お金をかけないクリスマスの過ごし方&節約できるプレゼントの選び方
もうすぐクリスマスだ。楽しい反面、お金がかかる悩ましいイベントでもある。少しでもお金をかけないで、クリスマスを楽しく過ごす方法や考え方を紹介したい。
なかには、クリスマスプレゼントで悩む人もいるかもしれない。なるべく、手間とお金をかけない節約プレゼントについても考えてみる。今年のクリスマス、お財布が苦しい人はチェックしてみてほしい↓
クリスマスはお金をつかうイベントではない
そもそもクリスマスは、本来はお金を使うためのイベントじゃない。確かに年末に向けてセールは増えるが、ほしいものが無いなら別に買う必要もないんじゃないのか。
大体クリスマスに限らず、今の日本では毎月どこかでセールをやっている。別にクリスマスセールを逃したからといって、焦ることもない。
ちなみに11月は、こんな大セールがあった⇒ブラックフライデーが日本でも近いので、逆に無駄遣いしない対策を考えてみるよ。
自分へのごほうび=無駄遣い
なかには自分へのごほうびと称して、思い切った買いものやイベントを計画している人もいるんじゃなかろうか。しかし自分へのごほうびとは、ほぼ無駄遣いの言いわけだ。
本当にクリスマスまでの一年間、走りに走り抜けてきたならごほうびもありかもしれない。が、自分へのごほうびという人は、クリスマスに限らず色んなところでごほうびを自分にあげていないか。
無駄遣いと思いつつお金を使ってしまったとき、人は罪悪感を打ち消すためにごほうびといってごまかそうとする。そんなことを繰り返すうち、無駄遣いの習慣が染みついて取れなくなってしまうのだ。
もしクリスマスのごほうびが習慣になっている人は、去年やおととしに何を買ったのか思い出してみてほしい。そして買ってきた数々のものが、今でも活躍しているのかを考えてみてほしい。
大して使わないものばかり買ってきた人は、ものではなくお金を使うこと自体が目的となっているのかもしれない。本当に自分がほしいのは目の前の服やアクセサリーなのかどうか、今一度考えたいところだ。
普段質素にすれば、普通のことでも特別に!
クリスマスにお金がかかるのは、特別のレベルを上げようと頑張るせいじゃなかろうか。ならば普段の生活レベルを下げれば、その分特別のレベルもほどほどの高さで済むはずだ。
普段が質素だと、ちょっとしたことでも感動できる。私は毎日シャワーぐらしだが、たまに実家に帰ったときお風呂に入ると「バスタブってありがたい」と心底思う。貧乏暮らしが長いと、普通の暮らしも輝いて見えるものだ。
クリスマスにお金がかかるのが悩みなら、やはり普段からお金をかけない暮らしにシフトするのがいいんじゃないかと思う。ついでに貯金もできるし、一石二鳥だ。
暮らしを質素にするといっても、貧乏になれと言うワケじゃない。今の暮らしを、少しサイズダウンするだけで十分だ。
例えば普段やっている、こんなことの回数を減らすのはどうだろうか↓
・宅配ピザを頼む回数を減らす
・外食の回数を減らす
・服を買うひんどを減らす
・タクシー→電車に、電車→自転車や歩きに変えてみる
削れるところなど無いと思っても、案外に細かいところでお金は出ているものだ。
思い当たることがあったら、まずは使った内容と金額をメモしてみるといい。一回で2,000円以上使ったらメモに残すなど、使った金額でしぼるのもありだ。
1~2ヶ月もすれば、どういうところが削れそうかデータが溜まってくる。使った金額の半分でも1/3でも、支出を減らす方向で暮らしを変えられれば成功だ。
支出が減ったらイベント貯金に回す
支出が減れば、当たり前ながらお金が余る。その一部をイベント貯金にして、来たるクリスマスに備えるのもいい。
普段の生活費から大金を出すのは心苦しいものだが、イベント用の貯金と割り切ってしまえばなんの迷いもなく使える。コツコツ貯金して思い切り使うのが、理想の自分へのごほうびなんじゃなかろうか。
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お金をかけなくても楽しむ方法はある
お金をかけようと思えばかけられるが、かけないと決めれば安く済むのがイベントというものじゃなかろうか。期間限定のもよおしが多いクリスマス、ものを買うだけが過ごし方じゃないはずだ。
イルミネーションがキレイ
クリスマスシーズンは、いたるところでイルミネーションが飾られる。私は年末が近くなると妙にワクワクしてくるが、それはイルミネーションが楽しめることも理由の一つだと思う。
なにせイルミネーションは、どれだけ眺めてもタダなのだ。街中を適当に歩くだけでクリスマス気分が味わえるなら、思い切り利用しない手はない。
一人でイルミネーションを見るなんて寂しいという声もありそうだが、逆になんで一人だとクリスマスを楽しめないんだろうか。周りがカップルだろうが家族連れだろうが、自分も自分でマイペースに眺めればいいと思う。
普段忙しくても、通勤・通学の帰りに眺めるチャンスはある。特にバスに乗っていると、なかなか行かない場所のイルミネーションもついでに見られてちょっと得した気分だ。
イルミネーションに限らず、店の中などのディスプレイもクリスマス仕様になると賑やかだ。買い物ついでにお菓子コーナーの長ぐつを眺めるのも、それはそれで楽しい。
クリスマスソングで気分にひたる
もう1つタダで楽しめるというと、巷のクリスマスソングだろうか。今の時期デパートなどにいくと、マライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」がこれでもかというくらい聞こえてくる。
ただ個人的には、リア充寄りの歌より振られた系の歌の方がジーンとくる。私が好きなクリスマスソングはこちら⇒負け犬30代女がこの時期発作的に聴きたくなる、定番のクリスマス・ソング4選。
今はスマホがあれば、動画で音楽が聴き放題のいい時代だ。通勤のついでに聞いたりすると、ちょっと特別な気分になれるかもしれない。
なんでも手作りで済ませる
クリスマスは、ハンドメイドの情報が増えるシーズンでもある。なんでも買って済ませるより、自分で作った方が安上がりだ。
例えばこんなものも、今年は手作りに挑戦してみるのはどうか↓
・ケーキ
・飾りつけ
・キャンドル
・ごちそう(ローストビーフなど)
「○◯ 簡単」などで調べると、手間なくできるのにおしゃれなハンドメイドや料理のレシピが色々出てくる。自分で作るその道のりも、クリスマスを楽しむことにつながってくる。
プレゼントはどうする?
クリスマスは誰かに、プレゼントをあげる予定などはあるだろうか。プレゼント選びは楽しい半面、予算の都合など頭も痛い。
もちろんプレゼントをあげるのは悪いことじゃないが、苦労が多いならやり方を変えるのもありだ。楽しいイベントで悩みが増えるのも楽しくない。
いっそメッセージカードで済ませる
友だちやちょっとした知り合いなら、メッセージカードで済ませてもいいんじゃなかろうか。お金もかからず、自分の思いをダイレクトに伝えられるいい手段だ。
今だったらちょっと大きい雑貨屋や本屋に行けば、クリスマスカードがたくさんあるはずだ。最近は500円以内でもおしゃれなものが多く、見ているだけで楽しい。
気に入ったものを買うのもいいが、張り切って手作りカードというのもでいいかもしれない。文房具屋でペンやシールなどの材料を買ってきて、ハガキをデコレーションするのも面白いものだ。
クリスマスに限らず、お歳暮などものを贈りあう行事は多い。毎年お金を使うのが大変ならば、「あいさつだけで済ませませんか?」と提案するのはどうか。
なかには納得しない人もいると思うが、贈りものを用意するのが大変なのはお互いさまのはずだ。相手に負担をかけるのも申し訳ないという部分を強調すれば、強く断ってくる人もいないんじゃないのか。
予算も安心で使いやすいプレゼントを
とはいえ、完全にタダというのが難しいときもある。お金がかかるのはしょうがないとして、こちらも相手も精神的に楽なプレゼントを選びたいところだ↓
・全国共通ギフトカードなどの金券系
・カタログギフト系
金券やカタログギフトがいいのは、予算の幅が広くてお財布に優しいところだ。また、相手が自由にほしいものを選べるのも便利だ。
ギフトカードを贈るのは失礼だという意見もあるが、実際にもらったら嬉しくはないだろうか。変なものを贈って困らせるよりずっとマシだと思う。
サプライズを止める
クリスマスプレゼントにお金がかかるのは、サプライズのルールがあるせいかもしれない。相手を少しでも喜ばせようと張り切ったりリサーチしたりで、時間と手間がかかりがちだ。
サプライズも楽しいのかもしれないが、相手が欲しくないものを選ぶ危険も大きい。親しい間がらなら、事前に示し合わせた方が楽なんじゃなかろうか。
新鮮味はたしかになくなるが、相手が確実にほしいものをあげられる。予算もこれくらいと正直にいえば、苦しい思いをせずに済む。
ここから「欲しいものは自分で買った方がいいや」となれば、プレゼントそのものが無くせる。クリスマス当日は街中を散歩したり、ちょっとしたケーキを用意するだけで済むようになるかもしれない。
クリスマスの出費で、毎年反省する人も多いだろう。今年は趣向を変えて、お金をかけない方向で考えてみるのはどうか。節約しながらでも、十分楽しめるのがクリスマスだ。
形式よりも実をとれば、なくせる苦労は多い。クリスマスを楽しむのに、決まった形はない。