お金の使い道を考えることは大事です。